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リヨン 〜 水島で40年愛される老舗レストラン。2ヶ月かけてつくるこだわりのドミグラスソースが自慢

リヨン 〜 水島で40年愛される老舗レストラン。2ヶ月かけてつくるこだわりのドミグラスソースが自慢

食べとこ / 2020.08.08

レストランと聞くと、どんな雰囲気の店をイメージしますか?

著名人や食通が行くような高級レストラン。
または、家族で気軽に行くファミリー・レストランでしょうか。

私はやっぱり、古き良き昭和の時代を思い起こさせる、昔ながらの”街のレストラン”が好きです。

倉敷市南部の水島地区には、40年にわたって地域住民に愛され続けている老舗のレストランがあります。

それが「リヨン」です。

昭和のレストランを思い起こさせる趣の建物で、ベテランシェフの清水さんが腕をふるう自慢の西洋料理が楽しめます。

なかでも注目なのが、ドミグラスソースをはじめとする自家製ソースです。

西洋料理の道50年の清水さんがつくる、自慢のソースを生かした料理はどれも絶品!

家族や友達、気心知れた仲間たちと美味しい料理を食べたいときに使ってみたい、老舗レストラン・リヨンを紹介します。

記載されている内容は、2020年8月記事掲載時の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。

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リヨンのデータ

リヨン:外観
名前リヨン
住所岡山県倉敷市神田二丁目6-13
電話番号086-445-1513
駐車場あり
営業時間午前11時30分〜午後2時30分、午後5時30分〜午後8時
定休日
金の午後
支払い方法
  • 現金
予約の可否
電話にて受付
座席全22席
・カウンター:4脚
・4人がけテーブル席:2卓
・2人がけテーブル席:5卓
タバコ
トイレ
子育て・ベビーカーでの入店可能
・子供用食器あり
・子供用椅子なし
バリアフリー・車椅子での入店可能(入口に段差あり)
・トイレは車椅子非対応

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リヨンは水島で40年以上続く老舗レストラン

リヨン:外観

リヨンは倉敷市南部の水島地区にあるレストランです。

1980年(昭和55年)にオープンし、40年続く老舗。(2020年7月現在)

外観も老舗の風格があり、昔懐かしの昭和のレストランといったたたずまい。

リヨン:外観

緑色の屋根も印象的です。

店内も昭和のレストランを思わせるノスタルジックな雰囲気。

リヨン:店内のようす

テーブル席も多く、ゆっくりとくつろげそうな空間です。

リヨン:店内のようす

厨房の前には、カウンター席もありました。

リヨン:店内のようす

店内には、レトロなオルガンが飾られていて、より懐かしい雰囲気を演出しています。

リヨン:店内のようす

古時計は、オーナーシェフの清水 詩郎(しみず しろう)さんの自宅にあったものだそう。

リヨン:店内のようす

昔店内で使われていたピンク色の公衆電話は、今はインテリアとして飾られています。

リヨン:店内のようす

店内にはワインもならんでいました。

リヨン:店内のようす

リヨンの店内は、昔懐かしの昭和の雰囲気を残した西洋レストランの趣があると感じます。

フランス料理をメインにした西洋料理や洋食を提供

2020年(令和2年)7月時点のもの。価格は消費税込

リヨンは西洋料理の店です。

フランス料理(フレンチ)をメインに、さまざまな西洋料理の要素を取り入れた料理を提供しています。

リヨンの清水シェフ

コンセプトは「昭和のフレンチ」です!

さらに、カツレツやクリームコロッケ、カレーライスなど、おなじみの日本の洋食も提供しています。

▼ランチタイム限定のランチメニューは3種類。

リヨン:メニュー

▼人気メニューのセットもあります。

リヨン:メニュー

▼オードブル、魚介料理もたくさん。

リヨン:メニュー

▼牛肉料理や若鶏料理、ピラフも。

リヨン:メニュー

▼コース料理もありました。

リヨン:メニュー

▼ディナーコースもあります。

リヨン:メニュー

ちなみに、ディナーという名前ですが昼に注文もできます。

▼ワインを中心にドリンク類も充実。

リヨン:メニュー

▼メニュー表以外に、店内の壁にもメニューがあります。

リヨン:メニュー

壁掛メニューは、ときどき内容を変えているそうです。

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リヨンの料理を紹介

リヨンで実際に注文した料理を紹介します。

2020年(令和2年)7月時点のもの。価格は消費税込

「ステーキセット」はドミグラスソースが決め手

リヨン:ステーキセット

肉料理といえば、やっぱりステーキではないでしょうか。

ステーキセット」(税込 1,800円)には、ステーキのほかにスープ、サラダ、ライスまたはパンが付き、食後にコーヒーが出ます。

リヨン:ステーキセット

食後のコーヒーは、シャーベットに変更可能です。

▼スープ

リヨン:ステーキセット

取材時は、コーンスープでした。

リヨン:ステーキセット

▼サラダ

リヨン:ステーキセット

サラダは、日替わりでおおむね三種が盛り付けられます。

▼メインのステーキ

リヨン:ステーキセット

メインのステーキの皿には、肉のほかにダイコン、ニンジン、インゲンマメのゆで野菜、フレンチフライ添えられていました。

▼肉には、濃い褐色のドミグラスソースが、タップリとかかっています。

リヨン:ステーキセット
リヨンの清水シェフ

決め手は自家製ドミグラスソースですよ!

肉をフォークで刺し、ナイフを入れるとスッと切れました。

そして、フォークで刺した肉を食べると、肉の赤身から牛肉のうまみがしっかりと染み出てきます。

リヨン:ステーキセット

さらにそこへドミグラスソースの味わいが絡んできます。

ドミグラスソースといえば、甘みのあるトロッとした舌触りのイメージがありますが、リヨンのドミグラスソースは少し違った印象を持ちました。

リヨンのドミグラスソースは濃厚で奥深さがあり、まろやかな味です。

甘さがありながら苦みや酸味もあって、コクのあるなんといえないおいしさ。
ソースだけ食してもおいしいほどです。

リヨンのドミグラスソースのおいしさの秘訣は、後半のインタビューで紹介します。

私は、レストランでライスかパンか選ぶとき、圧倒的にライスを頼むことが多いのですが、取材のときはパンを頼んでみました。

リヨン:ステーキセット

パンは2種類です。

食後のコーヒーをシャーベットに変えてみました。

リヨン:ステーキセット

シャーベットの横には、ミニガトーショコラとイチゴに生クリームが添えられています。

ひんやりし、ちょっととろけるような舌触りです。

リヨン:ステーキセット

中にはフルーツが入っていて、酸味のある風味がアクセントになります。

ビーフカツレツのセット」はサクサクの衣とドミグラスソースが絡み合う

リヨン:ビーフカツレツセット

ビーフカツレツセット」(税込 1,800円)もステーキと同じくスープ、サラダ、ライスまたはパンが付き、食後にコーヒーが出ます。

メインのビーフカツレツの皿には、大きめのビーフカツレツが2切れ盛り付けられています。
ちょっとお得な気分です。

リヨン:ビーフカツレツセット

衣の上からタップリとドミグラスソースがかかっています。

リヨンの清水シェフ

ステーキと同じ自家製ドミグラスソースです!

リヨン:ビーフカツレツセット

カツレツの衣はとてもサクサクで香ばしいです。
そこに、ドミグラスソースの深い味わいが絡み合います。

リヨン:ビーフカツレツセット

また牛肉のうまみもしっかりと味わえ、ドミグラスソースと衣と肉による味の三段活用のような楽しみがありました。

リヨン:ビーフカツレツセット

ビーフカツレツセットでは、ライスを注文してみました。

リヨン:ビーフカツレツセット

「サービスランチ」は日替わりの料理が楽しめる

リヨン:サービスランチ

サービスランチ」(税込 1,300円)も人気があります。

リヨンの清水シェフ

サービスランチは、昼だけしか頼めないお得なメニューです!

メイン料理は日替わりで登場し、スープ、ライスまたはパン、食後にコーヒーが付きます。

取材時のサービスランチのメイン料理は、ピカタ・カツレツ・野菜を三段重ねにしたもの。

▼こちらは上にズッキーニが載っています。

リヨン:サービスランチ

▼これは、ナスのフライ。

リヨン:サービスランチ

▼カボチャ(ナンキン)の素揚げが載っています。

リヨン:サービスランチ

▼まるで芸術作品のような、見た目も彩りも美しい盛り付けです。

リヨン:サービスランチ

「デザートプレート」は人気の自家製デザート三種を一度に楽しめるのが魅力

リヨン:デザートプレート

デザートプレート」(税込 300円)は、人気のデザート三種類をセットにしたお得なデザートです。

デザートプレートに付くのは、以下の3つ。

  • シャーベット
  • ガトーショコラ
  • 昭和のプリン
リヨンの清水シェフ

どのデザートもリヨンの自家製です。

シャーベットは、ステーキセットで紹介したシャーベットと同じでした。

リヨン:デザートプレート

ガトーショコラは、甘くありながら適度な苦味もあり、スッキリとした後味です。

リヨン:デザートプレート

シットリとしていてなめらかな舌触りでした。

昭和のプリンは、名前が気になります。

リヨン:デザートプレート

最近よく見かけるとろけるような舌触りのなめらかなプリンとは違う、昔懐かしの手作り感のあるプリンです。

リヨン:デザートプレート

しっかりめのプリッとした食感。
そしてコクのある適度な甘さがおいしいです。

リヨン:デザートプレート

名前のとおり、昭和の時代に食べた懐かしい味わいだと思いました。

リヨン:デザートプレート

また、カラメルソースが適度な甘さと苦さがあって、プリンの甘さとよく合います。

リヨン:デザートプレート

デザートプレートは、300円とは思えない内容でした。

美しい盛り付けと、懐かしい雰囲気、そして絶品の料理。

老舗レストランとして長年にわたって水島で営業しているリヨンのオーナーシェフ・清水 詩郎(しみず しろう)さんにインタビューをおこないました。

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リヨンのデータ

リヨン:外観
名前リヨン
住所岡山県倉敷市神田二丁目6-13
電話番号086-445-1513
駐車場あり
営業時間午前11時30分〜午後2時30分、午後5時30分〜午後8時
定休日
金の午後
支払い方法
  • 現金
予約の可否
電話にて受付
座席全22席
・カウンター:4脚
・4人がけテーブル席:2卓
・2人がけテーブル席:5卓
タバコ
トイレ
子育て・ベビーカーでの入店可能
・子供用食器あり
・子供用椅子なし
バリアフリー・車椅子での入店可能(入口に段差あり)
・トイレは車椅子非対応

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アサノ ・ヨウスケ

アサノ ・ヨウスケ

フリーランスの取材・インタビューライター、フォトライター。地域の文化・地理・歴史・食べ物などに精通。企業の社員インタビューや事例紹介、採用コンテンツも。地域情報サイトも運営。
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リヨン:ステーキセット

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