健康のために、身体に良いものを食べたい!
ふだんは健康を気にしないかたでも、体調を崩したときには思ったことがあるのではないでしょうか。
でもそもそも身体に良い食べものって一体なんでしょう。
野菜?オーガニック食品?それとも国産食品?
「発酵食品!」と答えたかたもいるでしょうか。
なんとなく、発酵食品は身体に良いと聞くけれど、詳しくは知らないかもしれません。
その「なんとなく身体に良さそう」をていねいに説明し、アプローチしてくれる店「旅のくすり箱」に出会いました。
日本の食生活と健康に欠かせない発酵食品に着目した、旅のくすり箱を紹介します。
記載されている内容は、2022年6月記事掲載時の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。
目次
旅のくすり箱のデータ
![外観_旅のくすり箱](https://cdn.kuratoco.com/wp-content/uploads/2022/06/5fa342083f4532d33191563ccf81d085.jpg)
名前 | 旅のくすり箱 |
---|---|
住所 | 岡山県倉敷市本町5-15 |
電話番号 | 086-454-5636 |
駐車場 | なし |
営業時間 | 午前10時~午後6時 |
定休日 | 月 祝日の場合は営業 |
支払い方法 |
|
ホームページ | 旅のくすり箱 |
旅のくすり箱は倉敷美観地区の南側、県道22号線(白壁通り)の通り沿いにあります。
車は乗り入れ禁止なので徒歩で向かいましょう。
▼JR倉敷駅より南にのびる倉敷中央通り(元町通り)にある、「美観地区入口」交差点を東に入ります。
▼東に曲がったら、そのまま直進しましょう。通りを直進していると、大原美術館に向かってカーブしているので、道に沿って進みます。
▼写真右手前の木がある場所が大原美術館です。この通りをまっすぐ進みます。
▼突き当りがカーブしているのでそのまま右手に進みます。
▼突き当りは、県道22号線(白壁通り)があります。道路の手前の前橋まで歩きましょう。
▼前橋を渡ります。
▼前橋を渡り約20メートル先に旅のくすり箱があります。のれんが目印です。
旅のくすり箱は「発酵」に着目した店
旅のくすり箱は倉敷美観地区内に、2021年12月にオープン。
「冨來屋本舗(とらいやほんぽ)本館」など倉敷美観地区にテナントを持つ株式会社TRYの店舗のひとつです。
店では発酵食品を中心とした食品の購入と、スイーツやドリンクのテイクアウトができます。
![外観_旅のくすり箱](https://cdn.kuratoco.com/wp-content/uploads/2022/06/5fa342083f4532d33191563ccf81d085.jpg)
麹(こうじ)は、蒸した米などの穀物に微生物(麹菌)を繁殖させて発酵させたものです。
麹菌が米を麹に変えるときに、酵素を生み出します。
この酵素が、麹由来の発酵食品をつくるときに働いているそうです。
![写真左が黒糀、右が白糀](https://cdn.kuratoco.com/wp-content/uploads/2022/06/aecc4658c9a55192403388aca00d8721.jpg)
発酵には食品の旨みを引き出す、栄養価が上がる、保存性を高める、ひとの腸内環境を整える効果があります。
「麹」はすべてのコウジに使える漢字で、「糀」は米コウジのみに使います。
記事では店の商品名の表記に従い、漢字を使い分けます。
旅のくすり箱は、糀(こうじ)を軸に発酵の研究をしている「吉田研究所」といつまでも旅を楽しめる心と体の健康づくりを発信しているそうです。
![黒糀は吉田研究所でつくられています](https://cdn.kuratoco.com/wp-content/uploads/2022/06/6dc39dcb4dfbb96cabd3abdcb5ca0c82.jpg)
旅のくすり箱で買える商品
旅のくすり箱の商品は、店の自家製や岡山県内でつくられた発酵食品が中心。
一部、発酵食品以外も販売されています。
![内観_旅のくすり箱](https://cdn.kuratoco.com/wp-content/uploads/2022/06/745d7a64bf0fd072e8984dc807fb0edf.jpg)
自家製糀の量り売り
店内に入ると、目を引くのは大きなショーケース。
上段には茶色、黒色、黄みがかったもの、実に多種多様な発酵調味料がずらりと並んでいます。
発酵調味料は自家製なんだそう。
![ショーケース_旅のくすり箱](https://cdn.kuratoco.com/wp-content/uploads/2022/06/915a9b06bde0e818f48d2371d38b5e4d.jpg)
発酵調味料は量り売りされています。
糀の購入をするなら、瓶(びん)の持参を。
もし瓶がなくても大丈夫。空瓶を購入すれば、糀を入れてもらえます。
![空瓶_旅のくすり箱](https://cdn.kuratoco.com/wp-content/uploads/2022/06/62e784d95071d64523bc5863a2e993cc.jpg)
「口に合うかな」と心配な場合は、試飲ができるので安心です。
![黒糀を試飲。ヨーグルトのような酸味とまろやかさがあります](https://cdn.kuratoco.com/wp-content/uploads/2022/06/48ba2abe9fc3de9de3ed6bc11d364b8e.jpg)
発酵食品・調味料
店内には発酵食品などの販売も。
岡山県の商品が多くあるので、自宅用だけでなく、お土産にもぴったり。
▼真っ赤なデザインが目を引く、佐藤紅商店の柚子胡椒(岡山県高梁市産)がありました。
![柚子胡椒_旅のくすり箱](https://cdn.kuratoco.com/wp-content/uploads/2022/06/69d3a34465ac54466b3de136a4b4d9d2.jpg)
筆者は、そうめんに付けて食べるのがお気に入り。
▼アンチョビならぬ、ままチョビを発見!
![ままチョビ_旅のくすり箱](https://cdn.kuratoco.com/wp-content/uploads/2022/06/fad46d4cf4278c25d3f6c03d5bd33285.jpg)
「まま」は岡山を代表する魚「ままかり」から取ったようです。
塩漬け発酵したままかりが、オリーブオイルに漬かっています。
見た目もかわいく、岡山らしい商品なので、筆者は県外の友だちにプレゼントしました。
倉敷市の児島で作られているようです。
![商品_旅のくすり箱](https://cdn.kuratoco.com/wp-content/uploads/2022/06/c33b2e05bb79e8cdb233c62dfb458e81.jpg)
倉敷市産のオリーブ、干しシイタケなどの発酵食品以外や岡山県内外の調味料もあります。
添加物を極力使用しない商品なので身体に良さそうです。
旅のくすり箱のテイクアウトメニュー
旅のくすり箱には、糀入りのテイクアウトメニューがあります。
メニューの一部を紹介しましょう。
甘酒ラテ
ホットドリンクの甘酒ラテ。
砂糖は入っておらず、甘みは糀によるものだそうです。
やさしい甘さで、ホッとします。
![甘酒ラテ_旅のくすり箱](https://cdn.kuratoco.com/wp-content/uploads/2022/06/600d1d1fea6c2a17da6f09456e0e998c.jpg)
大吟醸の酒粕を使用し、豆乳で割っているようです。
生姜が入っているので、寒い冬に特におすすめ。
発酵クラフトコーラ
ネーミングから気になりませんか?
クラフトコーラと聞くだけで気になりますが、まさかの発酵ドリンク?
![量り売りもしています](https://cdn.kuratoco.com/wp-content/uploads/2022/06/1a559a002ed42fb7c936c065b7d31202.jpg)
シナモンや八角、クローブなど数種類のスパイスとレモン、オレンジ、生姜が入ったコーラです。
コカコーラとはまったく別物。スパイスがしっかり効いて元気がわいてきそう。
発酵クラフトコーラの甘さは甘酒や黒糖で、身体に負担が少ない甘味料を使用しています。
フランボワーズ×黒糀ソフトクリーム
筆者はこれまであらゆる変わり種ソフトクリームを食べてきましたが、糀入りは初めて!
トップには刻んだチョコが散りばめられています。
![フランボワーズ_旅のくすり箱](https://cdn.kuratoco.com/wp-content/uploads/2022/06/cc245d5b0ffd7528074310d651c493cb.jpg)
黒糀が入っているため、レアチーズケーキのような甘酸っぱい味わい。
ほどよい甘さで、ぺろぺろっとあっという間に食べてしまいました。
辻利抹茶×甘糀ソフトクリーム
食べても糀が入っているとわからなかったソフトクリーム。
抹茶の風味を損なわないように糀を配合しているそうです。
そのためしっかりと抹茶の深みを感じられます。
![抹茶_旅のくすり箱](https://cdn.kuratoco.com/wp-content/uploads/2022/06/2b17449ba696122fc5d28fe90f7db3f8.jpg)
抹茶の魅力をさらにアップさせる、あんこと白玉付きです。
糀の甘さを活かしたソフトクリーム。
身体に良い糀入りなので、ダイエット中のひとでも罪悪感なしに食べられるかもしれませんね。
倉敷美観地区にできた、日本人の食生活に欠かせない麹に着目した旅のくすり箱。
社長の楠戸 登美夫(くすど とみお)さんと、店長の鷲野 勝之(わしの かつゆき)さんにインタビューしました。
旅のくすり箱のデータ
![外観_旅のくすり箱](https://cdn.kuratoco.com/wp-content/uploads/2022/06/5fa342083f4532d33191563ccf81d085.jpg)
名前 | 旅のくすり箱 |
---|---|
住所 | 岡山県倉敷市本町5-15 |
電話番号 | 086-454-5636 |
駐車場 | なし |
営業時間 | 午前10時~午後6時 |
定休日 | 月 祝日の場合は営業 |
支払い方法 |
|
ホームページ | 旅のくすり箱 |