旅先やセレクトショップに行くと、つい「我が家だったらどうやって使おうか」と妄想を膨らませてしまいます。
そして、自分のお気に入りの「一点モノ」を見つけてお迎えする高揚感は、何物にも代えがたいと思います。
2024年5月8日から6日間、天満屋倉敷店にて全国各地の手しごとが集結する「手しごとの会」が開催されているので足を運んできました。
記載されている内容は、2024年5月記事掲載時の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。
目次
第10回手しごとの会
第10回手しごとの会は、天満屋倉敷店一階イベントスペースを会場に2024年5月8日(水)から始まった展覧会です。
主催しているのは、岡山市北区問屋町にある本店を中心に、岡山市と大阪市で「くらしのギャラリー」を展開している岡山県民藝振興株式会社。
本展覧会は、2024年5月13日(月)までの6日間にわたって開催されています。
出店者については、以下の画像を確認してください。
第10回手しごとの会のようす
私もさっそく、会期初日の5月8日午前中に会場へ行ってきました。
開場して1時間ほどのタイミングでしたが、どの棚もお客さんが作品をじっと眺めています。
3年ぶりの開催ということもあり、この日を心待ちにしていたのでしょう。
会場内の作品はどれも触れられるため、見るだけでなく触れながら作品を鑑賞しているお客さんが多くいました。
さまざまなジャンルの手しごとがずらりと並ぶ
百貨店や駅ビルでの催事では通常、陶器や染織りといったジャンルごとの展覧会をよく見かけます。
しかし、「手しごとの会」には、さまざまなジャンルの手しごとが会場に集結。
そのため、カトラリーと器、グラスとコースターのように、自分なりの組み合わせを考えながら楽しめます。会場の作品には実際に花が添えられていたり鍋敷きの上に鍋が載せられていたりと、暮らしのイメージが膨らむ工夫が多くありました。
ていねいに見たり触ったりしながらじっくりと吟味できる
「手しごとの会」は見て楽しむのはもちろん、自分たちの日々の暮らしに取り入れたい作品をお迎えするのも楽しみのひとつ。
一周目は会場内をぐるりと鑑賞したお客さんの多くが、かごを持ってまた会場に戻ってきました。
どの作品も、一つ一つ色合いや形が異なるものばかり。
一点一点、ていねいに見たり触ったりしながらじっくりと吟味している姿が印象的でした。
スタッフとのコミュニケーションから広がる想像
会場内で作品を見たり触ったりしていると、側にそっとスタッフのかたが来てくれました。
「これはどのように使うのですか?」と尋ねると、ていねいに実演してくれます。
実際に使うようすを見せてもらったり、スタッフが実際に生活のなかでその道具をどうやって使っているのかを教えてもらったりすると、より具体的に暮らしに取り入れるイメージが膨らみますよね。
私も、一周目から気になっていたLueのデザートフォークをお迎えしました。
Lueは瀬戸内市で作られている真鍮カトラリー。ケーキやフルーツを一口大に切りながら食べるのにちょうど良いフォークだとのことなので、桃やメロンが食べごろを迎えるこれからの季節に活躍してくれそうで楽しみです。
おわりに
全国各地からさまざまなジャンルが集まる会場では、どのお客さんも見るだけでなく「自分だったらどう使おう」と想像を膨らませながらオリジナルの組み合わせを考えながら作品に手を伸ばしていました。
週末の11日と12日は、島遊舎かぁらんやーのワークショップも予定されており、さらに盛り上がることが予想されます。
ワークショップは定員に達しました。
第10回手しごとの会で、自分のお気に入りの作品を見つけて暮らしに取り入れてみませんか。
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第10回手しごとの会のデータ
名前 | 第10回手しごとの会 |
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期日 | 2024年5月8日(水)~13日(月) 午前10時~午後7時(最終日のみ午後6時閉場) |
場所 | 岡山県倉敷市阿知1-7-1 |
参加費用(税込) | 入場無料 |
ホームページ | 岡山民芸振興株式会社 |