倉敷とことこ 「倉敷の今」を伝えるWEBメディア
美観地区ブログ「倉敷とことこ」の立ち上げの経緯と想いについて

美観地区ブログ「倉敷とことこ」の立ち上げの経緯と想いについて

くらとこからのお知らせ / 2018.09.22

美観地区ブログ「倉敷とことこ」の運営をしている、チーこと戸井健吾と申します。

この記事では当サイト「倉敷とことこ」に関して、以下のような内容を僕自身の過去を振り返りながら紹介します。

  • 立ち上げた経緯と理由
  • 倉敷に対する想い

記載されている内容は、2018年9月記事掲載時の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。

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倉敷市在住のブロガーです

チーこと戸井健吾です


僕はインターネット上では長年「チー」というハンドルネームを使い、ブログやイベントを通じて情報発信をしてきました。

ブログは僕が好きな、iPhoneなどガジェット・アイドルの話が中心です。

倉敷の話題はほとんどありません。

2018年9月時点で39歳ですが、生まれも育ちも倉敷市で、大学4年間と仕事で3年程度離れた以外、ずっと倉敷で暮らしています。

ですが、「倉敷愛」が強かったかといえば、そうでもありません。

2017年4月から月に1回開催している、ブログコミュニティ「岡山ブログカレッジ(岡ブロ)」は美観地区のお店を会場として利用することが多いので、

いつか、岡ブロメンバーと美観地区ブログを作りたいな

とは思っていましたが、「いつか」の話で、具体的な構想はありませんでした。

そんな時に、災害が発生します。

平成30年7月豪雨で岡山県倉敷市も被災

平成30年7月豪雨で岡山県倉敷市も被災

平成30年7月豪雨で、岡山県倉敷市を含む、西日本の広範囲が被災しました。

特に、市街地の大半が冠水した、倉敷市真備町の状況は全国的にも大きく報じられます。

岡山県は長年災害と無縁で、災害に対する意識は僕も含め低かったはずです。

そんな時に、すぐ近くで発生した災害は衝撃でした。僕自身は被災していませんが、友人・会社の同僚など、身近なかたもたくさん被災しています。

何でもいいから、できることはないか……

そんなことを思っていましたが、とある方に声をかけていただき、倉敷市災害ボランティアセンターに関わることになりました。

倉敷市災害ボランティアセンター

僕の仕事はシステムエンジニアでしたが、2018年7月で10年勤めた会社を退職予定でした。

たまたまですが、時間が多くとれたこともあり、ボランティア受入のシステム導入や、ボランティアセンターの「IT化」のサポートを行います。

発災後、ボランティアセンターを運営する倉敷市社会福祉協議会のかたがただけではなく、本当にたくさんのかたが、被災地の復興や被災者のサポートのために活動していました。

それを知ったことで、僕自身の意識もかなり変わったのです。

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倉敷美観地区の観光客が激減

閑散とした美観地区

そんな時に、美観地区の観光客が激減していると聞きました。

写真は2018年7月中旬に撮影したものですが、これほど閑散とした美観地区を見たことがありません。

被災地の真備町、美観地区の現状を見て、自分でも驚くくらい悲しい気持ちになりました。

強くないと思っていた、「倉敷愛」を初めて実感したのです。

倉敷市は観光の街です。

倉敷のためにできることをしたい

そう考えた時、長年運営してきたブログの知識を活かして、「美観地区の情報を発信するWEBメディア」を作ろうと思いました。

「倉敷とことこ」のコンセプト

このような経緯で、美観地区ブログ「倉敷とことこ」は誕生しました。

カテゴリーとしてはいわゆる「地域ブログ」に分類されると思いますが、前述のような経緯があるため、美観地区の情報に特化するつもりはありません。

観光情報を中心とした、「倉敷の今」を伝えるWEBメディア

と位置付けました。

このため、以下のような情報を同時に発信します。

  • 観光情報として、美観地区を中心とした観光施設・飲食店情報
  • 真備町の状況

特に被災地の状況は、時間の経過と共に報道されなくなり、風化していくでしょう。

ですが、真備町の復興と被災者の皆さんが元の暮らしを取り戻すには、年単位の月日がかかるのです。

倉敷市は観光の街なので、情報としてのニーズは観光情報が多いと思います。

そこに、真備町の状況も同時に発信することで、岡山県外のかたにも知ってもらえるのではないかという『想い』で、「倉敷とことこ」を作りました。

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終わりに

倉敷とことこOGP画像

豪雨災害が2018年7月から3ヶ月弱経過した、2018年9月に倉敷とことこはオープンしました。

いろいろ想いはありますし、長期的に運営していくつもりなので、続けるなかでかわって行くことも多いと思います。

ですが、設立時の想いはこの記事に掲載したものということで、書き記しておこうと思いました。

「倉敷とことこ」の応援をよろしくお願いいたします。

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戸井健吾

戸井健吾

1979年生まれ、倉敷市在住
2児の父親

システムエンジニアの仕事に携わりながら、ブログ・イベント運営など様々な仕事を行っています。

現在は当メディアを運営する一般社団法人はれとこの代表理事を務めつつ、フリーランスとしても活動中。

自分自身が美観地区を楽しみながら、「行ってみたい」と思える情報を発信することをモットーにしています。

信頼できるWEBメディアになれるように、メンバーが一丸となって運営しています。

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倉敷とことこOGP画像

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