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ロコロコ・マルシェ(令和5年4月16日開催)~ このおいしさを届けたい、作り手の思いがこもった農作物や加工品など商品満載

ロコロコ・マルシェ(令和5年4月16日開催)~ このおいしさを届けたい、作り手の思いがこもった農作物や加工品など商品満載

伝えとこ / 2023.05.18

「倉敷の農業女子がプロデュース」というキャッチコピーに惹かれ、岡山県倉敷市のあちてらす倉敷で開かれたロコロコ・マルシェに行ってきました。

雨上がりの会場に並んだ16のブースでは、生産者がお客さんと会話を交わしながら自慢の商品を販売していました。

青空も広がり始め気分もウキウキ、どんなお店が出ているのか春爛漫のマルシェを紹介します。

記載されている内容は、2023年5月記事掲載時の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。

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雨上がりのマルシェは旬の味を求める買い物客で大賑わい

ロコロコ・マルシェは、ロコロコ・マルシェ実行委員会が主催し、毎月第3日曜日の午前9時から午後2時まで開かれているマルシェです。

倉敷・岡山の農家と福祉作業所が丹精込めて育てた農作物や加工品、雑貨などが出品されています。

2023年4月16日(日)開催のロコロコ・マルシェポスター

会場は、倉敷駅から倉敷美観地区につながる大通り沿いの大型複合商業施設「あちてらす倉敷」のオープンスペースで、毎回15団体前後が出店しています。

テーマは月変わり、4月のテーマは「たけのこ祭り」です。

スタンプカードを手にブース巡りを楽しもう

会場に到着すると、受付でスタンプカードを受け取ります。

買い物をしたブースで裏面にスタンプを押してもらい、2個たまると1回抽選会に参加できる仕組みとなっています。

当日配布のスタンプカード。裏面に購入店舗ごとにスタンプを押してもらう

当選すると出店者の商品やミニカーなどがもらえるんですよ。

私はスタンプ5個で、2回抽選しミニカーをゲット。

ちょっと得した気分です。

残ったスタンプ1個分は次回に持ち越せるそうです。

これもお得感がありますね。

午前9時過ぎ、すでに多くの買い物客が訪れ、なかには人だかりができているブースもありました。

オープン直後から人垣ができるブース

ひときわ目を引いたバッグは地元岡山のこいのぼりメーカーの生地を使ったもので、障がい者の就労支援をする団体の出店です。

こいのぼりのどの部分をどのバッグに仕立てるかで柄が変わってくるため、あまり同じものはできず一点もののような作品。

まさに私のための「マイバッグ」という感じです。

こいのぼりの生地を使ったバッグ

また「ここならではの楽しみ」は普段のお店にはないメニューがあること。

人気のパン屋は、自慢の食パンを使ったサンドイッチやフレンチトーストなど、マルシェのみのメニューを用意していました。

普段の店頭にはないマルシェならではのメニューも用意

「美味しかったからまた、買いに来たよ」と買い物客と生産者の会話が購買意欲をそそります。

こうした会話もマルシェの魅力の一つ。

私も「また来たくなるような商品を見つけよう」。

意気揚々とスタンプカードを手に、いざブースへ。

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今が旬、今朝掘ったばかりのたけのこは鮮度抜群

令和5年4月のテーマは春の代表的な食材「たけのこ」。

人垣ができていたMOMONA Peach Farmのブースには、朝掘りのたけのこたけのこの水煮、ぜんまいや玉ネギなどが並んでいました。

「まさに春の味覚ここにあり」と、早くもホカホカのたけのこご飯が頭に浮かび、水煮のたけのこを手に取っていました。

MOMONA Peach Farmは朝掘りのたけのこや水煮、ワラビなどを販売

水煮は、マルシェ前日に掘ったその場で茹でて真空パックに。

これなら鮮度抜群ですね。

水煮を選んでいると「穂先が柔らかいよ」と生産者の声。

こんなところから交流が始まるのですよね。

たけのこは鮮度が命、帰ってすぐに茹でられるように、あく抜きに使う米ヌカや手順を説明したパネルも用意されていました。

たけのこのアク抜きの仕方を紹介

美味しく食べてもらいたいという心づかいがうれしいですね。

驚きの食感「さくらんぼトマト


おくの農園のブースに並ぶミニトマトは完熟した真っ赤な実で、見るからにおいしそうです。

おくの農園はミニトマトやジャム、シフォンケーキを販売

なかでもおすすめは「さくらんぼトマト」です。

形もサクランボのように丸っこく甘みが強いうえとても皮が薄いミニトマトで、栽培には大変手がかかるそう。

おすすめのさくらんぼトマト

「ヨーグルトによく合うんですよ」という、さくらんぼトマトのジャムとともに購入。

さくらんぼトマトの実は湯むきしたと思うほど皮が薄く、フルーツのような甘みがありました。

もちろん、器の中の色のコントラストもですが、ジャムもヨーグルトの酸味と相性抜群でした。

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おわりに

倉敷・岡山の農家と福祉事業所が丹精込めて育てた農作物や加工品、雑貨などが並ぶロコロコ・マルシェ。

「売り切れご免」なので、気がつけばもうないなんていうこともしばしばです。

なんと、「食べたい」と思っていたタケノコの炊き込みご飯のばくだんおにぎりはマルシェオープンから2時間もたたないうちに売り切れていました。

でも買い物だけでなく、「早起きして作ったのよ」「前もらったのがおいしかったからまた来たわ」と会話も楽しみの一つと、改めて実感しました。

出店者の皆さんの一所懸命さが商品から伝わり、店頭ではじける笑顔が魅力のマルシェでした。

ロコロコ・マルシェを楽しむ買い物客

次回は、各国のさまざまなグルメや地元の食材を使用したこだわりのグルメが出店する「世界の屋台&地元グルメ」がテーマで、2023年5月21日(日)午前9時から午後2時までの開催です。

ふれあい動物園や花のワークショップも予定されています。お楽しみに!

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ロコロコ・マルシェのデータ

名前ロコロコ・マルシェ
期日2023年4月16日(日)
場所倉敷市阿知3丁目9-1
参加費用(税込)無料
ホームページロコロコ・マルシェ公式Instagram
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井ノ上美恵子

井ノ上美恵子

岡山市在住。2021年に会社を退職し、ハーブを育てたり料理に勤しんだりする日々を過ごしております。倉敷とことこを通じて、頑張っていらっしゃる皆さんの活動を楽しくお伝えし、応援していきます。

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