青い空、穏やかな海に浮かぶ島々、瀬戸大橋、変わった形の岩があちらこちらに…倉敷市と玉野市にまたがる王子が岳で見られる特有の景色です。
アクティビティも盛んで、休日にパラグライダーやボルダリング、ハイキングを楽しむ人も。
他にはない景色を見ていると心が洗われる、そんな場所です。
雄大な自然を感じられるこの王子が岳には、倉敷市が所有する施設、王子が岳レストハウスがあります。
近年、この施設で倉敷市観光課が「トライアル・サウンディング」を実施。
王子が岳レストハウスをおためしで借りて店を開いたり、イベントが不定期で開催されたりしていました。
2023年6月に、ついに王子が岳レストハウスに常設のカフェがオープン。
入店した「⑤Deli Ojigadake(マルゴデリ オウジガダケ)」を取材しました。
記載されている内容は、2024年4月記事掲載時の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。
目次
⑤Deli Ojigadake(マルゴデリ オウジガダケ)のデータ
名前 | ⑤Deli Ojigadake(マルゴデリ オウジガダケ) |
---|---|
住所 | 岡山県倉敷市児島唐琴町1421-8 王子が岳レストハウス内 |
電話番号 | 090-4105-8805 |
駐車場 | あり 店の近隣に駐車場あり、建物前は障がい者用3台 |
営業時間 | |
定休日 | 金、不定休 |
支払い方法 |
|
予約の可否 | 不可 |
座席 | カウンター:5席 テーブル:34席(10卓) |
タバコ | 禁煙(指定エリアのみ喫煙可能) |
トイレ | 洋式トイレ バリアフリートイレ |
子育て | オムツ替えシート |
バリアフリー | スロープ バリアフリートイレ |
ホームページ | マルゴデリ |
マルゴデリについて
岡山生まれのマルゴデリは、フレッシュジュースやコーヒーなどを販売するお店です。
現在、県内外に8店舗を構えています。
第1号店は2000年にオープンした、岡山の中心街のハレまち通り(旧県庁通り)にある「マルゴデリ 田町店」です。
ここではカウンターでジュースを渡す、テイクアウトのスタイルを取っています。
店内に入ると自分だけの世界になってしまいがちですが、外に持ち出すことで街全体がカフェスペースに。
周りの緑があふれる公園などで飲んで、その空間も楽しんでほしいという想いがあるそうです。
提供するメニューは、定番の「バナナ」や「キウイ」、フレッシュスカッシュなどがあります。
岡山県瀬戸内市にある名刀味噌本舗の甘酒を使ったジュースや、岡山県久米郡美咲町のKuumuus Coffee Roaters(クームースコーヒーロースターズ)のコーヒー豆を使ったコーヒーメニューも提供。
地元の食材を用いた、できたてのドリンクを味わえます。
王子が岳に⑤Deli Ojigadakeがオープン
マルゴデリの8店舗目となる⑤Deli Ojigadakeは、店名にもなっている王子が岳へ2023年6月5日にオープンしました。
店が入店している王子が岳レストハウスは、1967年に建築され、地下1階、地上1階、屋上の作りです。
2011年までは倉敷市の指定管理者として、民間事業者が地上1階のレストランを運営していました。
レストラン閉店後は倉敷市直轄の管理となり、ツーリングやハイキングを楽しむかたがたの休憩所に。
2020年からは倉敷市が実施した、「トライアル・サウンディング」で体験型のイベントやマルシェなどが開かれました。
⑤Deli Ojigadakeがあるのは地上1階。
全面ガラス張りで、室内からも瀬戸内海の絶景を拝めます。
天気がいい日は、ぜひ屋上へ。
建物外の階段から上がるとそこには…。
大パノラマが広がっています。
訪れた日は風のコンディションが良かったのか、パラグライダーを楽しむ人々が見えました。
余談ですが、「王子が岳」は、地域によって「おうじがだけ」と「おうじがたけ」と呼びかたが異なります。
ちなみに倉敷市は「だけ」派だそうですよ。
⑤Deli Ojigadakeならではの楽しみかた
マルゴデリの店舗のなかでも少し毛色の異なる⑤Deli Ojigadake。
特徴も合わせて、このお店ならではの楽しみかたを紹介します。
ドリンクとスコーン
ドリンクは大きく分けてフレッシュジュースとコーヒーの2種類。
フレッシュジュースのトマトジュースを注文しました。
2024年4月時点は、トマトジュースの提供はしていません
注文後にフルーツを切って絞るのがマルゴデリの特徴です。
店内にジューサーの音が響きます。
できたてのおいしさに勝るものはありません。
訪れた日の本日のジュースは、トマトジュースでした。
児島の「まる児トマト」と豊島のレモンが入った、地元食材を味わえる一杯です。
店内飲食もテイクアウトもOK
マルゴデリの代表取締役 平野裕治(ひらの ゆうじ)さんが、「トマト好きではない自分も飲めるトマトジュースを作りたい」と思って誕生したのだとか。
そんなトマトジュースを飲んでみると、まず甘さに驚きました。
自然な甘さで、トマトというより、まるでフルーツのような風味と爽やかさがあります。
トマト丸ごと入っているので、ところどころに皮がありました。
フルーツのような甘さの秘密は、児島の塩田跡で育てることで、糖度が高くなるため。
スコーンもドリンク同様、店内飲食でもテイクアウトのどちらでもOK。
素朴でやさしい甘みがします。
買って帰り、リベイクして家で食べるのもおすすめです。
オリジナルメニュー
⑤Deli Ojigadakeのオリジナルメニューはフルーツサンド。
2024年4月時点では、イチゴとミックスがあったので、ミックスに。
なかのフルーツは時期によって変わるそうです。
旬のイチゴと柑橘のせとかも入っていました。
たっぷりの生クリームはフルーツの味とバランスよくなるように、上品な甘さでした。
口いっぱいにほうばるほど、意外と大きなサンドイッチ。
ミックスは1つに2種類のフルーツが入っていて、味の変化も楽しめました。
絶景とともに味わう
この⑤Deli Ojigadakeならではの楽しみかたは、やはり景色とともに味わうことでしょう。
ガラス張りなので、どの席からも外が見えます。
広々とした店内はテーブル席とカウンター席が。
海に向かって設けられたカウンター席もおすすめです。
瀬戸内の自然が目の前いっぱいに広がり、心もふっと軽くなります。
窓を隔てず、風も感じたい!という場合は、屋上へ。
店内とはまた違う絶景が広がっています。
ただし、テーブルがないのでドリンクのみが良いでしょう。
雄大な自然を堪能しながら飲食ができる⑤Deli Ojigadake。
王子が岳レストハウスを盛り上げるため尽力してきた倉敷市観光課の矢吹健太(やぶき けんた)さんと、マルゴデリを運営する代表取締役 平野裕治(ひらの ゆうじ)さんに話を聞きました。
⑤Deli Ojigadake(マルゴデリ オウジガダケ)のデータ
名前 | ⑤Deli Ojigadake(マルゴデリ オウジガダケ) |
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住所 | 岡山県倉敷市児島唐琴町1421-8 王子が岳レストハウス内 |
電話番号 | 090-4105-8805 |
駐車場 | あり 店の近隣に駐車場あり、建物前は障がい者用3台 |
営業時間 | |
定休日 | 金、不定休 |
支払い方法 |
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予約の可否 | 不可 |
座席 | カウンター:5席 テーブル:34席(10卓) |
タバコ | 禁煙(指定エリアのみ喫煙可能) |
トイレ | 洋式トイレ バリアフリートイレ |
子育て | オムツ替えシート |
バリアフリー | スロープ バリアフリートイレ |
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