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Salon de Ric’s(サロン・ド・リックス)のバーテンダー、藤原優(ふじわら すぐる)さんにインタビュー

お店が始まった経緯について
美観地区でこのSalon de Ric’s(サロン・ド・リックス)がオープンした経緯を教えてください。
藤原
オーナーの楠戸が、駅前の姉妹店「Bar Ric’s Cafe(バー・リックスカフェ)」を、前オーナーから引き継ぎ10年の節目の2014年ごろ。
倉敷美観地区の空き家になっていた、築約100年の物件のお話をいただいたことがきっかけと聞いています。
美観地区の「夜の隠れ家的な蔵のバー」というコンセプトでオープンしました。

ファンからバーテンダーへ。バーテンダーになったきっかけについて
藤原さんがバーテンダーになられたきっかけをお話してもらえますか。
藤原
私はもともと、「Bar Ric’s Cafe(バー・リックスカフェ)」のファンとしてお店に通っていたんです。
以前は会社員をしていたのですが、前職を辞めて次に何をしようかなと思っていたときでした。
「Salon de Ric’s(サロン・ド・リックス)」のオープンスタッフとして、私の同級生が入っていて。
1日だけその同級生の代わりにお店にバイトで入ったんですよ。
緊張して、その日のことはあまり覚えてないんですけどね。

そのあとオーナーの楠戸から、「よかったら一緒に働いてみない?」と声をかけてもらったんです。
飲食店で働いた経験もなかったのに、声をかけていただいたことが非常に嬉しかったですね。
ファンからバーテンダーになったんですね!
藤原
はい。最初は家族の反対もあったのですが、自分がやりたいことをやりたいっていう気持ちもあったので、ダメ元でがんばってみようと。
頑張って続けていたら、いつかお客様にも認めてもらえるんじゃないかという期待もありました。

お客様に育ててもらい成長できた、この4年間について
この4年間で、バーテンダーをやってよかったエピソードがあれば教えてもらえますか。
藤原
バーテンダーを始めたころは、自分に自信もなくてカクテルも作れなかったし、お客様にドリンクを提供するのでさえ、手が震えて持っていくことさえできないくらい何もできなかったんです。
けど、だんだんカクテルも作れるようになり、カクテルの大会にも挑戦するようになって。
お客様にも「シェイクするときの音がよくなったね」とか、「カクテルの味がよくなってきたね」など、技術的な面でもほめていただけるようになり自信がつきました。

また、「話をするときも落ち着いてきたね」と言っていただくようになり、「バーテンダー」としての部分と「人」としての部分の成長を見守っていただいてます。
時には厳しい意見をいただくこともあれば、ほめていただくこともあって。
お客様とカウンター越しにお話しすることによって育ててもらっている。
バーテンダーをやって本当によかったですね。

旬のフルーツを使ったカクテルが魅力的。お店のおすすめポイントについて
とっても素敵なお話をありがとうございます。次に、お店のおすすめしたいポイントは?
藤原
昼間の美観地区と違って、夜の美観地区は人どおりが少ないので、落ち着いた雰囲気を楽しみながらお越しいただけたら。
季節のカクテルやウイスキーなど幅広く揃えてるので、10名の団体で来られても、飲みたいなという一杯を提供できるかと思います。
季節のフルーツや、その季節に合った味わいのカクテルが当店の最大の魅力ですね。

毎月、月替わりのドリンクメニューを用意しており、楽しみにしてくださっているお客様がいるので特に力をいれていますね。
フルーツの旬は決まっているので、そのときに自分たちがハマっている組み合わせなど、ひらめきをもとに去年とは違ったレシピで提供してるんです。
日々来られる常連のお客様にも常に新鮮な気持ちを味わってほしいので、新しいカクテルの考案については常に意識しています。

魅力の再発見ができれば。美観地区の魅力について
藤原さんは倉敷生まれの倉敷育ちとお聞きしました。美観地区でお店を始めて、改めて美観地区の魅力についてどう思いますか。
藤原
倉敷市民であれば、学生時代に学校行事などで訪れたことはあるかと思います。
大人になって久しぶりに訪れると、また感じかたが違うかと思います。

このバーに来てもらうことによって、地元のひとにも新たな美観地区の魅力を再発見してもらえれば。
地元の人にも、もっとこのお店や美観地区のことを知ってもらいたいですね。
最後に、今後のお店の展望についてお話聞かせてください。
藤原
2014年にお店がオープンしてからこの4年間はあっという間で、気づいたら4年経っていました。
これからは日本らしいおもてなしやカクテルを品質を意識した、美観地区にあるこのお店ならではのオリジナルの世界観を作っていけたらと思います。

この度、当店のバーテンダーである土屋(ひじや)が、「2019サントリーザ・カクテルアワード」のジャパニーズカクテル部門最優秀賞を取ったので、よりお店を知ってもらえるいい機会です。

今まで以上に味についても求められると思うので、より楽しんでもらうためにも私たちみんな更にスキルアップしていくべきだと思っています。
倉敷へ来たらこのお店に来なきゃと思ってもらえる、倉敷を代表するようなお店になれるようがんばります。

おわりに

苺や梨などのフルーツが好きな筆者は、旬の季節になると「Salon de Ric’s(サロン・ド・リックス)」カクテルが恋しくなります。
とろっとしたものや、シャーベット状の口当たりのもの、どれも極上のおいしさで、カクテルにハマったきっかけのお店です。
バーテンダーさんの細かい気配りやお話など、居心地のよい空間に思わず長居してしまうかもしれません。
倉敷を代表するお店になるよう応援したい筆者おすすめのバー、「Salon de Ric’s(サロン・ド・リックス)」。
ぜひ足を運んで、とっておきのオリジナルカクテルを見つけてみてはいかがでしょうか。

Salon de Rics (サロン・ド・リックス)のデータ

名前 | Salon de Rics (サロン・ド・リックス) |
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住所 | 岡山県倉敷市本町5-27 |
電話番号 | 086ー425-5688 |
駐車場 | なし |
営業時間 | 午後6時~午前0時(ラストオーダー午後11時30分) |
定休日 | 不定休 |
支払い方法 |
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予約の可否 | 可 |
座席 | 25席 カウンター席:7 テーブル席:18 |
タバコ | 禁煙(指定エリアのみ喫煙可能) |
トイレ | 洋式トイレ |
子育て | |
バリアフリー | |
ホームページ | Salon de Rics (サロン・ド・リックス) |