本州と四国をつなぐ瀬戸大橋は、2023年に開橋35周年を迎えました。
倉敷市児島地区は、鉄道と道路併用橋として世界最大級の長さを誇る瀬戸大橋と、春の風物詩「桜」を一緒に眺められるスポットです。
例年3月下旬から4月上旬にかけて、桜の見頃を迎える王子が岳レストハウスと下津井城跡をカメラを持って散策してきたので、2024年4月9日のようすをお伝えします。
記載されている内容は、2024年4月記事掲載時の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。
王子が岳レストハウス
王子が岳には約1,000本の桜が植えられています。
王子が岳レストハウスはその山頂付近にある倉敷市の施設で、地下1階、地上1階、屋上の作りになっています。
取材時は地上一階と屋上で桜を観賞してきました。
地上一階「⑤Deli Ojigadake」のようす
地上一階には、カフェ⑤Deli Ojigadake(マルゴデリ オウジガダケ)が入っています。
お店に入ると、窓一面に桜が広がっていました。
注文したカフェメニューがくるまでの待ち時間にバルコニーに出てみると、さっそく瀬戸大橋を発見。
前日から雨が降り続いていて、私が⑤Deli Ojigadakeについた時間帯もまだ小雨が降っていましたが、瀬戸内の凪(なぎ)はこの日も穏やか。見ているだけで心が落ち着いてきます。
2024年4月9日時点でも所々つぼみが見られたので、あと数日は桜を楽しめそうです。
夢中になって写真を撮っていたら、注文していたフルーツサンド(ミックス)が届きました。
フルーツサンドの中身は仕入れの状況によって変わるそうで、この日は「いちご・せとかみかん・りんご・キウイ」の四種類。
同じサンドのなかに2種類のフルーツが入っているので、少しずつ味が変化していくのを楽しめるフルーツサンドでした。
屋上のようす
フルーツサンドを食べている間に、雨がやんでくれました。
外にある階段を上っていくと、広い空と穏やかな瀬戸内海、そして桜の花が一枚の絵のように並んでいます。
霞かかった瀬戸内の島々も、とてもきれいですね。
下津井城跡
王子が岳レストハウスを後にして、車で30分ほど児島市内をドライブして下津井へ。
下津井城跡は、下津井港の背後にそびえ立つ高さ89mの城山跡。
こちらには、ソメイヨシノやヤマザクラなど、300本近い桜が植えられています。
瀬戸大橋と桜を一緒にカメラに収めるには、二の丸跡付近がおすすめです。
瀬戸大橋に向かって咲く一番大きな桜の木にも、2024年4月9日時点ではまだつぼみが残っていました。
かわいらしいヤブツバキも発見。
山道は整備されていますが、段差の大きい階段もあったので、動きやすい服装で行くことをおすすめします。
おわりに
2024年4月9日、王子が岳と下津井城跡の桜は葉桜の木もありましたがつぼみも所々見られました。
例年は3月下旬から4月上旬に見頃を迎えるという倉敷の桜も、今年はゆっくりめの開花になったとのこと。
瀬戸大橋は昨年(2023年)に開橋35周年でしたが、瀬戸内海を望む瀬戸内海国立公園は今年(2024年)に開園90周年を迎えます。
大きな瀬戸大橋と穏やかな瀬戸内海とともに桜を眺めながら、春を楽しんでみてはいかがでしょうか。
王子が岳レストハウス・下津井城跡のデータ
名前 | 王子が岳レストハウス・下津井城跡 |
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住所 | 倉敷市児島地区 |
電話番号 |