買い物中、思わず「おっ」と目を留めて、手に取りたくなる商品。そのパッケージのデザインには、商品の魅力がひと目で伝わるように、さまざまな工夫が詰まっています。
児島にある株式会社ジャストは、パッケージ専門のデザイン会社です。子ども向けの工作教室や清掃ボランティアといった地域貢献活動にも力を入れており、「地域や社会に必要とされる会社」を目指しています。
ものづくりと地域への思いを大切にするジャストでは、どのような若手社員が活躍しているのでしょうか。
株式会社ジャストで働く若手社員、本郷芽依(ほんごう めい)さんを紹介します。
株式会社ジャストについて

株式会社ジャスト(以下、「ジャスト」と記載)は、パッケージの企画・デザインから印刷・製造までを一貫して手掛けているデザイン会社です。
ジャストが大切にしているのは、「包む」「まとめる」「+α」という三つの特長です。

「包む」では、多種多様な素材や形状、デザインを組み合わせて、作り手の思いとともに商品の魅力を引き出します。
「まとめる」は、企画から製造、納品までの窓口を1本化することで、顧客の発注の手間を減らし、作業的・時間的なコストの削減につなげています。
さらに、他には無い魅せ方を追求し、「+α」の提案ができることも、ジャストの強みです。例えば、エコ素材を使用して環境保全活動につなげる提案や、日本製にこだわったものづくりなど、ジャストならではの付加価値は数多くあります。

パッケージを中心に、タグや名刺、ロゴや販促物のデザインなども幅広く手掛け、年間120点以上の制作実績を誇ります。一つ一つの商品に合わせて、最適(ジャスト)なデザインを提案しているのです。
ジャストが生み出すデザインは、商品の特徴だけでなく、作り手の情熱が伝わってくるような個性豊かなものばかりです。公式ホームページでは、これまでの制作実績が紹介されているので、気になる人はぜひチェックしてみてください。
「地域に必要とされる企業」を目指して

ジャストは「地域に必要とされる企業」を目指し、地域貢献活動にも力を入れています。
子ども110番や清掃活動など、地域の人たちが安心して暮らせる取り組みから、子ども向け工作教室や学生向けの職場体験といった、若い世代の創造性を育んで将来の可能性を広げる活動にも挑戦しているのです。

単にデザイン制作をするだけではなく、自社で積み重ねてきたものづくりのノウハウを、地域のために惜しみなく注いでいるのがジャストの魅力とも言えるでしょう。
さらに、「社員にとっても必要とされる企業」であることも大切にしています。社員の成長をサポートする研修プログラムや交流会、社内の整理整頓を行う3S委員会の運営など、社員とともに、働きやすい環境の整備に力を入れている企業です。
ジャストで働く本郷さん

取材に応じてくれたのは、営業部に在籍している本郷芽依(ほんごう めい)さんです。2003年生まれ、宮崎県出身。小学1年生の時に岡山県へ引っ越してきました。
前職は営業ではなく、事務の仕事をしていたという本郷さん。転職の際、学生時代に憧れていたデザイン業界へ再び挑戦することを決め、2025年10月にジャストへ入社しました。
本郷さんの仕事内容について

本郷さんは、パッケージの企画・製造・販売の進行管理を担う営業担当です。顧客やデザイナー、外注先の企業など、各方面と連携をとりながら理想のパッケージ作りに取り組んでいます。
商談や外回りだけでなく、外注パートナーへの発注業務、見積もり作成といった細かな事務作業も本郷さんの仕事です。海外工場に製造を依頼することもあるそうで、現地の担当者とメールなどでやり取りをしながら、日本基準の品質維持に努めています。

依頼や相談が入った場合の流れを、本郷さんに聞いてみました。
まずは、「どのようなものを作りたいか」という顧客の要望を丁寧に聞き取ります。その内容をもとに、お店で見つけた良いものや、ジャストの過去の実績品など、参考になるような資料を集めて打ち合わせを行い、仕上がりイメージを顧客とすり合わせるそうです。
その後、ヒアリングした内容をデザイナーに伝え、上がってきたデザインを顧客とやり取りしながら少しずつ形にしていきます。デザインが校了したら、製造会社に依頼し、無事納品となります。

デザインは、最初から完成形があるわけではありません。いかに顧客のイメージどおりのデザインを作り出せるかが、本郷さんの腕の見せどころでもあるのです。
ジャストとの出会い

本郷さんは学生時代、デザインに関わる仕事にも興味があったそうです。しかし、デザイン制作ソフトを扱った経験が無かったことから、大学が利用を勧めていたハローワークを利用して、卒業後は事務職へ就きました。
入社1年目、さまざまな事情から「もっと自分らしく働ける職場に行きたい」と考え、転職を決意します。当時、ちょうどハローワークから連絡があり、相談したところ、以前から本郷さんのデザインへの興味を覚えていた担当者が、ジャストの営業職を紹介してくれました。異業種ではあったものの、担当者からジャストで働く人たちの人柄の良さを聞き、まずは会社説明会に参加したそうです。
当日、説明会の参加者は本郷さん1人のみ。
本郷さんのために開かれた説明会では、社員とのジェスチャーゲームが用意されており、終始温かい雰囲気に包まれ、その親しみやすさに非常に驚いたそうです。
さらに、すれ違う社員の明るいあいさつや、誰にでも話しかけやすい社内の雰囲気にも感動した本郷さん。「この人たちと一緒に働きたい」と社員の人柄に強く惹かれ、説明会当日のうちに応募を決意しました。
本郷さんから見た、「職場」としてのジャストの魅力とは?

本郷さんが考えるジャストの魅力は、「何でも相談しやすい社員同士の距離感」と「活発な地域交流」でした。
会社説明会で感じた社員の親しみやすさは、入社後も変わっていないそうです。年齢や部署など関係無く、誰もがラフに意見を言い合える雰囲気があります。仕事の相談がしやすいのも、新入社員にとっては心強い環境です。
そして、ただ相談しやすいだけでなく、「失敗してもいいから、好きなようにやってみて」と背中を押してもらえる安心感もあると話します。未経験からでものびのびと挑戦し、成長できる環境がジャストの魅力の一つです。
入社時には手描きのウェルカムボードとケーキで歓迎されたり、日常的に社長からおやつの差し入れがあったりと、心温まるエピソードも教えてもらいました。
また、ジャストでは地域清掃をはじめとした地域貢献活動にも取り組んでいます。活動中には、地域の人たちと交流する場面もあり、本郷さんは会社説明会で聞いた「地域の方とのつながりを大切にしている」という言葉を実感したそうです。
社内でも社外でも、一人一人のつながりを大切にしているジャスト。人を思いやる社風が、働きやすさにもつながっているように思えます。

ジャストに入社し、2026年に2年目を迎える本郷さん。未経験で挑戦する営業職の楽しさと、入社前から感じている職場の温かさについて話を聞きました。
株式会社ジャストのデータ

| 団体名 | 株式会社ジャスト |
|---|---|
| 業種 | パッケージの企画、製造、販売 |
| 代表者名 | 酒井一貴 |
| 設立年 | 1997年 |
| 住所 | 岡山県倉敷市児島上の町1丁目8−8 |
| 連絡先 | 086-472-7514 ※受付時間 平日 午前9時30分~午後6時 |
| ホームページ | ジャスト ホームページ |




































