株式会社ジャスト 本郷芽依さん ~「+α」で商品の魅力を引き出し、ジャストなパッケージデザインを届ける(若手が紡ぐ倉敷仕事物語 Vol.14)

ジャストアイキャッチ
ジャストアイキャッチ

本郷芽依さんにインタビュー

ジャストで働く若手社員、本郷芽依(ほんごう めい)さんに話を聞きました。

本郷芽依(ほんごう めい)さん
本郷芽依(ほんごう めい)さん

未経験から「デザイン会社の営業」へ

事務職から営業職への転職ということで、入社当初は不安も多かったと思います。業務上はどのようなフォローがありましたか?

本郷(敬称略)

入社して最初の頃は、先輩社員や社長がつきっきりで同行してくださり、1日の流れから仕事の進め方まで、いろいろなことを教えていただきました。

先輩が心がけていたことで、私が今でも参考にしているのは、「訪問する際は、1つの部署だけでなく、複数の部署へごあいさつに伺う」という営業スタイルです。担当者間のつながりだけでなく、会社全体でつながりが持てるように、私でも真似して実践するようにしています。

また、「お客さまのどのような情報をデザイナーに伝えれば良いのか」と悩むこともありましたが、ジャストには営業用の「ヒアリングシート」があるので、それに沿ってお客さまのご要望を引き出しています。

社内全体の研修としては、どのようなプログラムがありましたか?

本郷

全社員と1対1でじっくり対話する「価値観の授業」という、ジャストならではの独自のプログラムがありました。

事前に自分自身のプロフィールや価値観をまとめた資料を作成し、それに沿ってお互い質問を交わし合うんです。約1カ月間かけて、20人ほどいる全社員の皆さんとお互いのことを深く知る時間を作っていただきました。

「価値観の授業」で使用した本郷さんのプロフィール資料
「価値観の授業」で使用した本郷さんのプロフィール資料

価値観の授業を受けてみて、「やって良かった!」と感じる瞬間はありますか?

本郷

部署を越えて、話しかけやすい関係性ができました。

普段の業務であまり接点がない部署の方もいらっしゃるのですが、その研修があったおかげで、社内ですれ違った際に自然と雑談を交わしやすくなったと感じています。最初にお互いの人柄や共通の趣味を知られて良かったと思います。

「+α」の提案が、自分の自信にもつながった

仕事中の本郷さん

営業活動をする中で、本郷さんが心がけていることは何ですか?

本郷

入社直後は、お客さまに「自分の顔と名前を覚えていただくこと」が一番大切だと思ったので、初対面の方や名刺交換させていただいたお客さまには、その日のうちに必ずメールをお送りするようにしていました。

メールの即返信や、こまめなやり取りなど、丁寧な連絡は今でも欠かさないように心がけています。

仕事でやりがいや楽しさを感じられるのはどのような時ですか?

本郷

一番やりがいを感じるのは、お客さまからのメールが、先輩や社長宛てではなく、私個人宛てに直接送られてきた瞬間です。私に任せてくださるお客さまからの信頼を感じられて本当にうれしく思います。

自分自身の成長を実感できた時もやりがいがありました。私は異業種からのスタートだったので、入社したばかりの頃はデザインの専門用語が全く分からない状態でした。日々の仕事で少しずつ知識を吸収していって、商談の内容にしっかりとついていけるようになった時は、自分の成長を実感できましたね。

仕事中の本郷さん

これまでの仕事の中で、特にうれしかったエピソードを教えてください。

本郷

とあるパッケージの制作の際、お客さまからご希望の色の指定があったのですが、社内で社長と話し合う中で「こちらの色も提案してみたらどうだろう」と別色のアイデアが生まれました。

そこで、お客さまが希望された色と、私たちが提案する色の2色のサンプルを用意して持参したんです。お客さまにどちらか選んでいただくつもりでお持ちしたところ、どちらの仕上がりも非常に気に入ってくださり、最終的に「どちらの色もすてきだから、2パターンで製造してほしい」とご依頼をいただきました。お客さまの社内でも評判が良かったとお聞きした時は、とてもうれしかったです。

お客さまに「+α」のご提案ができて、大きな自信にもつながりました。

お客さんに提案した2色のパッケージ
お客さんに提案した2色のパッケージ

背中を押してもらえる温かい環境で、成長を続ける

先輩と話す本郷さん

苦労したことはありますか?

本郷

一番苦労したのは、デザイナーさんに対する「依頼の伝え方」です。お客さまの意図を正確に伝えないと、想定していたものとは違うデザインが上がってきてしまうことが何度もありました。

今ではパッケージの知識も身についてきたので、Microsoft Wordで指示書などを作りながら、より具体的で分かりやすい指示が出せるようになっています。

本郷さんが担当したタグ
本郷さんが担当したタグ

入社1年目で複数の案件を持って、不安もあったかと思います。プレッシャーはありましたか?

本郷

社長からお客さまを引き継いだ時は、正直「本当に私の指示で進めて大丈夫なのだろうか」と不安に思う瞬間もありました。ですが、「失敗を恐れないで好きなようにやっていいよ」と温かくフォローしてくださったので、私なりの解釈でお客さまへの提案を続けられました。

自分の提案でお客さまに喜んでいただけると、自信にもつながります。

職場の雰囲気や社員の人柄が入社の決め手になったそうですが、入社前後でギャップはありましたか?

本郷

良い意味で、社長のイメージが変わりました。説明会や面接の時は、代表ということもあって少し厳しそうな印象を抱いていたんです。

でも実際に入社して、一緒に仕事をさせていただくと、社長は非常にフレンドリーで、若手でも意見が言いやすい空気を作ってくれます。若手の意見を尊重したり、成長を温かく見守ったりする姿勢は、社長だけではありませんでした。先輩や上司の皆さんも同じです。本当に相談がしやすい職場だと思います。

本郷さんが担当したパッケージ
本郷さんが担当したパッケージ

最後に、同世代の読者へメッセージをお願いします。

本郷

仕事は、ただ言われたことだけをこなすものではありません。例えば営業の仕事であれば、お客さまとのやり取りの中で変化に気づき、「+α」の提案をすることが大切だと思います。

日々の小さな積み重ねが、自分自身の成長にもつながると思うので、一緒に頑張っていきましょう

おわりに

筆者がジャストのオフィスに訪問した際、玄関先ですれ違った社員の方と「今日は暑いですね」と軽い雑談をしました。言葉を交わしたのは一瞬でしたが、心がふんわり温かくなったのを覚えています。

そして、本郷さんの取材を終えてみて、親しみやすいジャストの雰囲気は、社員一人一人の思いやりが生み出しているものだと実感しました。

人間関係の良さは、きっと働きやすさにもつながっていると思います。

のびのびと働き、未経験から着実に成長を重ねている本郷さん。本郷さんの今後の活躍を、これからも応援したいと思います。

アイキャッチの本郷さん

若手が紡ぐ倉敷仕事物語 バックナンバー

株式会社ジャストのデータ

画像提供:株式会社ジャスト
団体名株式会社ジャスト
業種パッケージの企画、製造、販売
代表者名酒井一貴
設立年1997年
住所岡山県倉敷市児島上の町1丁目8−8
連絡先086-472-7514
※受付時間 平日 午前9時30分~午後6時
ホームページジャスト ホームページ

倉敷とことこの厳選記事を LINEでお届けします

あなたの月500円が、次の取材費になります。

倉敷とことこの取材費はメディア運営とは別の収益事業でやり繰りしていて、寄付・協賛は収入の1割ほどしかありません。

クレジットカード対応・1分で完了

岩佐りつ子
岩佐りつ子
ずっと住んでいた神奈川を離れ、2023年12月に地域おこし協力隊として倉敷に移住しました。

縁もゆかりもなかった倉敷のまちは、見るもの、出会うもの、全てが初めてづくし!毎日の暮らしに居心地の良さを感じています。 移住者目線を忘れずに、倉敷の魅力を伝えていきたいです。

こんにちは、地域おこし協力隊です

県外から倉敷市への移住をより一層進めるため、Webを通じた生活者目線での情報発信や、移住関連イベントへの協力をミッションに活動しています。

倉敷市地域おこし協力隊

連携協定

地域を知る

はれとこでライター活動を希望する方へ

一般社団法人はれとこは、地域の情報発信を担う「市民ライター」育成などの活動をおこなっています。

倉敷市民レポーター教室
高梁川流域ライター塾

「体験」から「本格活動」「スキルアップ」まで、3つのステップで市民ライターの成長を応援します。詳しくは講座・セミナーページをご覧ください。