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観音経写経会(令和5年2月18日開催)~ 気忙しい日常からしばし離れ、自分と向き合い心も体もリフレッシュしませんか?

観音経写経会(令和5年2月18日開催)~ 気忙しい日常からしばし離れ、自分と向き合い心も体もリフレッシュしませんか?

伝えとこ / 2023.03.25

気忙しい毎日を過ごす日々。1日があっという間に過ぎてしまいます。

そんな慌ただしい時間を一旦止めてみませんか?

ありがたいお経の言葉を一つひとつなぞることで、毎日がんばっている自分をいたわる時間を体験できます。

その体験とは、真備町にある小さなお寺「本住寺」で体験できる『観音経写経会かんのんぎょう しゃきょうかい)』です。

ほんの少しの時間でも、静かな空間に座り写経をしながら、自分と対話してみませんか。

わたしも、非日常で自分を見つめ直すために『観音経写経会』に参加し、心も体もリフレッシュしてきました。

本住寺

あなたも倉敷とことこで
ライターデビューしませんか?

記載されている内容は、2023年3月記事掲載時の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。

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静かに座り文字をなぞる

倉敷市服部にある小さなお寺「本住寺(ほんじゅうじ)」(別名:ごぢょっこ寺)で毎月第3土曜の午前9時~午後5時の間、本堂を開放して『観音経写経会』がおこなわれています。

予約をする必要ないので時間内であればいつ訪れても良いです。

2012年から続いており、2023年で11年目。

住職の奥様、妙紀(みょうき)さんが本堂に入ってから、お作法や写経の書き方をていねいに教えてくれます。

お釈迦様は観音経を見て、聞いて、読んで、自分のものとして持ち、書写すれば願いは叶うと説かれています。

観音経は、観音様の善いおこないが説かれたありがたいお経なのです。

お経を書き写すことで清浄な心が養え心の平安を得ることができ、最後まで書き抜くことで忍耐と集中力が養えます

ストレス発散自分を癒す方法として写経にチャレンジしてみても良いとのこと。

道具はお寺で用意していただいていて、あとは手本をなぞるだけなので、誰にでも簡単にできます。

静寂本堂で写経をおこなう
静寂本堂で写経をおこなう

集中して自分と向き合う

集中して自分と向き合う。ほんの数十分でも、体験できます。

必要なものは、用意してあるので手ぶらで参加できます

なお参加費は、以下のとおりです。

  • お手本 写経用紙 1セット 1,000円

初心者でも、最初にていねいに教えてもらえるので安心です。

本堂に入ったら、まず手洗いと口をすすいで、体を清めます。

席には下敷き、文鎮、筆ペンが用意されているので、好きな場所に座って書き始めましょう。

わたしが書き始めたときはひとりでしたが、書き終わるころには3人入って来ました。

みなさん、自分のペースで黙々と書き進めていました。

ときどき筆を置いて休憩しながら、時間を気にせず進められるのが良いです

自分のペースで黙々と書き進める
自分のペースで黙々と書き進める

集中したあとは、美味しいお茶でリラックス

『観音経写経会』に参加した理由は、真備町で写経体験ができる場所があることを知ってもらいたいと思ったからです。

わたし以外の参加者に、どこから来ているのか尋ねると、真備町外の人がたくさん来ています。

平成30年7月豪雨被災前、近所に住んでいた人が、今は別の場所で暮らしていてしばらく来ていなかったけどやっと来たと言っている人もいました。

話を聞いたなかで偶然にも、何十年ぶりかの同級生のお母様にお会いしたのもびっくりでした。

おもてなしのお茶とお菓子で、ほっとひと息
おもてなしのお茶とお菓子で、ほっとひと息

自分のペースで進められるので参加しやすい

写経の終わりに、お茶とお菓子を用意してくれていました。

おしながきも用意されていて、おもてなしの心が感じられます。

終わった人やこれから書く人が、入り混じってお茶を飲みながらお話ができる空間。

初対面だけど、「ここまで書いた」とか「何枚目だ」とか、写経という共通点があれば話しも弾みます。

集中した後は、小さな達成感があって気分がいいです

写経をした後のほっとした余韻を感じながら、ひと息つけるひとときがうれしい。

書いている途中でも、一旦本堂からでて休憩もできます。

始める前と終わったあとの景色も違って見えるかも

集中力が途切れて疲れたら、筆をおいて休憩しても大丈夫

うろうろと歩きまわることはできませんが、本堂の中をじっくり観察するのもおすすめです。

天井からぶら下がっているキラキラと輝く天蓋(てんがい)は、日頃見られないので新鮮です。

一旦、退出して外の空気を吸ってみるのもいいかも。

釣鐘を鳴らしてみてもいいし、お庭から見える真備町内も眺められます。

外から見る本堂のようす
外から見る本堂のようす
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おわりに

観音経写経会を始められて10年になり今年(2023年)で11年目だそうです。

わたしは毎日の慌ただしい日常から、あえて時間を作って参加しました。

観音経の意味がわからなくても、ひと文字、ひと文字ていねいになぞっていくと気持ちが無になる感覚があります。

数行でも、半分でも、一枚でも自分の中で決めた小さな目標をクリアしていくことが大切です。

その日の都合で進めていけるのも継続する秘訣ですね。

2枚の写経を仕上げると最後に自分のお願いごとを書く欄があります。

願いごとは、12月に『納経会』で住職がお経を唱えながら祈願してくれます。

真備町にある小さなお寺本住寺で体験できる『観音経写経会』。

ほんの少しの時間でも、静かな空間に座り写経をしながら、自分と対話してみませんか。

自分を見つめ直す時間も大切にしたいですね。

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観音経写経会のデータ

名前観音経写経会
期日毎月第3土曜日
午前9時~午後5時までの間、随時。

場所岡山県倉敷市真備町服部1587
参加費用(税込)お手本 写経用紙 1セット 1,000円
ホームページ岡山県の倉敷市真備にあるこぢょっこ寺「本住寺」
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鉄子

鉄子

生まれも育ちも倉敷市真備町。普段は会社勤めをしています。休日は、ローカル線に乗って電車の旅をするのが大好きなゆるい鉄道オタク。要チェックは井原鉄道線。高梁川流域の鉄道にまつわるニッチな情報と生まれ育った大好きな真備の魅力を発信していきます。

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