倉敷美観地区の景色といえば、どんな光景が思い浮かびますか?
代表的なものは、白壁の建物・柳並木・川、そして「川舟」ではないでしょうか。
そこで「くらしき川舟(かわぶね)流し」を体験してみました。
大人は500円(税込)、子供は250円(税込)で乗舟でき、風流でエキサイティング!
歩いて見るのとは少し違う、川舟流しならではの角度から倉敷美観地区を眺めませんか?
目次
くらしき川舟流しのデータ

名前 | くらしき川舟流し |
---|---|
地域 | 倉敷美観地区 |
所要時間 | 20分程度 |
所在地 | 〒710-0046 岡山県倉敷市中央1丁目4−8 |
電話番号 | 086-422-0542 |
駐車場 | なし |
営業時間 | 始発 午前9時30分 〜 最終便 午後5時 ※30分おきに出発 お問い合わせ先 倉敷物語館臨時観光案内所 開館時間 午前9時~午後6時 |
定休日 | 3月〜11月:第2月曜日のみ運休(祝日は除く) 12月〜2月:平日運休 ※年末年始は運休 |
利用料(税込) | 大人 500円 子ども(5歳〜小学生以下) 250円 ※税込、5歳未満は無料 |
支払い方法 |
|
予約の可否 | 可 ウエディングや七五三 等の場合のみ |
タバコ | 完全禁煙 |
トイレ | |
子育て | |
バリアフリー | |
ホームページ | くらしき川舟流し |
くらしき川舟流しとは
くらしき川舟流しとは、倉敷川をゆったりと進む観光川舟です。
倉敷川は倉敷美観地区の中心を流れる川で、かつては物資を積んだ川舟が行き交っていました。
くらしき川舟流しでは、江戸時代の商人になった気分を味わいながら、舟から倉敷美観地区を眺められます。
倉敷駅から川舟乗船場までのアクセス
JR倉敷駅の南口を出て、倉敷中央通りを南に進みます。「美観地区入口」の信号にあるスクランブル交差点を、左に曲がってください。
300メートルほど真っすぐ歩き、左手に中橋(写真)・右手に倉敷館観光案内所(2019年7月現在工事時中)がある角まで来たら、橋を渡りましょう。
橋を渡り終えたら、川に沿って右に大きく曲がります。
右手に「川舟乗船場」が見えてきます。赤い和傘が目印です。
川舟に乗るときは、乗船場から。チケットはもう少し先の「チケット販売所」で購入できます。
細い路地がある丁字路の川沿いに、チケット販売所がありますよ。
くらしき川舟流しの魅力
昔ながらの手漕ぎ舟に乗り、船頭さんの話を聞きながら眺める倉敷美観地区の風景。
歩いて見た景色との違いが楽しめます。
船頭さんに主要なスポットの解説をしてもらえるのも、嬉しいポイントです。ただ眺めているだけではわからなかった情報を知れ、倉敷美観地区への理解が深まりますよ。
実際に著者も体験してみて、風情があって優雅で、感動しました。
とても楽しかったので、それ以来倉敷の観光について聞かれると「川舟、めっちゃいいよ!」と前のめりでおすすめしています。
くらしき川舟流しの乗り方は?チケットは予約はできる?
くらしき川舟流しの乗船チケットは、当日販売のみ。中橋前の観光案内所「倉敷館」1階で購入できます。

倉敷館
午前9時30分から午後5時の間で30分おきに出発し、チケットは出発時間ごとにわかれています。
同日であれば、「午前10時に午後4時の乗船券を買う」というように、先の時間のチケットも購入できますよ。
舟は2艘(そう)あり、1艘の定員は6名、定員に達するとチケット販売が終了します。
つまり、乗船人数が限られていて、当日先着順。人が多いときには、乗れないこともあります。
日によってバラつきがありますが、土日祝の午前中は人が多く、平日の午後は比較的少ないとのこと。繁忙期には、午前中に1日分のチケットが売り切れてしまう日もあるそうです。
乗船確率を上げるには、当日早めにチケット販売所を訪れてください。
美観地区に着いたら最初に倉敷館に行き、空いている時間の乗船券を購入してから、観光スケジュールを考えるのもおすすめです。
無事にチケットが買えたら、出発時間の5分以上前に乗り場に行きましょう。時間に遅れると払い戻しもできないので注意してください。
雨天時や強風時は運行中止です。再開は気象状況に応じて判断されます。
ウエディングや七五三等の場合のみ、貸切で乗れます(要予約)。
くらしき川舟所要時間とルートは?
くらしき川舟の所要時間は約20分です。
倉敷美観地区の中心部約300mを、往復します。
くらしき川舟流しに乗ってみた
モデルのやぶなお&ゆりちぇる夫婦と一緒に、くらしき川舟流しに乗りました。
まず、チケット販売所へ行きます。体験日は平日だったこともあり、昼過ぎに訪れましたが、夕方の時間が空いていました。
時間になるまで、周辺を散策。倉敷美観地区は歩いて回りやすい広さなので、時間の調整がしやすく便利です。
時間の5分以上前に、乗船場所へ。案内されて川舟に乗ると、「すげ笠」を貸してもらえます。趣が増しますね。
記念撮影をして、出発!
著者はテンションMAX。楽しい……!
いつもは上から見る中橋をくぐり抜けると、景色が開けます。電信柱や電線が見えないので、空も広く感じられます。
角度が変わるとこんなにも町並みが違って見えるのか、と驚きました。
全体が見渡せ、向こう岸から見るより近い。そんな距離感が新鮮で、ひとつひとつの建物がよく見えました。
船頭さんは、長い竿を使って器用に舟を操りながら、街の説明をしてくれます。
大原美術館の前にある今橋まで来ると、折返し。川幅はそれほど広くありませんが、ゆっくりときれいにターンします。
再び中橋をくぐり、高砂橋方面へ。
川から見るなまこ壁、とても良いですね。
桜の季節に乗船したので、倉敷川には花びらも浮かんでいました。手を伸ばせば水に触れられるほど水面がすぐそばで、魚や鳥も近くに感じられます。
高砂橋でターンして、乗り場に戻ります。
水面に映る景色も、川舟から見るのが1番綺麗なのでは、と感じました。
ゆったりと進む約20分、満足度の高い時間でした。
くらしき川舟流しを運営している、倉敷観光コンベンションビューローさんにお話をうかがいました。
イベント時に川舟での「瀬戸の花嫁・川舟流し」、通称「花嫁流し」を実施したことでした。
とても人気があったことから、一般客の乗船体験やウエディングでの前撮り等の貸切を実施すると喜ばれるのではないかと考えて、「くらしき川舟流し」をはじめました。
川舟の雰囲気を楽しんでいただけるよう、コミュニケーションを心がけています。
船頭が舟を出す前に記念撮影をしたり、外国のお客様には多言語で挨拶をしたり。
乗船中には、暑さ対策にもなる、すげ笠の貸し出しもしています。
大人からお子様まで、海外のかたを含めた、たくさんの人におすすめです。
チケット販売所や乗船場の案内は多言語表記し、販売時には簡単な英語で対応しています。また、乗船注意事項も多言語表記したものを渡していますね。
安全のため、身を乗り出して写真撮影をしたり、激しく動いたりしないようにお願いしています。
また、舟縁に手を出さないようにしてください。
水上から眺める白壁の町並みは、歩きとはまた違った目線で川舟流しならではの表情を見せてくれます。
ゆったりとした時間の流れや趣を感じてください。
くらしき川舟流しで風情を感じよう
倉敷美観地区の魅力がよくわかり、風流な、くらしき川舟流し。
ぜひ優雅なひとときを体験してください。
くらしき川舟流しのデータ

名前 | くらしき川舟流し |
---|---|
地域 | 倉敷美観地区 |
所要時間 | 20分程度 |
所在地 | 〒710-0046 岡山県倉敷市中央1丁目4−8 |
電話番号 | 086-422-0542 |
駐車場 | なし |
営業時間 | 始発 午前9時30分 〜 最終便 午後5時 ※30分おきに出発 お問い合わせ先 倉敷物語館臨時観光案内所 開館時間 午前9時~午後6時 |
定休日 | 3月〜11月:第2月曜日のみ運休(祝日は除く) 12月〜2月:平日運休 ※年末年始は運休 |
利用料(税込) | 大人 500円 子ども(5歳〜小学生以下) 250円 ※税込、5歳未満は無料 |
支払い方法 |
|
予約の可否 | 可 ウエディングや七五三 等の場合のみ |
タバコ | 完全禁煙 |
トイレ | |
子育て | |
バリアフリー | |
ホームページ | くらしき川舟流し |