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豊島屋 〜 伝統の味を守る「タテソース」。定番ソースから「超・激辛ソース」「料亭だし」まで幅広く展開

豊島屋 〜 伝統の味を守る「タテソース」。定番ソースから「超・激辛ソース」「料亭だし」まで幅広く展開

買っとこ / 2024.01.23

あなたの家の台所にあるソースは、どんなソースですか?

私の家に子供の時からあるのは「タテソース」。

名前のとおり盾(たて)のマークのソースです。
しかも近所の店の店員が、タテソースのマークが付いた前掛けをしていたのをよく覚えています。

だから、私にとってソースといえばタテソースなんです。

そんなタテソースを製造しているのは、倉敷市西部・玉島地区にある「豊島屋(てしまや)」という会社。

豊島屋は江戸時代中期に創業した老舗で、中国地方でも早い時期にソースの製造を始めました。

地元・岡山県周辺では、タテソースはおなじみのソース。
家庭だけでなく、多くの飲食店でも愛用されているんです。

そして、辛いもの好きやソース好きのあいだでは「超・激辛ソース」の製造元として全国的に有名。
多くのマスメディアに取り上げられて、話題になったんです。

そんな倉敷市有数の老舗企業である「タテソース」の会社・豊島屋を紹介します。

記載されている内容は、2024年1月記事掲載時の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。

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豊島屋 (てしまや)のデータ

豊島屋(タテソース):外観
団体名豊島屋 (てしまや)
業種食料品製造業・販売業(ソース・酢・醤油・その他調味料・唐辛子エキス)
代表者名大野 豊
設立年設立:昭和23年(1948年)8月1日、創業:享保5年(1720年)
住所岡山県倉敷市玉島中央町1丁目7-8
電話番号086-522-2148
営業時間午前8時30分〜午後5時
休業日日、祝日
第2土曜日
ホームページ倉敷市玉島の豊島屋-タテソース/超・激辛ソース/お好み焼ソース/料亭だし/醤油・ソース・酢の醸造元

道順を確認

豊島屋は「タテソース」で知られる老舗のソース・調味料メーカー

豊島屋(タテソース):外観

豊島屋があるのは、倉敷市の西部にあたる玉島地区
玉島地区の中心市街たる玉島中央町です。

豊島屋の歴史は古く、なんとなんと創業約300年

「タテソース」ブランドの各種ソースの製造をメインに、つゆ・たれ類、醤油、酢などの調味料・加工食品を製造。

また、業務用と家庭用を製造していて、業務用が約65%家庭用が約35%です。

令和6年(2024年)現在は、大野 豊(おおの ゆたか)さんが代表取締役を務めています。

創業は江戸時代中期、店名は創業家のルーツの地に由来

豊島屋の創業は、なんと江戸時代中期にまでさかのぼります。
享保5年(1720年)に、綿や海産物などを扱う問屋として豊島屋は創業しました。

豊島屋(タテソース):江戸時代の豊島屋のようす
社内に飾られている明治17年(1884年)ごろの豊島屋を描いた絵画

現在の玉島中心部は、備中松山藩が港を造成するために海を干拓して生まれた場所です。
豊島屋は一大物流拠点だった玉島の港町で商売をはじめました。

創業した地は、現在の通町商店街

豊島屋という屋号は、創業家の大野家が武蔵国(むさしのくに)の豊島郡(としまぐん)から移住してきたことに由来しています。

豊島郡は、現在の東京23特別区の中部から北部にかけての地域です。
なお、武蔵・東京の豊島は「としま」と読みますが、豊島屋は「てしま」と読みます。

昭和8年よりソースの製造を開始

綿や海産物などの問屋として創業した豊島屋ですが、やがて醤油の醸造などもおこなうようになります。

そして、明治23年(1890年)に醤油醸造専門に業態を変えました。
大正3年(1914年)には、酢の醸造も開始。

豊島屋(タテソース):昭和26年ごろの豊島屋のようす
社内に飾られている昭和26年ごろの豊島屋の写真

昭和5年(1930年)になると、現在の豊島屋がある場所に酢醸造工場を建設します。

その後、昭和8年(1933年)にソースの製造を開始

昭和初期からのソース製造は、中国・四国地方でも古いほうなんですよ!
ソース製造だけでも80年以上の歴史
があります。

そして、昭和23年(1948年)に「株式会社 豊島屋」が設立されています。

「タテソース」のブランド名は幕末の国学者の詠んだ歌から

▼豊島屋といえば盾(たて)のマークの「タテソース」。

豊島屋(タテソース):看板

このタテソースのブランドは昭和8年のソース製造時から使われています

「タテ」という名前と盾のマークは、幕末に活躍した国学者・鈴木 重胤(すずき しげたね)が詠んだ、以下の歌から取られています。

天皇(おおきみ)の御楯(みたて)となりて死なむ身の心は常に楽しくありけり

「タテ」の名前とマークには「盾のように力強くしっかりと伝統と味を守っていきたい」という思いが込められているんです。

なお、酢や醤油など一部の商品では「ヤマテ」のブランドもあります。
これは豊島屋の頭文字「て」に、縁起をかついで「」を組み合わせたものです。

豊島屋の建物は歴史を感じさせる雰囲気

玉島中心部は、昭和中期の面影を残す古い町並が多くあります。

そのため『ALWAYS 三丁目の夕日』などの映画のロケ地になりました。

▼豊島屋の建物も歴史を感じさせます。

豊島屋(タテソース):外観

豊島屋の建物は昭和8年のソース製造開始時のものなんです。

味や会社だけでなく、建物も今に受け継がれているのも魅力だと感じました。

「つるし雛飾り」のイベントも開催

豊島屋では、2月後半から3月前半にかけて「つるし雛飾り」というイベントを開催しています。
ちょうど倉敷市内各所で開催される「倉敷雛めぐり」に合わせての開催です。

▼つるし雛飾りのときには、豊島屋の店先にたくさんの「つるし雛」が飾られます。

豊島屋(タテソース):つるし雛飾りのようす
写真提供:豊島屋

豊島屋の歴史的な風情ある建物と、つるし雛の雰囲気がよく合い、大勢の見物客が訪れるんです。

このつるし雛は、福島県いわき市中之作(なかのさく)港にある、中川 敬子(なかがわ けいこ)さんが代表をつとめるちりめん細工教室「ままや」の皆様が、丹精込めて作り上げたもの。

これを豊島屋が借りて展示しています。

平成23年(2011年)の東日本大震災で「ままや」の雛・裁縫道具・ちりめんなどが津波の被害を受けました。

それにも関わらず、翌年の「つるし雛飾り祭り」を開催したというニュースを大野社長が見て感動。

そして大野社長が「ままや」へ「中之作と港という共通点がある玉島で、ぜひ展示をしたい」と依頼しました。

さらに「忘れません!3.11を!」というテーマで、東日本大震災の被災地支援もおこないました。

なお、平成31年(2019年)は「ままや」の中川さんからの要望もあり、豊島屋のつるしひな飾りで集まった義援金は、平成30年7月豪雨で被災した真備町へ届けています。

豊島屋の家庭用商品はオンラインで購入可能

豊島屋の家庭用商品は、岡山県内のスーパーマーケットや食品販売店で購入できます。

県外の一部の店でも取り扱っている店があるほか、東京都新橋にある岡山県・鳥取県の合同アンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」でも販売。

また、豊島屋の本社事務所でも購入できます。
本社での支払いは、現金のみです。

さらに、豊島屋の公式オンラインショップもあり、オンラインで購入もできます
ぜひ利用してみてください。

▼以下は、豊島屋 公式オンラインショップの主要な商品です。

公式オンラインショップ 主要商品一覧(2024年現在)
公式オンラインショップ 主要商品一覧(2024年現在)

なお、オンラインショップでは一部の業務用商品も販売しています。

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豊島屋のおすすめ商品・人気商品

豊島屋は、非常にたくさんの商品を扱っています。
家庭用だけで、なんと約50種類

▼豊島屋の主要な家庭用商品は、以下のようなラインナップです。

豊島屋(タテソース):商品一覧
豊島屋(タテソース):商品一覧

そこで、豊島屋の家庭用商品の中から、おすすめの商品・人気の商品を紹介します。

価格は消費税込み。商品名・容量・価格は、令和6年(2024年)1月時点のもの

「超・激辛ソース」は全国の激辛ファン・ソース好きが注目!

▼地元・岡山県周辺ではおなじみのタテソースですが、タテソースの名前を一躍全国区にしたのは「超・激辛ソース」という商品です。

豊島屋(タテソース):超・激辛ソース

岡山県以外の人でタテソースを知っているとしたら、この超・激辛ソースを思い浮かべるのではないでしょうか。

激辛好きやソース好きのあいだで超・激辛ソースが人気に。
さまざまなメディアで取り上げられ、タテソースの名前が一気に全国に広まったのです。

もちろん、超・激辛ソースは、豊島屋の家庭用商品のなかで人気の高い商品。
平成30年(2018年)では、超・激辛ソースは360ミリリットル換算で年間およそ4万8,000本の売上がありました。

▼超・激辛ソースのラベルは、いかにも激辛そうな印象が伝わってくるラベルではありませんか!

豊島屋(タテソース):超・激辛ソースのラベル

超・激辛ソースは、唐辛子エキスブラックペッパーをたくさん配合している濃厚ソース。

唐辛子にふくまれている辛味成分のカプサイシンが、豊島屋のほかのソースの100倍配合されています。

これが、激辛好きやソース好きの心をくすぐる、クセになる味なんです。

しかも、超・激辛ソースは辛いだけではありません。

▼タテソースの定番ソースのひとつ「お好み DRY」という商品が、超・激辛ソースのベースになっているんです。

豊島屋(タテソース):超・激辛ソースとお好みDRY

お好みDRYは、厳選された野菜・果実をたっぷり使用していて、甘味・辛味・酸味のバランスがよいフルーティーな味わい。

辛いだけではなく、深くまろやかな風味も超・激辛ソースのポイント!

▼超・激辛ソースは、かなり粘りが強いです。

豊島屋(タテソース):超・激辛ソース

タコ焼きに少しだけつけて食べましたが、この粘りのおかげでタコ焼きの上に少量でもちゃんとつけられました。

思ったより甘みがあり、適度な酸味と同時に、少量なのにピリリとした刺すような刺激があります。

でも、タコ焼きを食べ進めると、意外と辛さを意識しませんでした。
とはいっても、かけ過ぎは注意です!

大野社長の話では、超・激辛ソースはカレーライスを引き立てるソースとか。

できあがったカレーライスに、超・激辛ソースを「二本線」を書くようにかけると、失敗作がホテルの味に!

ぜひ、試してみてください!

▼超・激辛ソースの容量・価格は、以下のとおり。

容量価格(税込)
360ミリリットル475円
900ミリリットル713円
1,800ミリリットル1,296円

もちろん、公式オンラインショップでも購入できます。

ウスターからお好み・とんかつ用まで豊富な定番ソース

▼昔から豊島屋が製造している定番のソースの数々。

豊島屋(タテソース):定番ソース各種

ウスターソースの「ウスター」から、中濃ソースの「ソフト」、さらに濃厚ソースは用途ごとに「とんかつ」「お好み焼き」「お好みDRY」「焼そば」などがラインナップ。

私が小さいころ、自宅にはタテソースのウスターやとんかつ・お好み焼きなどのソースが置いてあったのを、今でも覚えています。

しかも、ラベルのデザインもほぼ同じです。
このレトロなラベルも、タテソースのポイントだと思います。

豊島屋のタテソースは、今も地元では安定した人気のある定番ソースです。

▼取材時、ウスター・ソフト・お好みDRYの3種を自宅用に購入。

豊島屋(タテソース):ソフト・ウスター・お好みDRY

▼ウスターは、とろみがないサラリとしたソースです。

豊島屋(タテソース):ウスターソース

甘味と酸味がジワッと口に広がります。

「甘味・辛味・酸味」のバランスがよいので、串カツソースとしてもおすすめ!

▼ソフトソースは、とろみがあるタイプ。

豊島屋(タテソース):ソフトソース

ソフトソースは、いわゆる中濃ソースと呼ばれるものです。
濃厚ソースよりとろみはやや弱め。

といっても、しっかりとしたとろみがありました。
また、甘さが特徴的で、ソースだけでもおいしいです。

我が子は、ソフトソースだけペロペロなめて味わっていました。

▼さきほど紹介したように、お好みDRYは超・激辛ソースのベースになっているソースです。

豊島屋(タテソース):お好みDRYソース

お好みDRYソースは濃厚ソースの一種なので、とろみが強めです。

甘さもありながらフルーティーさもあるので、サッパリとした後口。
ソフトソースと同じく、ソースだけでもおいしいです。

▼定番ソースの種類と価格は、以下のとおりです(業務用のぞく)。

種類容量価格(税込)
ウスター500ミリリットル378円
900ミリリットル562円
ソフト500ミリリットル378円
900ミリリットル562円
1,800ミリリットル1,015円
とんかつ500ミリリットル378円
900ミリリットル562円
1,800ミリリットル1,015円
お好み焼き500ミリリットル378円
900ミリリットル562円
お好みDRY500ミリリットル378円
1,800ミリリットル1,015円
焼そば500ミリリットル378円
1,800ミリリットル1,015円

公式オンラインショップでもソースは購入できます。

「料亭だし」はいろいろな料理に応用できる万能選手

▼超・激辛ソースに次ぐ豊島屋の人気商品が「料亭だし」。

豊島屋(タテソース):料亭だし

もともと、うどん店向けの業務用のつゆ「かけ自慢」という商品でした。

大野社長が子供の運動会に参加したとき、うどんを提供することに。
そのとき、かけ自慢1:湯10でダシをつくって、うどんを出しました。

すると、保護者たちから「おいしいので家庭用も販売して欲しい」との声が多く寄せられ、商品化。

平成3年(1991年)に「簡単・便利・楽しい」をキャッチコピーにして、「料亭だし」の名前で販売をはじめました。

すると、たちまち人気商品になったのです。

▼取材時、実際に大野社長が料亭だしでうどんつゆをつくり、味見をさせていただきました。

豊島屋(タテソース):代表取締役 大野豊氏

▼飲む前からダシのよい香りがしてきます。

豊島屋(タテソース):料亭だし

飲むとダシのよい風味が口の中に広がり、深い味わいで、うどんのつゆのほかにもいろいろな料理に活躍できそうでした。

実際、料亭だしは以下のような料理にピッタリ。

料理配合
うどん11倍
(料亭だし1:水または湯10)
寄せ鍋13倍
(料亭だし1:水または湯12)
おでん13倍
(料亭だし1:水または湯12)
炊き込みごはん13倍
(料亭だし1:水または湯12)
ぞうすい13倍
(料亭だし1:水または湯12)
茶碗蒸し13倍
(料亭だし1:水または湯12)

ほかにもいろいろ応用できそうです。

▼便利な料亭だしは、以下のような容量・価格です。

容量価格(税込)
360ミリリットル410円
1,000ミリリットル778円
1,800ミリリットル1,296円

料亭だしも、公式オンラインショップで買えます。

「ぼっけぇ旨辛醤油」も激辛ファンから人気

▼「ぼっけぇ旨辛醤油」は、超・激辛ソースの醤油版のような商品です。

豊島屋(タテソース):ぼっけぇ旨辛醤油

ぼっけぇ旨辛醤油は、平成19年(2007年)に発売されました。

醤油の中に、唐辛子辛味成分のカプサイシンが配合されています。
「ぼっけぇ」は、岡山方言(備中方言)で「ものすごい」という意味。

▼よく見ると、醤油の中に細かくなった唐辛子が確認できます。

豊島屋(タテソース):ぼっけぇ旨辛醤油

ぼっけぇ旨辛醤油を卵かけごはんや豆腐に少しだけかけて、食べてみました。

少量でも、醤油の甘辛い風味ともに唐辛子成分のピリ辛さを感じます。
料理の味がピシッと引き締まった感じ!

漬物や焼き魚のかけ醤油としてもおすすめです。

ぼっけぇ旨辛醤油は、中高年に大人気!
少し刺激があるからかもしれませんね。

もちろん、ぼっけぇ旨辛醤油もかけすぎ注意です。

▼ぼっけぇ旨辛醤油の容量・価格は、以下のとおりです。

容量価格(税込)
150ミリリットル378円
360ミリリットル529円

ぼっけぇ旨辛醤油は、公式オンラインショップで販売されています。

「ホルモン焼のたれ」はホルモンうどん以外にも幅広く活用できる

▼「ホルモン焼のたれ」は、岡山県津山市などのご当地料理の「ホルモンうどん」用のたれです。

豊島屋(タテソース):ホルモン焼きのたれ

津山のホルモンうどんが、津山のご当地グルメとして注目されはじめたときに新発売しました。

そのため、名前が「ホルモン焼のたれ」となっていますが、実はとても便利な「焼肉のたれ」なんです。

豊島屋のホルモン焼のたれは、ホルモンうどん以外にも幅広く応用できるのが特徴。
豚丼や肉野菜炒め、チャーハンなどに使ってもおいしいんです。

牛・豚・鶏肉・海鮮・野菜など、いろいろなものと合います。

  • 焼肉
  • 野菜炒め
  • 海鮮焼き
  • 生野菜
  • チャーハン

▼ホルモン焼のたれは、本醸造醤油・みりん・清酒・味噌をバランスよく配合しています。

豊島屋(タテソース):ホルモン焼のたれ

たっぷり入っているリンゴと、隠し味の鶏肉スープがポイントです。

そのため、ホルモン焼きのたれは、まろやかな味わいで食べやすいと思いました。
生野菜のサラダにかけてみましたが、意外とアリだと思います!

ホルモン焼のたれは、平成21年(2009年)に発売されました。

▼ホルモン焼のたれは、以下のようなラインナップです。

容量価格(税込)
230グラム378円
1,200グラム972円
2,150グラム1,620円

ホルモン焼のたれも、公式オンラインショップで取り寄せできます。

「塩だれ」は粗挽きの黒コショウがスパイシー

▼「塩だれ」は、名前のとおり塩味のたれです。

豊島屋(タテソース):塩だれ(写真提供:豊島屋)
豊島屋(タテソース):塩だれ(写真提供:豊島屋)

塩だれは、平成14年(2002年)に発売されました。

▼一口なめてみると、口の中に一気にサッパリとした塩味とともに、荒挽きの黒コショウスパイシーな風味が広がっていきました。

豊島屋(タテソース):塩だれ

これで肉を焼いたらおいしそうだと、なめた瞬間に感じます。

塩だれは、荒挽きの黒コショウやニンニクに、塩をバランスよく配合。
肉・魚介・野菜など幅広い料理に活躍します。

スパゲティーやバーベキューに使っても最高ですよ!

ほかに、焼き鳥などにも合いそうです。
塩カルビ丼や塩焼きそばもおいしいと思います。

▼塩だれの容量・価格は、以下のとおり。

容量価格(税込)
200ミリリットル270円
1,000ミリリットル713円
1,800ミリリットル1,188円

もちろん、塩だれも公式オンラインショップで扱っています。

他社とのコラボ商品も!

長きにわたり地元で愛されている豊島屋の商品。

そのため、他社とのコラボレーションした商品も登場しています。

そこで、他社とのコラボ商品の一部を紹介。

「玉ノ浦 醤油パイ」はひらいと豊島屋の醤油「味露」のコラボ

▼「玉ノ浦 醤油パイ」は、玉島の和菓子店・ひらいと、豊島屋の醤油「味露(みーろ)」のコラボレーションです。

豊島屋(タテソース):玉ノ浦醤油パイと味露
写真提供:豊島屋

ひらいは、玉島銘菓「良寛てまり」の製造元として知られています。

味露は本醸造こいくち醤油で、深いうまみと豊かな香りが人気の商品。

▼玉ノ浦 醤油パイは、パッケージもおしゃれで上品な印象です。

豊島屋(タテソース):玉ノ浦醤油パイ

▼葉っぱのような形で、表面には米菓子が。

豊島屋(タテソース):玉ノ浦醤油パイ

▼裏側はこんな感じ。

豊島屋(タテソース):玉ノ浦醤油パイ

サクサクとしたパイ独特の軽やかな食感です。
そして甘いパイのバターの香りとともに、醤油の甘く香ばしい上品な味わいがしました。

これは、かなりおいしいです!

ちなみに商品名の「玉ノ浦」は、玉島が江戸時代の干拓前に海だった時代の名前です。
玉ノ浦の名は『万葉集』にも出てきます。

「塩だれ味 横綱一番」「塩だれ味 おかき」は花田食品と豊島屋の「塩だれ」のコラボ

▼「塩だれ味 横綱一番」「塩だれ味 おかき」は、花田食品と豊島屋の「塩だれ」とのコラボレーションです。

豊島屋(タテソース):横綱一番・おかき

花田食品は、豊島屋と同じく玉島にある菓子やポリ容器入り清涼飲料水の会社。

花田食品の人気商品である横綱一番・おかきを、豊島屋の塩だれの味に。
塩だれ特有のスパイシーな風味が楽しめます。

創業から約300年、タテソースの製造開始から約80年という老舗である豊島屋。
地元に愛されつつ、超・激辛ソースなどで全国的にも注目されています。

そんな豊島屋の代表取締役 社長・大野 豊(おおの ゆたか)さんにインタビューをしました。

インタビューを読む

豊島屋 (てしまや)のデータ

豊島屋(タテソース):外観
団体名豊島屋 (てしまや)
業種食料品製造業・販売業(ソース・酢・醤油・その他調味料・唐辛子エキス)
代表者名大野 豊
設立年設立:昭和23年(1948年)8月1日、創業:享保5年(1720年)
住所岡山県倉敷市玉島中央町1丁目7-8
電話番号086-522-2148
営業時間午前8時30分〜午後5時
休業日日、祝日
第2土曜日
ホームページ倉敷市玉島の豊島屋-タテソース/超・激辛ソース/お好み焼ソース/料亭だし/醤油・ソース・酢の醸造元
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フリーランスの取材・インタビューライター、フォトライター。地域の文化・地理・歴史・食べ物などに精通。企業の社員インタビューや事例紹介、採用コンテンツも。地域情報サイトも運営。
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豊島屋(タテソース):各種ソース

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