「企業学び楽舎講座 次年度説明会および意見交換会」のようす
2025年2月13日(木)、倉敷市芸文館アイシアターで「企業学び楽舎講座 次年度説明会および意見交換会」がおこなわれました。

当日は企業40社、中学校・高等学校9校、教育委員会1名が参加しました。福祉・建設・保育など、テーブルごとにざっくりと業界が分かれています。

第1部は説明会となっており、最初に令和6年度の実績報告と令和7年度の事業計画について、倉敷市労働雇用政策課から説明がありました。その後、2社が事例紹介を話します。
次年度から新たに加入する企業も参加しているため、事例紹介は授業のコツやポイントなどがわかりやすく紹介されていました。
1社目の事例紹介は、下津井電鉄株式会社。
授業のポイントは「何を伝えたいかを明確にし、生徒にそれを伝えること」だそうです。授業の目的を冒頭に伝えておくことで、生徒自身が自分事として捉えられると話します。

生徒たちを飽きさせない工夫として、動画を入れたり、クイズ形式にしたりするなどのテクニックも紹介していました。
下津井電鉄は、過去に下電バスを用意して運転席に座る体験を提供しましたが、「運転席に座るまでの時間がヒマ」という生徒の声を聞き、その次から生徒を退屈にさせないためのワークショップを取り入れたそうです。
生徒たちの退屈を無くすことが、興味関心を持ってもらうカギとなりました。

2社目の事例紹介は、菅公学生服株式会社。
座学で実際に使用したスライドとともに、どのような授業の流れで菅公学生服に興味を持ってもらったのかを話しました。ワークショップでは、大量の制服の資料をもとに、生徒たちが自分の学校の制服作りにチャレンジし、非常に盛り上がったそうです。

企業学び楽舎講座で、企業側が得られるメリットについても紹介していました。子ども達と交流することで社員のやりがいにもつながり、また子どもならではの視点に新たな気づきが生まれるそうです。

事例紹介が終わった後は質疑応答タイムがあり、教育委員会、倉敷市、企業のそれぞれの視点からコメントが上がりました。
事例紹介の後は、休憩をはさんで第2部がスタート。コーヒーを飲みながらテーブルごとに意見交換会が始まります。

生徒を飽きさせないための授業の工夫について話し合うグループが多く、「生徒がさらに楽しめる体験を用意していきたい」「生徒のレベルに合わせて体験を分けるのはどうか」など、さまざまな意見が上がっていました。

学校関係者からは、「企業の皆さまが工夫しているのを実感しました」という感想が上がります。
学校・企業・自治体が連携しながら、それぞれ熱意を持って取り組んでいることが伝わってきた意見交換会でした。
おわりに
筆者は企業学び楽舎講座を取材中、「もし自分が生徒だったら、どこの企業の授業を聞いていたかな」と考えていました。福祉、飲食、建設、エンタメなど、さまざまな業界から二つの授業を選べるので、しばらく悩んでしまいそうです。
意見交換会では、生徒たちが楽しみながら学べる工夫をそれぞれの企業が試行錯誤していることがわかり、企業学び楽舎講座が今後さらにパワーアップしていく予感がしました。
今のご時世、県外に出る若者も多いと思いますが、地域企業と交流した経験があるのとないのでは、地域に対する思い入れも変わってくると思います。
個人的には、企業学び楽舎講座のような、中高生が地元企業と関わる機会は今後も継続されてほしいと思いました。
企業学び楽舎講座(問い合わせは倉敷市労働雇用政策課まで)のデータ

【Youtube】倉敷市動画チャンネル 倉敷市キャリア教育推進事業
名前 | 企業学び楽舎講座(問い合わせは倉敷市労働雇用政策課まで) |
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住所 | 岡山県倉敷市西中新田640 |
電話番号 | 086-426-3415 |