JR倉敷駅の南口から徒歩約5分の位置にある、あちてらす倉敷。敷地内には芝生スペースがあり、そこでは週末にさまざまなイベントが開催しています。
アジア系の料理が大好きな筆者が気になったイベントは、台湾フードが集結する「台湾夜市(たいわん よいち)」。ハイクオリティな台湾グルメを楽しめるイベントとして、過去にも何度か開催されています。
普段なかなか食べる機会のない台湾グルメを味わいに、筆者は友人と一緒に参加してみました。
台湾の香りに包まれた、当日のイベントのようすを紹介します。
記載されている内容は、2025年4月記事掲載時の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。
目次
台湾夜市とは

台湾夜市は、2025年3月29日(土)にあちてらす倉敷で開催されたイベントです。
県内外から8つの飲食店が集まり、本格的な台湾グルメが楽しめます。飲食以外にも、台湾式足つぼマッサージの出店や、台湾雑貨の販売もありました。
会場は、街中のこぢんまりとしたスペースでしたが、台湾の出店が並び、カラフルな提灯や装飾で彩られると、小さな台湾旅行を楽しんでいる気分を味わえます。

「午後4時ごろから全出店者が集まる」という情報を得たので、筆者は夕方ごろに友人と一緒に足を運んでみました。
台湾のグルメを味わう
イベント当日、寒戻りで冬の気温となっていましたが、会場は多くの人でにぎわっていました。

行列ができているお店もちらほらあり、なかには早々に完売となってしまったメニューもありました。台湾グルメの人気具合がわかります。
早速、筆者たちも気になる台湾グルメをゲットしてみました。
倉敷のキッチンカー「台灣飯」の台湾式ネギパイ
最初に目を惹いたのは、会場の入り口付近に出店していた「台灣飯」というキッチンカーでした。
台湾式ネギパイや台湾ハンバーグなど、味の想像がつかないメニューが気になります。

「食べたことない新食感」というキャッチフレーズが決め手となり、台湾式ネギパイを注文しました。焼きたてを提供してくれるようで、キッチンカーの前で数分待つことに。
キッチンカーのなかを覗いてみると、「福」と書かれた小さな暖簾(のれん)が飾られていました。台湾らしい、縁起の良い装飾です。

注文してから数分後、熱々のネギパイをゲットしました。紙袋に描かれている女の子のイラストがかわいくて、思わず友人たちと「この絵かわいいね!」と盛り上がります。

パイなのでサクサクしているのかと思いきや、パリっとした香ばしい部分と、チヂミのようなモチモチの食感が二つ合わさった面白い食感。とろみのついた甘じょっぱい醤油ダレは、日本人に好まれそうな味です。

おやつにはもちろん、お酒のつまみとしても優秀な台湾フードでした。
台湾茶専門店「ランプ屋」のピーチウーロン
ネギパイを食べながら他のお店も見て回ってみます。
続いて気になったのは、香川から出店している台湾茶専門店の「ランプ屋」。普段あまり見かけない台湾茶や、茶葉を使ったベーグルなどを販売していました。

お店の人におすすめされたのはピーチウーロン。「本場の茶葉を使っているので、ペットボトルのお茶で作ったピーチウーロンとは味がまったく違うと思いますよ」と言われ、注文してみました。

筆者は普段あまり甘いお酒を飲まないのですが、ランプ屋のピーチウーロンはおいしいと思いました。ウーロン茶の味わいがしっかりとしていて、キレのある後味におどろきます。ほんのり感じる渋みも、甘すぎなくて良いです。
味の濃いおつまみにも合わせやすいカクテルでした。
小豆島の台湾カフェ「agon」のルーロー飯
食欲に火がついたのか、次はガッツリとご飯系のものが食べたくなりました。
「台湾カフェagon」は、小豆島からの出店。台湾原住民と日本人夫婦で本格的な台湾料理を作っているらしく、ここでルーロー飯を注文することにしました。

ルーロー飯とは、甘辛く煮た細切れの豚肉を、煮汁ごと白米にかけた台湾のソウルフードのひとつです。豚肉の脂のうま味と、とろみのある煮汁で、ご飯が進みます。
八角のようなスパイスが香るのも台湾料理ならではで、本場の味を楽しめました。

台湾夜市では、さまざまなお店がルーロー飯を販売していたので、友だちとルーロー飯の食べ比べをするのも面白そうです。
agonでは台湾ビールも売っていました。どちらのビールも濃い目の味付けの台湾料理にピッタリな爽やかさです。日本ではあまり見かけないパッケージデザインが新鮮です。

ルーロー飯の提供を待つ間、気になっていた水色の大きな鍋。お店の人に質問したところ、「台湾でみんなが使っている電気釜だよ。皿ごと加熱できるから汁やタレが煮詰まらないの」と教えてくれました。

調べてみると、TATUNG(大同)という台湾の老舗電器メーカーのものでした。他の出店でも飾ってあったので、台湾では一般的な調理器なのかもしれません。日本では見かけないものを多く発見できるのも楽しいですね。
コンビニで買えるソウルフード「陽陽台灣」の茶葉卵
続いて、見た目のインパクトに惹かれて購入したのは「陽陽台灣」の茶葉卵。
茶葉卵はお茶と漢方で煮たゆで卵のことで、台湾ではコンビニなどでも売っている身近なおやつだそうです。筆者は初めて茶葉卵を見て、真っ黒い煮汁に衝撃を受けました。

注文すると、本場さながらビニール袋に直に入れて手渡ししてくれます。なお、台湾のコンビニでは、自分でビニール袋に茶葉卵を入れてレジに持って行くそうです。コンビニのおでんのようなイメージでしょうか。

殻を剥いてみると、白身がしっかりと茶色に染まっています。色からして「しょっぱいのかな?」と思いましたが、ほど良い塩味でおいしかったです。ほのかに香るお茶の風味が、卵の優しい味とマッチしています。

ビニール袋から直接食べると、ローカルグルメ感が味わえて良いですね。
大行列で大人気!「RAN BAO(ランバオ)」の焼売と中華まん
お腹も満たされてきたので、最後に行列が絶えない「RAN BAO(ランバオ)」に並んでみることにしました。

このお店では、できたての焼売と中華まんを味わえます。ずらりと積み上げられたせいろから、良い香りの湯気が漂っていました。

焼売は、砕いたピーナッツとラー油がかかったピリ辛味でお酒が進みます。モチモチの皮とピーナッツの歯ごたえが楽しい一品です。中身の餡(あん)もジューシーで満足度が高かったです。

デザート代わりに注文したあんまんは、ピンク色で春らしいかわいさです。せいろで蒸した生地はふかふかで、あんこだけでなく生地にも甘さが感じられました。

ほど良い甘さで締めにちょうど良いデザートでした。
おわりに
台湾グルメを食べ尽くした台湾夜市。名前を知っている王道グルメから、地元の人に愛されているローカルグルメまで、いろいろな種類の料理を食べられたイベントでした。
どのお店のかたも気さくに話してくれて、台湾への愛がしっかりと伝わってきます。
暗くなってからチラリと会場を覗きに行くと、カラフルな提灯が点灯されていて、ますます台湾旅行の気分が味わえました。

次回の台湾夜市は、2025年6月14日(土)に矢掛町のやかげ西町イベント広場で開催する予定です。お腹をぺこぺこにして行くことをおすすめします。