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冨來屋本舗 別館の代表取締役・楠戸 登美夫さんにインタビュー
歴史あるブランド和牛・千屋牛を使った料理をリーズナブルに食べられるのが魅力的な冨來屋本舗 別館。
冨來屋本舗 別館を運営する株式会社 TRY(トライ)の代表取締役である楠戸 登美夫(くすど とみお)さんに、開業の経緯や店のこだわり、今後の抱負などについて話を聞きました。
産地の新見以外でも千屋牛を気軽に楽しめる店を
楠戸 (敬称略)
本店を「きびそば」を中心とした郷土料理中心の店に業態を変えるとき、お付き合いのあるかたから、地元の食材として千屋牛を紹介されました。
それが当店で千屋牛を扱うようになったきっかけです。
その後、現在別館がある物件を紹介されました。
県南部で千屋牛を扱っている店が少なく、あってもちょっと高級。
さらに専門店となると、ほとんどないですね。
そこで、千屋牛の専門店を出してみようと思ったんです。
そうして紹介された物件に別館を出店しました。
楠戸
千屋牛は生産頭数がとても少ないので、高級な食材です。
それを可能な限りリーズナブルに提供できるようにするのが大変でした。
提供する部位を変えてみたり、提供方法やメニューなどを工夫してみたり…。
いろいろ考えました。
まだ今も試行錯誤の途中ですね。
意外と地元のお客さんが多い
楠戸
本店と異なり、別館は地元の人がすごく多いのが特徴ですね。
千屋牛は、観光客のかたにまだまだ知られていません。
生産頭数が少ないなどの事情があるからです。
いっぽう、岡山県周辺には知られています。
でも、県南には千屋牛の店は少ないです。
だからこそ、県南の倉敷周辺のかたがたに注目していただけました。
「わざわざ新見まで行かなくても、千屋牛の専門店でリーズナブルに千屋牛料理が楽しめる」と。
ゆっくりとくつろげる空間づくり
楠戸
実は、昼と夜でコンセプトを変えています。
昼は、千屋牛をリーズナブルに食べたいかた向け。
夜は、くつろぎながらゆったりと千屋牛の料理を楽しみたいかた向け。
だから夜は4人以上の予約のみとしました。
店舗の物件、実は入店前は民家だったんです。
この美観地区のド真ん中に、民家の雰囲気の残る場所があるのは希少ですよね。
だから、あえて民家の雰囲気を残した内装にしています。
くつろげる雰囲気のなかでゆったりと過ごしながら料理を楽しんでいただきたいですね。
今後の抱負
楠戸
千屋牛は岡山県・備中地方が誇る歴史のあるブランド和牛。
でも地元に住んでいて千屋牛について知っていても、なかなか食べられない。
だから地元のブランド和牛をもっと身近に、もっと気軽に楽しんでほしいんです。
地元の人にこそ、地元の味を知ってほしいと思います。
もちろん、観光やビジネスで来たかたにも楽しんでほしいです。
千屋牛は、まだまだ県内ではハードルが高い食材のイメージが高く、県外では認知度が低いと思います。
少しでも多くの人に、千屋牛の魅力を知っていただければいいなと思いますね。
おわりに
「千屋牛」を聞いたことがあれば、なかなか食べられない高級肉だと知っていると思います。
あこがれの千屋牛が気軽に楽しめる店があるとは、夢のようではありませんか。
しかも夜の営業では一棟貸しができます。
家族でちょっといいものを食べたり、何かの記念のときだったり、友達とゆっくり食事会をしたりなど、特別なときに冨來屋本舗 別館を使ってみてはいかがでしょうか。
また、観光やビジネスで倉敷に来たときにもおすすめです。
冨來屋本舗 別館で備中の誇るブランド和牛・千屋牛を味わってみてください。
冨來屋本舗 (とらいやほんぽ) 別館のデータ
名前 | 冨來屋本舗 (とらいやほんぽ) 別館 |
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住所 | 岡山県倉敷市本町5-27 |
電話番号 | 086-427-0122 |
駐車場 | なし |
営業時間 | 昼の部:午前11時30分〜午後3時 (午後2時オーダーストップ) 夜の部:午後4時30分〜午後9時 (1組限定、4人以上の予約のみ) |
定休日 | 月 |
支払い方法 |
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予約の可否 | 可 4人以上から予約可能 |
座席 | |
タバコ | 完全禁煙 |
トイレ | 洋式トイレ |
子育て | 子供用食器あり |
バリアフリー | 車椅子での入店不可 |
ホームページ | 冨來屋本舗(とらいやほんぽ) ~倉敷美観地区~ |