日曜日といえば、家族そろってのお出かけ日和。
いつもの公園やショッピングモールも良いですが、たまには、違う場所にも行ってみたいですよね。
そんなときは、毎月第2日曜日に倉敷市玉島で開催される「備中玉島みなと朝市」はいかがでしょうか?
グルメの出店や子ども向けイベントでにぎわう朝市では、お祭り気分を味わえます。
筆者はこれまでに2回参加しましたが、地元の人の温かさと活気が心地良く、また行きたくなりました。
2025年1月12日(日)開催の朝市へ出かけたので、そのときのようすをお届けします。
記載されている内容は、2025年2月記事掲載時の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。
目次
備中玉島みなと朝市はどんなイベント?

備中玉島みなと朝市は、毎月第2日曜日の午前9時~12時に開催されるイベントです。
会場となる岡山県倉敷市玉島は、かつて港町としてにぎわい、昭和レトロな商店街が今も残る町。
「朝ごはんを食べに行こう!」をキャッチフレーズに、商店街には多くの出店が並び、倉敷市近隣のグルメが集まります。
また、工作やチョークアートといった子ども向けのイベントもあり、大人も子どもも楽しめる朝市です。

グルメとイベントでお祭り気分。朝市のようす
午前9時30分に会場に着くと、すでににぎわっているようす。
小さな子ども連れの家族も多く、地元の人も多く参加している印象でした。
5つの商店街が会場となっていますが、商店街ごとの距離は近く、歩いてまわることができます。
会場近くには複数の駐車場があり、今回は玉島図書館の駐車場に停めました。

さっそく商店街の中に入ると、あちこちに出店が並びお祭りのような雰囲気。
おでんやからあげ、玉子焼きなど…食べ物の出店が多く、目移りしてしまいます。朝ごはんだけでなく、持ち帰ってお昼ごはんにも良さそうですね。


淹れたてのコーヒーを楽しむ「咲笑珈琲」
たくさんの出店のなかでも、特に気になったのが咲笑珈琲です。
咲笑珈琲では、その日に焙煎した豆をひいて、その場でドリップしてくれます。コーヒー好きとして、朝のコーヒーは外せません。
ドリップ中の写真を撮らせてもらうと、「緊張しちゃう~!」と言いつつ、ていねいに淹れてくれました。
ちょっとした会話ができるのも、朝市ならではでしょうか。

頼んだ咲笑ブレンドはまろやかな味わい。ブラックとは思えない飲みやすさに驚きました。
熱気あふれる獅子舞の披露
朝市の楽しみはご飯だけではありません。
当日は乙島畑青年団の獅子舞の披露があり、多くの人が見物していました。

和太鼓の音とともに獅子が舞い、息ぴったりな2匹の演技に見入ってしまいます。寒い日でしたが、演者の熱気が伝わってくるようでした。

演目が終わると、集まった子どもたちの頭を、獅子が噛んでいきます。獅子が頭を噛むと、その人の邪気を食べてくれるのだとか。
お正月らしく、縁起の良いイベントを見ることができました。
子どもも楽しめるおもちつき体験
お正月といえばおもちつき。というわけで、朝市では福々もちつきも開催されていました。

商店街のど真ん中に臼が置かれ、その場でついたおもちを買うことができます。
重そうな杵をお兄さんが振るたびに、「よいしょー!」とかけ声が上がっていました。
もちつきの仕上げは子どもたち。自分の背よりも大きな杵を振り、最後の仕上げをしてくれました。

つき上がったおもちはその場で丸められ、販売されます。
家に持ち帰って食べると、その柔らかさにびっくりしました。
おわりに
グルメやコーヒーを楽しみ、獅子舞やもちつきを見て…と、充実した朝を過ごせました。
毎月出店者やイベントも変わるため、何度行っても新しい楽しみが見つかりそうです。
お店の人との会話も楽しく、活気がありつつも穏やかな雰囲気でした。お年寄りや子ども連れの家族も多く、地域の人も楽しんでいるのではないでしょうか。
朝市では、季節のイベントのほかにも、工作やチョークアートといった子ども向けのイベントも開かれています。
毎月第2日曜日の午前9~12時に開催されているので、ぜひ足を運んでみてください。