FMくらしきで、毎週土曜日午前8時から午前9時まで放送している「あつまれ!小学生」。
パーソナリティの阿部あすかが倉敷市内の小学校を訪れ、学校や校区の魅力、そして大きな夢を語る子どもたちに取材する番組です。子どもたちの生の声を通じて、地域の魅力を改めて感じられます。
2025年9月13日(土)の放送回では、倉敷市堀南にある「大高小学校」のようすを紹介しました。
元気いっぱいの子どもたちの声をお送りします。
この記事は株式会社エフエムくらしきによる寄稿記事です。一般社団法人はれとこ編集部が編集し、公開しています。
記載されている内容は、2025年11月記事掲載時の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。
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目次
FMくらしき「あつまれ!小学生」
「あつまれ!小学生」では、訪問先の小学校の6年生に直接インタビューし、みんなが通う学校の魅力を深く掘り下げていきます。また、小学生の視点で語られる地域の良いところや好きなところを紹介する「校区自慢」も注目です。
わくわくする将来の夢を語ったり、いつも一緒にいる家族への感謝の気持ちを伝えたり……思わず大人も胸が熱くなる、心温まるインタビューもお送りします。

今回訪問したのは、倉敷市堀南にある大高小学校です。1873年(明治6年)に設立され、100年以上の歴史を誇る学校です。
大高小学校の魅力について、早速子どもたちに語ってもらいました。
大高小学校について

トップバッターとして学校紹介をしてくれたのは、久保田菜々(くぼた なな)さんです。緊張しているとは思えないほど堂々としたようすで、学校の魅力を三つ教えてくれました。
まず一つ目は、全校児童が1,000人を超えるという、その人数の多さです。
2024年度の調査によると、大高小学校は倉敷市内で三番目に児童数が多い学校でした。
たくさんの人と交流を深められるほか、体育発表会や学習発表会などの行事では、みんなで一致団結して頑張るため、より気持ちを入れて楽しめるそうです。体育発表会では、学年144人で円陣を組み、気持ちをひとつにできたと話してくれました。
二つ目は、学校生活を快適に過ごすために、全校生徒で「大高四本柱」に取り組んでいることです。
大高四本柱とは、「挨拶」「靴揃え」「廊下歩行」「無言清掃」という四つの行動を表しています。まだ全員が完璧にできているというわけではありませんが、運営委員会や6年生を中心に、みんなが楽しく参加できるように意見交換をしているそうです。
そして三つ目は、ペア学年での交流があることです。
大高小学校では、6年生は1年生、5年生は3年生とそれぞれペアの学年が決められています。ペアになった学年は、休み時間に一緒に遊ぶ計画を立てたり、体育発表会の表現を見せ合ったりするなど、学年を超えた交流を楽しんでいます。
久保田さんは、「普段あまり話さない学年の人と話すことで、年齢の違う人との関わりかたを学べます」と話してくれました。
児童数が多い大高小学校では、その人数の多さを生かした取り組みがおこなわれていることがわかりました。横のつながりだけでなく、縦のきずなも感じることのできる学校紹介でした。

大高小学校の児童が語る「学校&校区の自慢」
続いて、子どもたちが誇りに思っている「学校や校区の自慢」を紹介します。
3人の小学生に、大高学区の魅力について教えてもらいました。
1. 地域の夏の風物詩!「大高夏祭り」

最初の発表者は山本あやな(やまもと あやな)さんです。
山本さんが紹介してくれたのは、大高小学校で毎年開催される夏の風物詩「大高夏祭り」でした。
大高夏祭りには数多くの屋台が並ぶそうで、山本さんからは、射的とかき氷がおすすめだと紹介されました。
射的は、スナイパーになった気分でおもちゃの銃を撃てるのが楽しいそうです。お祭りの屋台で遊ぶとなれば、射的は確かに外せません。
かき氷は、混雑して蒸し暑い会場で食べるからこそ、なおさらおいしく感じると話してくれました。シャリシャリとした氷と甘いシロップ、こちらも夏祭りならではの味ですね。
大高夏祭りは、近所の人たちも集まる地域の行事として、毎年開催されています。山本さんは「今年も友だちと一緒に行きたいです」とわくわくしながら語ってくれました。
収録時は2025年の大高夏祭り開催前でした
2. 心と体を育む豊かな公園の数々

続いて、菅野日那(かんの ひな)さんが大高学区の公園の多さについて紹介してくれました。
菅野さんは、公園の魅力は二つあると話します。
一つ目は自然が豊かなことです。
ブランコや滑り台などの遊具だけでなく、それらと同じくらいの広さのグラウンドや、たくさんの木々があり、心を豊かにしてくれると感じていると語ってくれました。
二つ目の魅力は、小さな子どもから大きな子どもまで楽しめるよう、さまざまな遊具がそろっていることです。滑り台や砂場、ブランコ、鉄棒など、多くの子どもが楽しめる設備がそろっています。
特に菅野さんのおすすめは酒津公園でした。
酒津公園には水遊びができる場所があるため、暑い時季には特に楽しめるそうです。のびのびと遊べる環境は、子どもたちにとっても大きな魅力です。
3. おいしいお店が集うエリア

最後に三村優香(みむら ゆうか)さんが発表してくれたのは、大高校区においしいお店がたくさんある点です。三村さんが特におすすめするお店を二つ紹介してくれました。
一店目は「焼肉まるい精肉店」です。
このお店では、新幹線にお肉が載って運ばれてきたり、小学生以下の子どもは最後にお菓子がもらえたりと、大人も子どもも楽しめる工夫がされています。子どもに優しく、わくわくしながらおいしい焼肉を味わえるお店です。
二店目は「おかず家 菜月」というお弁当屋さん。
おかずは手作りで、毎日違うメニューが並ぶため、「今日のおかずは何かな」と、食べる前からわくわくするそうです。お弁当にはお肉や魚、野菜がバランス良く入っており、栄養もしっかり摂れるので、安心して食べられるところもおすすめだそうです。
大高校区には、他にもおいしいお店が数多くあるそうなので、足を運んでみたくなりました。
子どもたちが語る自慢には、実際に大高校区に足を運びたくなる魅力が詰まっていました。おいしいご飯を食べて、公園でのびのびと遊び、健やかに成長してほしいと思います。大高小学校の皆さん、ありがとうございました。
未来へ向かう子どもたちの声
学校の魅力をたっぷり教えてもらった後は、みんなの将来の夢についても尋ねました。
今回インタビューに答えてくれたのは20名です。
将来やってみたい仕事をキラキラと語る子どもたちや、まだ職業は決まっていないけれど「こんな人になりたい!」と語る子どもたちもいました。どれも個性あふれるもので、みんなの未来の姿を想像すると、わくわくします。
「好きなこと」を原動力に挑戦する子どもたちの姿は、私たち大人にも大きな勇気と感動を与えてくれました。
大高小学校の皆さん、ありがとうございました。
おわりに
「あつまれ!小学生」では、子どもたちの声を通じて、今後も学校や地域の魅力を皆さまにお届けします。
小学校を訪問するたびに、先生がたや地域の皆さまの温かな支援のもと、子どもたちが日々成長していることが伝わってきました。
地域の子どもたちが健やかに、そして楽しく過ごせるよう、エフエムくらしきは今後も見守り続けてまいります。





















































「あつまれ!小学生」は、エフエムくらしきのホームページからもお聴きいただけます。