就職活動において、市役所で働く公務員を目指しているかたもいるのではないでしょうか。
ひとことで「自治体の仕事」といっても、住民情報から税関係、建設、消防、福祉、観光、教育など、ジャンルは驚くほど多岐にわたります。
普段はなかなか業務内容について知る機会はありませんが、倉敷市で働くことに興味がある人を対象に「倉敷しごと万博」が開催されます。
多種多様な倉敷市の仕事を一挙に学べる就活イベントです。どのような内容なのかを紹介します。
記載されている内容は、2026年2月記事掲載時の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。
「倉敷しごと万博」とは

倉敷しごと万博は、2026年3月7日(土)に開催される倉敷市主催の就活イベントです。
倉敷市の仕事に関心のある高校生以上の人を対象にしており、多岐にわたる倉敷市職員の仕事について学べます。
会場は、倉敷市役所内に新設された防災危機管理センター1階です。用意されるブースは以下の4つです。
- 各課の仕事を紹介する説明ブース(事務職・技術職・資格職・消防職)
- 仕事着、仕事道具の展示ブース
- 職員と気軽に交流できる「KuraCafe(クラカフェ)」
- 模擬面接、模擬グループディスカッションを体験するイベントブース
市の仕事といえば、一般的に事務職をイメージするかもしれません。
しかしそれ以外にも、土木・建築・電気・機械・化学といった技術職や、栄養士・保健師・保育教育職などの資格職、そして消防署に勤める消防職など、幅広い職種の職員が活躍しています。

現役の職員から直接説明を受けられる貴重なイベントということもあり、2025年の開催では、80名を超える申し込みがあったとのことです。
また、先輩職員にカジュアルに相談できたり、面接やグループディスカッションの対策ができたりするのも、倉敷しごと万博の魅力です。
事前申込制のため、参加したいかたは倉敷市電子申請サービスから申し込みをしてください。締め切りは2026年2月25日(水)です。
倉敷しごと万博は、倉敷市で働く若手職員の声から生まれました。どのような経緯で企画されたのか、倉敷市人事課職員研修所の津田力哉(つだ りきや)さんに話を聞きました。
担当者インタビュー

倉敷しごと万博が企画された経緯について教えてください
津田(敬称略)
倉敷市には、採用に関する広報活動をおこなう採用PRチームがあります。20代、30代の若手職員で構成されているチームです。
採用PRチームのなかで、自分たちの就職活動を振り返った際に、「各部署の仕事内容を詳しく知りたかった」「先輩職員に気軽に相談できる場が欲しかった」「面接やグループディスカッションの対策をしたかった」など、当時抱えていたさまざまな想いが浮かび上がってきたんです。そのような声を拾って企画したのが、倉敷しごと万博でした。
初めて開催した2025年は、80名を超える申し込みがあり、大変盛り上がりました。
第1回で、特に人気だったブースはありますか?
津田
特に多くのかたにお集まりいただいたのは、模擬面接と模擬グループディスカッションをおこなうイベントブースでした。
面接やグループディスカッションは、練習する機会がなかったり、そもそも対策方法がわからなかったりと、就活生にとって不安が大きいのだと思います。
今年(2026年)は、前回からさらにディスカッションやフィードバックの時間を増やす予定です。実際に体験すると、自分の意見を端的に伝える難しさや、時間配分のコツなど、気づくことが多いと思います。
対策することで不安も少し軽減されると思うので、ぜひ気軽にご活用ください。
倉敷しごと万博でおこなわれる模擬面接・模擬ディスカッションは、あくまでも練習の場です。取り上げられるテーマや質問なども一例です。実際の採用試験に影響はありません。
イベントの見どころはなんでしょうか?
津田
多岐にわたる市の仕事を、半日で学べることが大きな魅力だと思います。
倉敷市には数多くの部署があり、幅広い業務に取り組めることが自治体ならではの良さでもありますので、そのような魅力もお伝えしていきたいです。
また、就職活動において市の職員とじっくり話せる機会はそう多くありません。仕事を知ると、働いている自分の姿もイメージしやすくなると思うので、ぜひこの機会を利用していただけたらと思います。

どのようなかたにおすすめしたいですか
津田
市の仕事に興味があるかたはもちろん、面接やグループディスカッションなどの対策に悩んでいるかたにもご参加いただきたいです。
高校生以上であればどなたでもご参加いただけますので、お気軽にお越しください。
倉敷市の採用特設サイトを見ました。Instagramライブ配信を使った情報発信やKuraCafeなど、おもしろい広報活動に取り組んでいますよね。それらも若手職員のアイデアですか?
津田
はい、若手職員が積極的に意見を出しています。
特に若手職員は、市役所の前例にとらわれていないフレッシュな考え方を持っているので、どの部署も共通して若手の意見を求めている雰囲気がありますね。
自治体なのでお堅いイメージを持つかたもいるかもしれませんが、若手でも意見を言いやすい環境だと思います。
倉敷市として、どのような人材を求めているのでしょうか
津田
市の採用サイトに掲載している「求める人材・めざす職員像」を前提としつつ、私が採用説明会で学生の皆様にお伝えしていることがひとつあります。
それは、「自分が市民として市役所に行ったときに、どのような職員に応対してもらいたいか」といった内容です。ていねいな説明をしたり、市民のかたに寄り添ったりと、安心して相談ができるような職員が、市としても求められている人材だと思います。

最後にメッセージをお願いします
津田
倉敷しごと万博は、先輩職員からの実体験を聞いて、不安や疑問を解消できる場にしています。
実践的に面接やグループディスカッションを学べる機会も用意しているので、不安を少しでも感じられているかたや、市の仕事に少しでも興味を持たれているかたは、ぜひ気軽にご参加ください。
おわりに
若手職員の声から生まれた倉敷しごと万博。市の仕事を知るだけでなく、就活対策もできる、とても有意義なイベントだと思いました。
筆者も就活時代を振り返ってみましたが、このようなイベントがあったら自治体への就職も視野に入っていたかもしれません。
倉敷市の新採用職員は、ビジネスマナー研修や文書作成能力向上研修、職場内研修など、さまざまな研修を受けられるそうです。研修制度がしっかりしている職場は、安心して働ける要素のひとつだと思います。
倉敷市の仕事に興味を持っている人は、ぜひ足を運んでみてください。
倉敷しごと万博のデータ

| 名前 | 倉敷しごと万博 |
|---|---|
| 開催日 | 2026年3月7日(土) 午後1時から午後4時30分まで |
| 場所 | 岡山県倉敷市西中新田640 防災危機管理センター1階 |
| 参加費用(税込) | |
| ホームページ | 倉敷市職員採用サイト |












































