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Cafe vege(カフェベジ) 〜 美容と健康にフォーカスした罪悪感のない料理とスイーツを提供する児島のカフェ

Cafe vege(カフェベジ) 〜 美容と健康にフォーカスした罪悪感のない料理とスイーツを提供する児島のカフェ

食べとこ / 2023.01.15

Cafe vegeオーナーの髙井さんへインタビュー

高井さん

2021年の9月にオープンした「Cafe vege」。

オーナーである髙井さんにお店や健康への想いをお聞きしました。

開業の経緯について教えてください。

髙井(敬称略)

もともと、児島に美容と健康にフォーカスされたお店がありませんでした。

私は美容院も経営していますが、今の時代は美容だけではだめといわれています。

美容も大事ですが、美しくいようと思ったら健康がとても大事なんですよね。

そして健康のためには食べるものも重要だと考え、飲食店を始めました。

机といす

開業はいつですか。

髙井

開業は2021年の9月ですね。

児島の地域にあまりカフェといった形態のお店が少なく、地域のかたに還元できることはないかと考えていたんです。

そこで美容と健康にフォーカスしたお店をしようと、同じような想いを持った3人で「Cafe vege」を始めました。

お店のセールスポイントについて教えてください。

髙井

セールスポイントは素材ですね。

たとえば、野菜やお米は県北の美作にある農家さんと契約をして仕入れています。

完全無農薬というわけではないですが、限りなく無農薬に近いものです。

また果物に関しては真庭の「きよとうファーム」から仕入れして、できるだけ規格外品を回してもらっています。

こうしてフードロスやSDGsの取り組みに少しでも貢献していきたいです。

お店の主力商品について教えてください。

髙井

一番の人気メニューはやっぱりランチですね。

ミルフィーユカツレツ➁

月替わりでメニューを変更していて、シーズンごとに合わせた旬の食材を使うようにしています。

冬場の今ですと、クリームパスタがおすすめですね。

ただランチ以外のメニューも同じように数が注文されている印象です。

お客さんの年齢層を教えてください。

髙井

ありがたいことに、年齢層は幅広いです。

児島の地域的なものもあるかと思いますが、幅広い年齢層のお客様が来てくれています。

実は最初、ランチは今のように月替わりではありませんでした。

以前は、「こだわりのランチ」でやっていましたが、それだと年配のかたには量が多すぎたようです。

そこでランチを2種類にして、一つはパスタかイタリアン系をメインに、もう一つはガッツリ食べたい人用に変更しました。

さらにメニューを固定するのではなく、旬の食材を使った月替わりのランチにしたんです。

ランチ以外のおすすめを教えてください。

髙井

ランチ以外だとナポリタンやビーフストロガノフパスタがおすすめです。

ランチが変わったのに対し、これらのメニューは開業してから変えていません。

ナポリタン
画像提供:Cafe vege
ビーフストロガノフ
画像提供: Cafe vege

お店への想いを教えてください。

髙井

お店を立ち上げるときに、立ち上げた3人でお店のテーマをまず考えました。

そして考えたテーマが「おいしいの先に美容と健康がある」です。

たとえば美容院の女性のお客様のなかには「スイーツを食べたいけど、太るから我慢して食べない」といった話をよく聞いていました。

そこで「罪悪感のないスイーツ」をやってみようと思いました。

食べないことが健康ではなく、食べて動いて健康になることが一番です。

天使

現在3種類ケーキがありますが、そのなかのチーズケーキには限りなく豆乳クリームを使用しています。

だから脂っこくないけど、しっかりチーズの味は効いているケーキに仕上がっているんです。

他にもガトーショコラには豆腐を入れています。

アーモンドタルトは、アーモンドに老化予防の栄養素が入っていますね。

このアーモンドタルトの作り方は、お店のマスターが40年以上前に知り合いから教わったそうで、40年以上前のレシピになるそうです。

時代が変わっても美味しいものは変わらないと思いました。

マスターとの関係性を教えてください。

髙井

マスターは昔、イタリアン料理をされていて、実は僕が高校1年生のときにそこでアルバイトをしていました。

当時イタリアンを教えてもらいながらアルバイトをしていて、将来は美容師になるかコックになるかで、迷った経緯があります。

なので、いつか飲食店をしたいと考えていました。

しかし、僕一人ではさすがに無理だったので、僕とマスターともう一人で始めたのがCafe vegeです。

ヘアサロンが午後7時に終了するので、終わり次第向かって接客を手伝っています。

たまに知り合いのお客さんが来られたら、料理も作ります。

チキンレッグ

今後やってみたいことはありますか?

髙井

一言でいうと食堂ですね。

いまはコロナ禍もあって、食のボーダレス化が始まっていると思います。

ボーダレス化というのは、たとえばお寿司屋さんなんだけど、焼き鳥があったり、焼き鳥がメインなんだけど、お寿司も出せたりすることなどをいいます。

そんななかで、カフェといった形態にとらわれずやっていきたいです。

バルのような形で、気軽にいろいろなものが食べられるようにしたい

実は鍋とかもやり始めているんです。

他にもパーティーなどで予算とリクエストだけ伝えてもらえれば、オードブルなども作っています。

自分自身が居酒屋やお寿司屋にいってもメニューを見ずに注文したりするので、決められてものだけでなくお客様のご要望に応えていきたい。

スタッフとしては嫌がるかなと思ったけど、これが意外にもお客様が喜んでくれるのでやりがいにつながっているようです。

店内➁

おわりに

「おいしいの先に美容と健康がある」をテーマとしているCafe vege。

オーナーの髙井さんの健康に対する想いを感じ、「食べないことが健康ではなく、食べて動いて健康になることが一番」という言葉が印象に残りました。

料理やスイーツの素材ひとつ一つに健康に対する配慮がされています。

児島を訪れたかたや健康を意識されているかたは、機会があれば一度行ってみてください。

罪悪感のないスイーツを食べてみては、いかがでしょうか。

Cafe vegeのデータ

外観
名前Cafe vege
住所岡山県倉敷市児島下の町2丁目15-35
電話番号070-4093-8737
駐車場あり
駐車場5台
カフェと居酒屋わやじゃさんとの間でカフェ建物西側(カフェ入口の左側)に縦列駐車する
営業時間火~土:午前11時~午後9時
日:午前11時~午後5時
定休日月、日
第2、4日曜日お休み
支払い方法
  • 現金
  • クレジットカード
予約の可否
座席座席数20
タバコ
トイレ
子育て
バリアフリー
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