夏は、冷たい食べ物や飲み物がいっそうおいしく感じられる季節です。特にキンキンに冷えた飲み物は、何杯でも飲みたくなってしまいます。
ボートレース児島では、夏の特別企画として「ひんやり大集合!ご当地サイダー&ラムネフェス」を開催しています。
普段はなかなか競艇場に行く機会がない筆者ですが、ご当地の炭酸飲料が楽しめるイベントに惹かれて、遊びに行ってみました。
家族連れでにぎわっていたイベントのようすを紹介します。
記載されている内容は、2025年8月記事掲載時の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。
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目次
「ひんやり大集合!ご当地サイダー&ラムネフェス」について

「ひんやり大集合!ご当地サイダー&ラムネフェス」は、ボートレース児島でおこなわれている夏限定のイベントです。
2025年8月1日(金)から8月21日(木)まで、連日開催しています。
47都道府県と海外5か国の全52種類のご当地サイダー・ラムネが一挙に集結し、現地に行かないと手に入らないレアな炭酸飲料を楽しめるイベントです。
ラインナップは以下の画像をチェックしてください。

ご当地サイダー・ラムネは、各地域の特産品が使用されていたり、ラベルや製法に歴史文化が反映されていたりと、その地域ならではの味わいが詰まっています。
選んで楽しい、飲んでおいしい、子どもから大人まで楽しめる内容でした。
8月16日(土)のイベントのようす
イベントに向かった8月16日(土)、筆者はJR倉敷駅から無料バスを利用して、ボートレース児島まで向かいました。
まずは入り口で入場料100円を支払い、駅の改札のようなゲートを抜けてボートレース児島に入場します。

入場してすぐ、子ども達の楽しそうな声が聞こえてきました。夏休みにピッタリな子ども向けのイベントが開催されており、パルクール体験が盛り上がっているようです。

子ども達にとって、夏休みの良い思い出になりそうですね。
風鈴をくぐって会場へ
施設の奥に進んでいくと、お目当ての会場に到着しました。
色とりどりの風鈴がゲートになっていて、涼し気な見た目と音のきれいさに暑さが一気に和らぎます。

瀬戸内海の海風に揺られる風鈴を楽しみながら、会場へと進みました。つい上を見ながら歩いてしまいます。

中に入ってスタッフから買い物かごを受け取り、買い物スタートです。
冷蔵庫は「北海道・東北」「関東」「中国・四国」など、エリアごとに分かれていました。北のほうから順番に見ていくことにしたものの、どれも個性があるので気になってなかなか次に進めません。

選ぶ際に参考になったのが、会場内の壁に展示されていた商品紹介のパネルでした。ご当地サイダー・ラムネのこだわりや特徴が細かく書かれており、読むだけでも楽しかったです。

何度か往復して、ようやくどれを買うか決まりました。
私は時間をかけて悩みましたが、子ども達は「これがいい!」と即決している子が多く、直感で選んでみるのも面白そうです。

ご当地サイダー・ラムネ以外にも、冷やして食べるひんやりスイーツも販売されていました。クリームパンやスイートポテト、カヌレなど、こちらも種類が豊富です。

下津井にあるシーサイドファームなんば牧場アイス屋さんのアイスクリームも販売されていました。

会計時にうれしかったのが、保冷剤と保冷バッグが無料でつけられたこと。夏にうれしい心遣いでした。
冷えたサイダー&ラムネをその場でゴクリ
ボートレース児島には、イスとテーブルが大量に設置されています。早速座ってご当地サイダーを飲んでみることにしました。

筆者と友人が購入したのは4本です。本当はまだまだ買いたいところでしたが、炭酸でお腹が膨らみそうだったので、頑張って4本に抑えました。

- 能勢ジンジャーエール(大阪)
- 富山ブラックサイダー(富山)
- 大和ラムネ(広島)
- 生姜好きのためのジンジャーエール(高知)
初めに飲んだのは、大阪の能勢酒造が作った「能勢ジンジャーエール」です。

もともとはバー向けに開発されたものらしく、きちんと生姜の辛さが感じられて甘さは控え目。お酒と割ったらさらにおいしくなりそうな、ごくごく飲める辛口ジンジャーエールでした。
続いて、広島の呉市で作られている「大和ラムネ」を飲んでみました。

名前にもある通り、戦艦大和などの軍艦の乗組員からも愛されていたブランドだそうです。素朴で懐かしい甘さを感じる、王道のラムネの味がします。
ちなみに、瓶のくぼんでいる部分にビー玉がハマるようにして飲むと、凹みがストッパー代わりとなり、スムーズにラムネが飲めるので、試してみてください。

3本目は、高知県産の生姜がたっぷり使われている「生姜好きのためのジンジャーエール」です。

1本目の能勢ジンジャーエールと飲み比べてみましたが、こちらは生姜の風味が濃厚で甘みにコクがあります。みかん果汁が良いアクセントになっていて、飲みごたえがありました。
最後にとっておいたのは、富山のご当地ラーメンである富山ブラックをイメージした「富山ブラックサイダー」です。

富山ブラックのようなやみつき感を再現しているそうで、濃い目の醤油とコショウの味がしっかり感じられる衝撃的なサイダーでした。個人的にはラーメンよりも、ビーフジャーキーに味が近いと思いました。
1口目は驚きましたが、飲んでいるうちに「もうひとくち……」となる、中毒性のあるサイダーです。
サイダーを飲みながらレースも鑑賞し、良い休日の時間が過ごせました。

見どころが多かったボートレース児島
筆者が行った8月16日は同時開催のイベントも多かったので、一部紹介します。
ボートレース児島の3階エントランスホールでは、「シモデン倉敷児島塩結び」が出店していました。倉敷児島塩(えん)結びは、児島の歴史ある塩文化の復活と、塩を使った地域振興を目的にしたプロジェクトです。

こちらのブースでは児島の塩を使ったさまざまな食べ物が販売されており、児島のお土産にぴったりな商品が並んでいます。イベント価格でお得だったので、筆者も自分土産にそうめんを購入しました。

1階には、「日本遺産フェスティバルin倉敷」のPRブースもありました。

2025年10月25日・26日に開催される日本遺産フェスティバルin倉敷について、倉敷市の職員が広報活動しています。
ブースに立ち寄ると、くらしき日本遺産大使で活躍している素隠居(すいんきょ)というキャラクターのうちわをゲットできました。

レースの鑑賞、食事、買い物まで、ボートレース児島で新たな楽しみ方ができた1日でした。
おわりに
初めて出会うご当地サイダー・ラムネが多かったので、飲む時はもちろん、選んでいる時間まで楽しかったです。ご当地の味を飲み比べできる機会はめったにないので、一気に全国の味を楽しめて得をした気分になりました。
もしボートレース児島の近所に住んでいたら、またふらりと買いに行きたいくらいです。
夏休みシーズンということもあり、ボートレース児島は多くの家族連れでにぎわっていました。ボートレースに詳しくなくても、レースは見るだけで爽快感があります。当日は子ども達もレースの熱い戦いを見守っていました。
全国ご当地サイダー・ラムネフェスは8月21日(木)まで開催中なので、気になるかたは足を運んでみてください。
ひんやり大集合!ご当地サイダー&ラムネフェスのデータ

名前 | ひんやり大集合!ご当地サイダー&ラムネフェス |
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期日 | 2025年8月1日(金)から8月21日(木)まで 午前10時~午後5時 |
場所 | 岡山県倉敷市児島元浜町6-3 |
参加費用(税込) | ボートレース児島の施設入場料として100円かかります |
ホームページ | BOATRACE児島 ホームページ |