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スタンプラリーにこめる思い 倉敷市観光課牧野さん・杉岡さんにインタビュー
スタンプを集めて回りながら倉敷や岡山の観光を満喫できる、ことりっぷ岡山・倉敷まちあるきスタンプラリー。
本企画を主催する倉敷市観光課の牧野浩樹(まきの こうじ)さん、杉岡怜奈(すぎおか れな)さん。
お二人にインタビューをしました。
ことりっぷスタンプラリーをおこなった経緯
どのような経緯でこのスタンプラリーがおこなわれることになったのでしょうか。
牧野(敬称略)
始まりはことりっぷとコラボレーションして作った冊子からでした。
主催の「岡山・倉敷」観光推進協議会は関西や首都圏の20代から30代の女性をターゲットにしています。
その層はことりっぷがターゲットにしている層と一致していました。
「岡山・倉敷」観光推進協議会のメンバーにもことりっぷのファンがいたこともあって、令和3年(2021年)に岡山倉敷版をことりっぷの編集部にお願いしてつくってもらいたいという話が上がりました。
そこから、ことりっぷとのコラボレーションがスタート。
ただ観光案内所などに置くだけでは、ターゲットの層に届かないのではないかと思い、令和4年(2022年)は首都圏に向けたイベント「ことりっぷ 旅するカフェ 岡山・倉敷」を東京の池袋でおこないました。
その流れで令和5年(2023年)はことりっぷの冊子に掲載されているお店を巡るスタンプラリーをすることになり、今回のイベントが企画されました。
令和3年(2021年)に冊子をつくったときはコロナ禍だったので、実際に足を運んでもらえなかったんですよね。
そこで、実際に店舗に来てもらえるようなスタンプラリーを企画しました。
令和5年(2023年)7月15日から7月31日まで、大阪・梅田の蔦屋書店にてスタンプラリーや両市を周遊するモデルプランのパネル展示をおこないました。
デジタルを活用したまちあるき
今回のスタンプラリーは「デジタル」。どのようなこだわりがあるのでしょうか。
牧野
「気軽さ」が大きなポイントですね。
ターゲット層の20代から30代は、まさにスマホ世代。
マップでお店を見たときに、ぱっと出てきて自分がどこにいて、その店までの道がすぐにわかるようになっています。
また、デジタルですることは体験するユーザーだけでなく主催者側にとっても利点があります。
主催者側としても、紙媒体でおこなうと保管・データの打ち込みなどのコストが必要になってしまいますが、デジタルだとこれらを削減できるんですね。
このような点から、ことりっぷを運営する株式会社昭文社がデジタルでおこなうことを提案してくれました。
岡山のフルーツを楽しめる夏にスタンプラリーを
スタンプラリーの開催を夏にしたことには何か理由があるのでしょうか?
杉岡
岡山のフルーツを楽しんでもらいたいという思いからです。
岡山のフルーツを一番楽しめる時季はいつだろうとなったときに、やっぱり旬な時季といえば夏だろうという話になり、開催することが決まりました。
スタンプラリーをきっかけに倉敷との新しい出会いを
それでは、このスタンプラリーをどのように楽しんでいただきたいですか?
杉岡
倉敷市と岡山市でまちあるきスタンプラリーを開催しているので、ぜひ一泊二日で倉敷と岡山どちらも回っていただきたいですね。
スタンプラリーでいろいろなお店を回って、それをきっかけにその場で見つけた観光地も巡ってほしいです。
牧野
スタンプラリー自体は無料で楽しめるので、まずは気軽に楽しんでほしいと思います。
また、お店を巡るだけでなく倉敷アフタヌーンティーの商品券など豪華な景品に応募することも楽しみの一つ。
ぜひ、この夏は岡山と倉敷で日頃の疲れを吹き飛ばしてもらいたいなと思います。
おわりに
倉敷市観光課の牧野さん・杉岡さんへの取材を通して、スタンプラリーをきっかけに多くのかたがたに倉敷に足を運んでもらい、魅力を発見してもらいたい思いが感じられました。
フルーツを代表とするおいしいグルメを堪能したり、発見したお店で素敵な人や商品との出会いがあったり…。
ゲットしたスタンプが増えていくにつれて、筆者自身も「倉敷の好きなところ」も増えていくのを感じました。
スタンプラリーは令和5年9月18日まで実施されています。
このスタンプラリーをきっかけに、この夏は倉敷に足を運びたいですね。
- 撮影:倉敷そだち
ことりっぷ岡山・倉敷まちあるきスタンプラリーのデータ
名前 | ことりっぷ岡山・倉敷まちあるきスタンプラリー |
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期日 | 令和5年7月15日~9月18日 |
場所 | 倉敷美観地区、岡山市 |
参加費用(税込) | 無料(一部店舗で商品の購入など条件あり) |
ホームページ | ことりっぷ岡山・倉敷まちあるきスタンプラリー |