FMくらしきで、毎週土曜日午前8時から午前9時まで放送している「あつまれ!小学生」。
パーソナリティの阿部あすかが、倉敷市内の小学校を訪問し、学校や校区の魅力、大きな夢を語る子どもたちを取材する番組です。子どもたちの生の声から、地域の魅力を再発見できます。
2025年8月2日(土)の放送回では、倉敷市笹沖にある「葦高小学校」のようすが紹介されました。
元気いっぱいの子どもたちの声をお届けします。
この記事は株式会社エフエムくらしきによる寄稿記事です。一般社団法人はれとこ編集部が再編集し、公開しています。
記載されている内容は、2025年9月記事掲載時の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。
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目次
FMくらしき「あつまれ!小学生」
「あつまれ!小学生」では、訪問先の小学校の6年生に直接インタビューし、みんなが通う学校の魅力を深く掘り下げていきます。また、小学生の視点で語られる地域の良いところや好きなところを紹介する「校区自慢」も注目です。
わくわくする将来の夢を語ったり、いつも一緒にいる家族への感謝の気持ちを伝えたり……思わず大人も胸が熱くなるような、心温まるインタビューもお届けします。

今回の訪問先は葦高小学校です。
子どもたちは地域のかたがたと深いつながりがあり、日々見守られながら元気いっぱいに学校生活を送っています。
葦高小学校の魅力について、早速子どもたちに語ってもらいました。
葦高小学校について

最初に学校を紹介してくれたのは、松田鎧和(まつだ がいな)さんです。緊張していると話していましたが、やる気にあふれているようすでした。
葦高小学校の五つの特徴を、松田さんにじっくり教えてもらいましょう。
一つ目は、自分から笑顔で挨拶をするところです。
朝から「おはようございます!」と元気に挨拶を交わすことで、一日を気持ちよくスタートできているそうです。
二つ目は、しっかり掃除をすることです。
掃除の時間になると、児童たちは掃除場所へ静かに移動し、隅々まで掃除をおこないます。そのため、校内は常にピカピカに保たれています。
三つ目は、学年を越えた助け合いです。
高学年を中心に、低学年のお友達が困っていたら、優しく助ける文化が根付いていると話します。困っている友達に寄り添う、温かい心が育まれているんですね。
四つ目は、切り替えが上手なところです。
話し合いの時間には積極的に意見を交わし、集中する時はきちんと静かになるというメリハリがあります。話す人の話をみんなが頷きながら聞くため、話すのが苦手な人でも安心して自分の意見を伝えられるそうです。
そして五つ目は、葦高小学校限定のオリジナルキャラクター「ささりん」がいることです。

「ささりん」の名前を元に、運動会が「ささリンピック」と名付けられるなど、みんなに親しまれています。このキャラクターの名前は、学校のみんなで決めたそうですよ。
元気いっぱいでのびのびした葦高小学校には、メリハリをつける姿勢と助け合う優しい心が詰まっていました。

葦高小学校の児童が語る「学校&校区の自慢」
続いて紹介するのは、子どもたちが誇りに思っている「学校&校区の自慢」。
地域との深いつながりが感じられる、印象的な三つの自慢を3人の小学生に紹介してもらいました。
1. 地域全体が見守る子どもの安全と笑顔

武氏玄仁(たけうじ げんと)さんが自慢するのは、地域のかたがたの温かい見守りです。
地域のかたがたは、朝早くから横断歩道に立ち、旗を持って交通整備をしてくれるため、子どもたちは安全に学校へ通えます。
また、夏祭りなどの学校行事についても、地域のかたがたが協力してくれるので、子どもたちは安心してイベントを楽しめると話します。
武氏さんは、地域のかたがたへの感謝の気持ちとして、自分たちから元気いっぱいの挨拶することを大切にしているそうです。挨拶は地域を元気にし、感謝を伝える素敵な贈り物なのですね。
2. 葦高学区の温もりと自然の豊かさ

中村多恵(なかむら たえ)さんが語ってくれたのは、葦高学区の温かさと豊かな自然です。
中村さんが感じる学区の温もりは、通学時間帯に地域のかたたちが「おかえり」や「こんにちは」と優しく声をかけてくれることです。中村さん自身も、地域のかたと積極的に挨拶を交わしているそうで、その交流が地域の温かさを生み出していることが伝わってきます。
また、葦高小学校からも見える雄大な「足高山」は、登るのは大変ですが、山頂まで登りきると地域の美しい景色が広がり、自然の豊かさを実感できるそうです。
人と自然の温もりが共存するこの地域を、中村さんは「昔から地域の人々に大切に守られてきた場所なんです」と言い、これからも学区の良さを多くの人に伝えたいと話しています。
3. 地域のかたと育む強い絆

最後に発表してくれた澁谷優作(しぶたに ゆうさく)さんは、生徒と地域のかたがたとの仲の良さを葦高小学校の自慢として挙げました。
澁谷さんが仲の良さを実感した理由は二つあります。
一つ目は、毎朝、地域のかたがたと挨拶を交わすこと。挨拶することで一日が楽しく始まり、気持ちも明るくなると言います。
二つ目は、学校の隣にある健康福祉プラザで遊んでいると、たまに地域のかたが一緒に遊んでくれるそうです。澁谷さんは、キャッチボールなどを一緒に楽しんでいると話します。
地域のかたがたとの距離の近さや絆の強さを感じられる、葦高小学校ならではの自慢でした。日々の交流が子どもたちの優しい心を育み、健やかな学校生活を支えているのですね。
未来へ向かう子どもたちの声
学校の魅力をたっぷり教えてもらった後は、みんなに将来の夢を聞いてみました。
インタビューに応えてくれたのは20名。
教えてもらった夢は、憧れのプロスポーツ選手や声優、パティシエ、幼稚園の先生など、個性豊かなものばかりです。みんなの未来の姿を想像すると、わくわくしますね。
「大好きなこと」を原動力に挑戦する姿は、私たち大人にも温かい勇気と感動を届けてくれました。
葦高小学校の皆さん、ありがとうございました。
おわりに
「あつまれ!小学生」では、子どもたちの声を通じて、今後も学校や地域の魅力を皆さまにお届けします。
小学校を訪問するたびに、先生や地域のかたがたの温かい支援のなかで、子どもたちが日々成長していることが伝わってきました。
地域の子どもたちが健やかに、そして楽しく過ごせるよう、エフエムくらしきは今後も見守り続けてまいります。
「あつまれ!小学生」はエフエムくらしきのホームページからも視聴できます。
■第126回 葦高小学校アーカイブ
■「あつまれ!小学生」過去の放送一覧