コーヒーショップ「Bricolage ブリコラージュ」は、安産の観音様として親しまれている「不洗観音寺」にほど近い古民家納屋を改修したCAFEです。
毎月第1・第3日曜日の午前中に旬野菜と季節の果物を扱う「倉敷観音マルシェ」が開かれると聞いて、ホームページ上の手書き地図を頼りに足を運びました。
この日はマルシェに加えて、ミニコンサートも開催されていました。
記載されている内容は、2023年5月記事掲載時の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。
「倉敷観音マルシェ」とは
「倉敷観音マルシェ」は、毎月第1・第3日曜日の午前中に旬野菜や季節の果物を中心に販売するマルシェです。
会場に向かっていくと、狭い上り坂の入り口に見逃してしまいそうな案内板が置いてありました。
本日限りのミニコンサート情報が添えられています。
坂を少し上ると古民家が見えてきました。
車だと通り抜けてしまいそうな場所なので、カフェの看板を目印にするとよいでしょう。
近づいてみるとこぢんまりとした菜園と、小さなマルシェ台があり、そこには旬野菜が並べられています。
菜園内を眺めてみると、トマトやニンジンなどの野菜のほかに、琵琶や台湾バナナなどの果樹が植えられていました。
次回以降のマルシェではこれらが販売されるのかもしれません。
マルシェのようす
庭先にはガーデンテーブルやブランコチェアもあります。
こちらでコーヒーをいただくのも良さ気です。
軒先下には竹や木材の農家アイテムがあり、古民家納屋をそのまま生かしたカフェに入ってみます。
大きめなテーブルが二つ。
ひとつはカウンター状に配置されていました。
店内の図書
店内で目を引くのは図書の多さです。
すべてマスターの蔵書だそうです。
そして気に入ったものがあれば売ってくれるのだとか。
コーヒーケーキセット
カフェのおすすめはコーヒーケーキセット(税込500円)です。
お持ち帰り用に「倉敷曾原屋(くらしきそばらや) あえのこと」の「祭り寿司(税込800円)」も用意されていました。
もちろん店内でいただくこともできます。
ミニコンサート
マルシェではよく気まぐれイベントが開催されるのだそうです。
この日はミニコンサートが計画されていました。
その案内ポスターと、のぞき見した楽譜です。
「TOB」とはなんなのか気になったので聞いてみたところ、「豊洲小学校OB」の略らしいです。
演奏会が始まる頃には店内は満席状態でした。
オーナーの矢田さんもニコニコです。
杉原正人さんと大森正一さんは地元の小学校「倉敷市立豊洲小学校」の同級生。
当時は1学年1学級しかなく6年間机を並べた仲だそうです。
ギターの杉原さんはセミプロのバンドマン。
あちらこちらで演奏会を開いているのだとか。
愛知県に住む大森さんは、帰省タイミングを調整しての参加です。
おわりに
以前には、JR倉敷駅から不洗観音寺まで多くの妊婦さんが徒歩でお参りしたのだそうです。
市の中心部から東に3kmの倉敷観音マルシェは、十分に徒歩圏内といえるでしょう。
少し長めの散歩のあとはコーヒーケーキセットでひと休み。
時間が許せば好みの本でも探してみましょう。
運が良ければBGMが流れるかもしれません。
今晩の野菜とつれづれのお供の単行本を手土産に家路をもうひと頑張り。
そんな日曜の朝を過ごしてみてはいかがでしょうか。
情報提供者:ふみさん
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倉敷観音マルシェのデータ
名前 | 倉敷観音マルシェ |
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期日 | 毎月第1・第3日曜日 午前9時~12時(売り切れ次第終了) |
場所 | 岡山県倉敷市中帯江1005 |
参加費用(税込) | 参加費は無料 |
ホームページ | 倉敷観音マルシェ |