レストランと聞くと、どんな雰囲気の店をイメージしますか?
著名人や食通が行くような高級レストラン。
または、家族で気軽に行くファミリー・レストランでしょうか。
私はやっぱり、古き良き昭和の時代を思い起こさせる、昔ながらの”街のレストラン”が好きです。
倉敷市南部の水島地区には、40年にわたって地域住民に愛され続けている老舗のレストランがあります。
それが「リヨン」です。
昭和のレストランを思い起こさせる趣の建物で、ベテランシェフの清水さんが腕をふるう自慢の西洋料理が楽しめます。
なかでも注目なのが、ドミグラスソースをはじめとする自家製ソースです。
西洋料理の道50年の清水さんがつくる、自慢のソースを生かした料理はどれも絶品!
家族や友達、気心知れた仲間たちと美味しい料理を食べたいときに使ってみたい、老舗レストラン・リヨンを紹介します。
記載されている内容は、2020年8月記事掲載時の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。
目次
リヨンのデータ
名前 | リヨン |
---|---|
住所 | 岡山県倉敷市神田二丁目6-13 |
電話番号 | 086-445-1513 |
駐車場 | あり |
営業時間 | 午前11時30分〜午後2時30分、午後5時30分〜午後8時 |
定休日 | 火 金の午後 |
支払い方法 |
|
予約の可否 | 可 電話にて受付 |
座席 | 全22席 ・カウンター:4脚 ・4人がけテーブル席:2卓 ・2人がけテーブル席:5卓 |
タバコ | 完全禁煙 |
トイレ | 和式トイレ |
子育て | ・ベビーカーでの入店可能 ・子供用食器あり ・子供用椅子なし |
バリアフリー | ・車椅子での入店可能(入口に段差あり) ・トイレは車椅子非対応 |
自動車で行く場合
倉敷市街地(北)側からの行き方
自動車でリヨンへ行く場合、倉敷市街地方面(北方面)から来るときは、県道188号線(水島港線)を通ります。
ちょうどパチンコ店のジャンボ水島店の西側です。
▼「南幸町」交差点を右折(西に曲がる)してください。
進行方向右手に水島第一病院が見え、次に進行方向左側に水島消防署が見えたら、南幸町交差点はすぐです。
交差点の右手前に、横浜幸銀信用組合があるのが目印です。
▼右折したら約200メートル直進。
▼二つ目の交差点を左折(南に曲がる)しましょう。
▼曲がって約80メートル直進したら、道路の進行方向左側に緑色の屋根の建物が見えます。
これがリヨンです。
駐車場は店頭にあります。
水島港(南)側からの行き方
北から行く場合と同じく、県道188号線(水島港線)を通ります。
▼県道188号線を水島港側から北へ進み、「中央公園北」交差点を左折(西へ曲がる)しましょう。
▼曲がって約180メートルのところにある、最初の信号機のある交差点を右折(北へ曲がる)します。
▼交差点の進行方向左には、スーパーマーケット なかやま牧場ハート、右にはパチンコ店の太平洋があるのが目印です。
▼曲がって約100メートルのところ、進行方向右側にある緑色の屋根の建物がリヨンです。
水島臨海鉄道で行く場合
公共交通機関でリヨンに行く場合は、水島臨海鉄道が便利です。
水島臨海鉄道の栄駅で下車し、西口にでましょう。
栄駅からリヨンまでは、西方面へ約800メートルです。
リヨンは水島で40年以上続く老舗レストラン
リヨンは倉敷市南部の水島地区にあるレストランです。
1980年(昭和55年)にオープンし、40年続く老舗。(2020年7月現在)
外観も老舗の風格があり、昔懐かしの昭和のレストランといったたたずまい。
緑色の屋根も印象的です。
店内も昭和のレストランを思わせるノスタルジックな雰囲気。
テーブル席も多く、ゆっくりとくつろげそうな空間です。
厨房の前には、カウンター席もありました。
店内には、レトロなオルガンが飾られていて、より懐かしい雰囲気を演出しています。
古時計は、オーナーシェフの清水 詩郎(しみず しろう)さんの自宅にあったものだそう。
昔店内で使われていたピンク色の公衆電話は、今はインテリアとして飾られています。
店内にはワインもならんでいました。
リヨンの店内は、昔懐かしの昭和の雰囲気を残した西洋レストランの趣があると感じます。
フランス料理をメインにした西洋料理や洋食を提供
リヨンは西洋料理の店です。
フランス料理(フレンチ)をメインに、さまざまな西洋料理の要素を取り入れた料理を提供しています。
コンセプトは「昭和のフレンチ」です!
さらに、カツレツやクリームコロッケ、カレーライスなど、おなじみの日本の洋食も提供しています。
▼ランチタイム限定のランチメニューは3種類。
▼人気メニューのセットもあります。
▼オードブル、魚介料理もたくさん。
▼牛肉料理や若鶏料理、ピラフも。
▼コース料理もありました。
▼ディナーコースもあります。
ちなみに、ディナーという名前ですが昼に注文もできます。
▼ワインを中心にドリンク類も充実。
▼メニュー表以外に、店内の壁にもメニューがあります。
壁掛メニューは、ときどき内容を変えているそうです。
リヨンの料理を紹介
リヨンで実際に注文した料理を紹介します。
「ステーキセット」はドミグラスソースが決め手
肉料理といえば、やっぱりステーキではないでしょうか。
「ステーキセット」(税込 1,800円)には、ステーキのほかにスープ、サラダ、ライスまたはパンが付き、食後にコーヒーが出ます。
食後のコーヒーは、シャーベットに変更可能です。
▼スープ
取材時は、コーンスープでした。
▼サラダ
サラダは、日替わりでおおむね三種が盛り付けられます。
▼メインのステーキ
メインのステーキの皿には、肉のほかにダイコン、ニンジン、インゲンマメのゆで野菜、フレンチフライ添えられていました。
▼肉には、濃い褐色のドミグラスソースが、タップリとかかっています。
決め手は自家製ドミグラスソースですよ!
肉をフォークで刺し、ナイフを入れるとスッと切れました。
そして、フォークで刺した肉を食べると、肉の赤身から牛肉のうまみがしっかりと染み出てきます。
さらにそこへドミグラスソースの味わいが絡んできます。
ドミグラスソースといえば、甘みのあるトロッとした舌触りのイメージがありますが、リヨンのドミグラスソースは少し違った印象を持ちました。
リヨンのドミグラスソースは濃厚で奥深さがあり、まろやかな味です。
甘さがありながら苦みや酸味もあって、コクのあるなんといえないおいしさ。
ソースだけ食してもおいしいほどです。
リヨンのドミグラスソースのおいしさの秘訣は、後半のインタビューで紹介します。
私は、レストランでライスかパンか選ぶとき、圧倒的にライスを頼むことが多いのですが、取材のときはパンを頼んでみました。
パンは2種類です。
食後のコーヒーをシャーベットに変えてみました。
シャーベットの横には、ミニガトーショコラとイチゴに生クリームが添えられています。
ひんやりし、ちょっととろけるような舌触りです。
中にはフルーツが入っていて、酸味のある風味がアクセントになります。
「ビーフカツレツのセット」はサクサクの衣とドミグラスソースが絡み合う
「ビーフカツレツセット」(税込 1,800円)もステーキと同じくスープ、サラダ、ライスまたはパンが付き、食後にコーヒーが出ます。
メインのビーフカツレツの皿には、大きめのビーフカツレツが2切れ盛り付けられています。
ちょっとお得な気分です。
衣の上からタップリとドミグラスソースがかかっています。
ステーキと同じ自家製ドミグラスソースです!
カツレツの衣はとてもサクサクで香ばしいです。
そこに、ドミグラスソースの深い味わいが絡み合います。
また牛肉のうまみもしっかりと味わえ、ドミグラスソースと衣と肉による味の三段活用のような楽しみがありました。
ビーフカツレツセットでは、ライスを注文してみました。
「サービスランチ」は日替わりの料理が楽しめる
「サービスランチ」(税込 1,300円)も人気があります。
サービスランチは、昼だけしか頼めないお得なメニューです!
メイン料理は日替わりで登場し、スープ、ライスまたはパン、食後にコーヒーが付きます。
取材時のサービスランチのメイン料理は、ピカタ・カツレツ・野菜を三段重ねにしたもの。
▼こちらは上にズッキーニが載っています。
▼これは、ナスのフライ。
▼カボチャ(ナンキン)の素揚げが載っています。
▼まるで芸術作品のような、見た目も彩りも美しい盛り付けです。
「デザートプレート」は人気の自家製デザート三種を一度に楽しめるのが魅力
「デザートプレート」(税込 300円)は、人気のデザート三種類をセットにしたお得なデザートです。
デザートプレートに付くのは、以下の3つ。
- シャーベット
- ガトーショコラ
- 昭和のプリン
どのデザートもリヨンの自家製です。
シャーベットは、ステーキセットで紹介したシャーベットと同じでした。
ガトーショコラは、甘くありながら適度な苦味もあり、スッキリとした後味です。
シットリとしていてなめらかな舌触りでした。
昭和のプリンは、名前が気になります。
最近よく見かけるとろけるような舌触りのなめらかなプリンとは違う、昔懐かしの手作り感のあるプリンです。
しっかりめのプリッとした食感。
そしてコクのある適度な甘さがおいしいです。
名前のとおり、昭和の時代に食べた懐かしい味わいだと思いました。
また、カラメルソースが適度な甘さと苦さがあって、プリンの甘さとよく合います。
デザートプレートは、300円とは思えない内容でした。
美しい盛り付けと、懐かしい雰囲気、そして絶品の料理。
老舗レストランとして長年にわたって水島で営業しているリヨンのオーナーシェフ・清水 詩郎(しみず しろう)さんにインタビューをおこないました。
リヨンのデータ
名前 | リヨン |
---|---|
住所 | 岡山県倉敷市神田二丁目6-13 |
電話番号 | 086-445-1513 |
駐車場 | あり |
営業時間 | 午前11時30分〜午後2時30分、午後5時30分〜午後8時 |
定休日 | 火 金の午後 |
支払い方法 |
|
予約の可否 | 可 電話にて受付 |
座席 | 全22席 ・カウンター:4脚 ・4人がけテーブル席:2卓 ・2人がけテーブル席:5卓 |
タバコ | 完全禁煙 |
トイレ | 和式トイレ |
子育て | ・ベビーカーでの入店可能 ・子供用食器あり ・子供用椅子なし |
バリアフリー | ・車椅子での入店可能(入口に段差あり) ・トイレは車椅子非対応 |