玉島にある森本工務店は、木の家づくりを通して、地域の暮らしに寄り添ってきた工務店です。
現場で活躍する社員一人ひとりを支えているのが、総務を中心とした事務の存在です。森本工務店では、安心してスムーズに働ける環境を整えながら、社内外に向けて会社の魅力を伝える役割も担っています。
社員や会社を支えるなかで、経理、人事、広報など幅広い業務を担当しながら活躍している若手社員がいました。
森本工務店で働く若手社員、森元梨奈さんを紹介します。
記載されている内容は、2026年1月記事掲載時の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。
目次
森本工務店について

株式会社森本工務店は、倉敷市玉島にある1963年(昭和38年)創業の工務店です。
「“真似できないもの”を作るためにたどり着いた、本物の木の家」をコンセプトに、顧客のライフスタイルに合わせた家づくりをしています。
施工エリアは、森本工務店から車で1時間以内で行ける場所という地域密着型です。というのも、家が完成して終わりではなく、家を建てた後も暮らしや住まいの悩みをすぐに解決できるように、駆け付けられる範囲での施工に限定しているそうです。

設計・施工、アフターサービス、リフォームまで、一貫して社内でおこなっているため、お客さんとの関係性も長く続き、厚い信頼を寄せられています。親子二世代に渡って家づくりをオーダーする人も多いそうです。
世代を超えて、地元の人に愛され続ける家づくりは、まさに地域に根差した工務店といえるでしょう。

こだわりの木と、木の個性を生かした家づくり
森本工務店の家づくりのこだわりは、ホームページに余すところなく掲載されていますが、本記事では、こだわりの木と職人さんの磨き抜かれた技術について一部紹介します。
森本工務店では、木材をすべて自社の木材倉庫でていねいに管理しています。時間をかけて天然乾燥させた木材は、香りが良くて反りにくく、非常に高品質です。自社で天然乾燥をおこなうことで、コストを抑えながら質の高い木の家が作れます。
天然乾燥で作られた木材は、人工乾燥に比べて香りが良く、強度が高くなって長持ちします。

そして、そのようなこだわりの木材を扱うのは、神社仏閣の現場も任されるような一流の職人さんたちです。それぞれの木の持ち味を最大限に生かした家づくりをおこないます。
また、森本工務店では職人の育成にも力を入れています。単なる家づくりに留まらず、技能継承をすることで日本の職人技を未来へつないでいるのです。
森本工務店のホームページには、家づくりへのこだわりと熱い想いが掲載されています。気になるかたはぜひチェックしてみてください。
森本工務店で働く森元梨奈さん

今回取材に応じてくれたのは、森本工務店で総務を務める森元梨奈(もりもと りな)さんです。1997年生まれ、倉敷市玉島出身です。
森元さんは、玉島生まれの玉島育ち。
中学時代から高校卒業後の就職を視野に入れており、玉島商業高校に進学した後、2016年に森本工務店へ入社しました。
森元さんの仕事内容について

総務部に所属している森元さんは、大きく分けて経理・人事・広報の三つの業務を担当しています。
入社直後から担当している経理は、日々の入出金の管理や、請求書・契約書の作成など、事務作業がメインです。入社3年目には、難易度の高い建設業経理士2級の資格も取得しています。

続いて任されるようになったのは人事でした。
採用担当者として大学の合同企業説明会へ参加するだけでなく、選考に進む学生とのやりとりや、就職サイトの運用管理など、細やかな業務も森元さんの担当です。
森元さんも制作に関わった採用サイトは、情報が整理されていて非常に見やすいと感じました。森本工務店では、古民家再生プロジェクトの企画・設計や、木のカッティングボード制作などを体験できるインターンシップや、社長・現場のスタッフと直接交流ができる半日職場体験など、特徴的な取り組みもおこなっています。

そして、森元さんが最近もっとも楽しいと話すのが広報です。
ニュースレター「木の香メール」の企画・制作や、会社のSNS運営など、クリエイティブな業務にも取り組んでいます。
時には専門的なソフトを使い、デザインや動画編集もこなす森元さん。他の業務と兼任しているので大変なこともありますが、普通なら経験できないであろう、さまざまな分野に挑戦できるのも、少人数規模の会社だからこそだと話してくれました。

森本工務店との出会い

生まれも育ちも玉島の森元さん。
中学生の頃から「高校を卒業したら就職しよう」と考え、就職に強いイメージのあった岡山県立玉島商業高等学校へと進学しました。
三つの学科・コースのなかから選んだのは「流通販売コース」。1年生は基本的な簿記を勉強し、2年生では店舗経営や販売促進など、専門的な知識を実践的に学びました。
進路を決める時期になり、森元さんは通勤のしやすさと、高校で学んだことを生かせる仕事を条件に会社を探し、高校の求人票のなかから出会ったのが森本工務店でした。

就職活動中は3社の会社見学に行きましたが、そのなかでもっとも職場の雰囲気が良かったのが森本工務店だったと振り返ります。会社に入った瞬間から、事務的ではない温かい雰囲気にあふれており、他社との違いを実感できたそうです。当時高校生だった森元さんにとって、優しい社員がいることは安心にもつながったと話します。
会社見学で感じた、社員の人柄の良さや職場の雰囲気の印象は、入社後も変わらないそうです。
森元さんから見た、「職場」としての森本工務店の魅力とは?

森元さんは、「森本工務店の社員は、一人ひとりが豊富な知識を持っていると思います」と話します。
仕事中にわからない専門用語が出てきた場合にも、周りの社員に尋ねると、誰もがていねいに教えてくれるそうです。
森本工務店では、入社後の新人研修で、毎日日替わりで各社員に同行し、それぞれの仕事を学ぶという独自の研修をおこなっています。社員一人ひとりと交流する機会があるからこそ、他部署に声を掛けるハードルが下がり、誰にでも相談しやすい環境が整っていました。

また、家づくりにこだわりを持つ人が多いことも森本工務店の魅力です。
そのこだわりは決して頑固なものではなく、お客さんの要望や意図を汲んだうえで、さらにより良い暮らしのための提案に生かされています。
森元さんは、SNS用の撮影で現場に行く際に、現場監督や営業担当者に「今回の家のポイントはどこですか」と質問すると、家のいたるところにこだわりが詰まっているため、どこを取り上げるか迷うこともあるそうです。
森本工務店の家づくりの裏側には、持ちうる技術と知識、そしてこだわりと熱量を全力で注ぐ、社員の真摯(しんし)な姿勢がありました。
森本工務店に入社し、2025年で入社10年目を迎えた森元さん。長く働き続けている会社の魅力と、仕事のやりがいについて話を聞きました。











































