児島のまちづくりの一環として、賑わいのある商店街をつくるために企画された「児島駅前三白市(さんぱくいち)」。
毎月最終の日曜日に「天満屋ハピータウン 児島店」、「トピア・天満屋ハピータウン児島店」、「ショッピングコートPATIO」、「7番街」にて開催され、岡山県下の名産品や特産品が一斉に並び飲食と販売を行なっています。
朝市の名は、児島人の誇りを伝える言葉として語り継がれてきた「児島三白」に由来しています。
「三白」とは「綿の白(繊維業)」、「塩の白(塩業)」、「イカナゴの白(漁業)」。これらは児島の歴史と経済を支えてきた代表的な産業を表しています。
今回で第155回目の開催で、岡山県内から35店が出店。
朝ご飯を食べに家族と一緒に行ってきました。
記載されている内容は、2022年5月記事掲載時の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。
目次
とりあえず朝ご飯を調達
天満屋ハピータウン 児島店に隣接する、ショッピングコートPATIOの入り口からお店が立ち並んでいます。
机や椅子も少し用意されているため、席を確保できればゆっくりと朝ご飯を食べられますね。
筆者はお腹が減っていたこともあって、入口すぐの「やきとり壱番」というお店で焼き鳥をさっそく購入しにいきました。
砂ずり(200円/1本)を購入。家族はもも(200円/1本)を購入していました。
もも、かわ、ぼんじり、しんぞうなどいろいろな部位が取り揃えられています。
しばらく奥に進んでいくと、行列を発見しました。
なんの行列だろうと思っていると牛スジカレー(500円/1杯)を販売しているようです。
カレーに目がない筆者はさっそく行列に並びます。どんな味なのだろうと待っている時間もわくわくしていました。
しかし、順番が近づいてくるにつれ衝撃的な事実が判明します。
なんと、筆者が並んでいた列は牛スジカレーの列ではなく牛串(290円/1本)の列だったのです!
実は最初に列が2列に分かれていたのが気になったのですが、どうやら右の列が牛串で左の列が牛スジカレーとなっているようでした。
牛スジカレーが気になりましたが、行列に並び直す気にはならずそのまま牛串を購入。
先ほど、焼き鳥を買ったばかりなのに…。
こちらのお店は「牛串工房」という牛串のお店でしたが、それと同じくらいカレーも人気でした。
次回も出店していれば食べてみたいと思います。
牛串を買った後、家族と合流するとフォーとチヂミを買っていました。
▼筆者は初めてフォーを食べましたが、お肉で出汁を取ったスープに麺が入っており日本でいうところのラーメンのようです。
食べてみるとエスニックな香りと麺がツルツルしていて美味しいです。
こちらのお店では地産地消を心掛けていて、化学調味料なども使用していません。
どうりで優しい味がすると思いました。
▼続いてチヂミはもちもちしており、ソースがピリ辛で美味しいです。
▼カレーの代わりに買った牛串。
種類はホルモンを選びました。プリプリしていて甘みがあります。
カレーは残念でしたが、これはこれで当たりでした。
この時点でかなりお腹がいっぱいです。
今回の目的である朝ご飯を食べたため、少し周辺をぶらぶらしてみました。
消防車と小さな消防隊員
続いて、7番街を散策します。
新型コロナウイルス感染症の影響で前回の児島駅前三白市が中止していたのと、春になり気温が暖かくなったのも影響してか、人が多い印象です。
7番街の入り口の辺りで消防車を発見しました。
「倉敷市消防署」のかたがたが来ていて、小さな子どもに消防服を着させて消防車と写真を撮っていました。
ちびっこから大人気です。
消防隊員のかたが「本物の消防服なので熱を逃がさないから暑いんだよ」と子どもに言っていました。
小さい子ども用の消防服だったので、てっきり偽物かと思っていましたが、どうやら本物だったようです。
消防隊員が着ている防火服は、炎や熱から守ってくれて多少の水なら中まで浸透しない作りになっています。
しかし、その一方で活動中にかいた汗や熱気を外部に逃がさない構造になっているそうです。
ただでさえ火災現場など大変な現場なのに、熱を逃がさない防火服を着て活動をしている消防隊員さんには頭が下がります。
さらに7番街を進んでいくとフリーマーケットが行われていました。
服、靴、調理器具、おもちゃ、本などさまざまなものが売られています。
我が家にも使わないのになんとなく処分できないものが眠っているかもしれません。
売れそうなものはオークションやアプリを利用していますが、送料が高くなるものや細々としているものなどは、お互い顔を見ながら売買取引ができるフリーマーケットがいいなと思いました。
元気が出るステージ!? ヒップホップダンス
トピア・天満屋ハピータウン児島店のセントラルコートでは、ヒップホップのイベントが行われていました。
「ワイズバード」というダンススタジオの生徒さんが踊っていたようです。
このワイズバードという名前には、「さまざまなジャンルを統合しトータル的な芸術としてのダンスを目指す賢い集団」になってほしいという思いがこもっています。
しかし、タイミング悪く筆者が行くとちょうど終わっていました…。
次回は見たいものですね。
お土産はお家に帰ってからのお楽しみ
朝市といえば、朝ご飯の他にお土産も大きな楽しみの一つですよね。
今回購入したお土産を紹介します。
ERI粉’Sのシフォンケーキ
ERI粉’Sではオレンジ、イチゴ、レモン、バナナやカシューナッツ、あんずなどの珍しいシフォンケーキが並んでいます。
覚えられないほど種類が多く、なんと45種類もあるそうです。
悩みましたが筆者は、ゆずのシフォンケーキを購入。
お家で食べましたがフワッとした食感でゆずの風味がしました。
片山商店のとうふドーナツ
片山商店で、とうふドーナツを購入しました。
最近、お腹が出てきた筆者にとってぴったりのドーナツです。
カロリーも低いので、普段カロリーを気にしているかたにもおすすめですね。
揚げ餅も購入し食べたところ、筆者のなかでの「揚げ餅ランキング史上で1位」と言っても過言ではない美味しさでした。
機会があればぜひ、一度買ってみてください。
おわりに
そのほかにも、こんにゃく入りで低糖に仕上げたシャリで作った「陽月堂~統~NObu」の押し寿司。
千屋牛を使った「中山精肉店」のサイコロステーキ、今回初出店の「エビスパン」のふわふわクリームパン、「はらぺこ家」のいろいろ種類のたこ焼きなど。
魅力的なお店や商品がたくさんあり、一度ですべて見て回るのは難しいと思いました。
何よりもお店のかたがたや、児島駅前三白市に来るお客さんの活気を感じることが出来ます。
毎回初出店のお店があったり、同じお店でも商品のラインナップの変更があったり。
また同時にイベントも開催しているので、初めての人でもリピーターのかたでも楽しむことが可能です。
月の最終日曜日は、活気のある児島駅前三白市に行ってみませんか。
倉敷のイベント情報を探すなら「とことこおでかけマップ」
倉敷で開催されるイベント情報を、マップ上から確認できる「とことこ おでかけマップ」を是非ご利用ください。
児島駅前三白市のデータ
名前 | 児島駅前三白市 |
---|---|
期日 | 毎月最終日曜日 |
場所 | 岡山県倉敷市児島駅前 |
参加費用(税込) | |
ホームページ | 児島駅前三白市 |