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第2回下津井城跡さくらまつり(2025年3月30日開催)~ 下津井の魅力、再発見。瀬戸内の絶景を眺めながら楽しむ春のひととき

第2回下津井城跡さくらまつり(2025年3月30日開催)~ 下津井の魅力、再発見。瀬戸内の絶景を眺めながら楽しむ春のひととき

伝えとこ / 2025.04.16

2025年3月末、春の訪れを知らせるように、倉敷市内のあちこちで桜の花が咲き始めました。
そのような春の訪れとともに、倉敷市児島地区の下津井城跡(瀬戸大橋架橋記念公園)で第2回下津井城跡さくらまつりが開催されました。

瀬戸内の絶景やスタンプラリー、地元グルメを楽しめるイベントが盛りだくさん。

春ならではの特別なひとときを、写真とともに紹介します。

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記載されている内容は、2025年4月記事掲載時の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。

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第2回下津井城跡さくらまつりとは

画像提供:下津井を考える会
画像提供:下津井を考える会

第2回下津井城跡さくらまつり(以下、「さくらまつり」と記載)は、「下津井を考える会」が主催するイベントです。2025年3月30日(日)に下津井城跡(瀬戸大橋架橋記念公園)で開催されました。

下津井城跡は標高89mの高台にある、瀬戸内海を見渡せる絶景スポットです。春には約300本の桜が咲き誇り、知る人ぞ知るお花見スポットとして地域のかたがたに親しまれています。

当日のようす

さくらまつり当日、会場の駐車場は利用不可のため、シャトルバスを利用しました。

児島駅までは車で移動し、すぐ近くに用意された臨時駐車場に車を停めます。

臨時駐車場

児島駅からシャトルバスに乗り込みます。運賃は小学生から必要で、片道100円でした。

シャトルバス

15分ほどで、会場の下津井城跡に到着しました。
まず目に入ってきたのは「さくらまつり」と書かれたのぼり。淡いピンクのデザインがとても春らしいです。

のぼり
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絶景×桜×城跡!見どころたっぷりスタンプウォークラリー

下津井城跡をめぐるスタンプラリーに参加しました。

スタンプラリー

スタンプの設置場所は全部で6か所。気合を入れて、いざ出発です。
自然豊かな山道を、冒険気分で進んでいきます。

山道

こちらは本丸跡のようすです。ワークショップが開催されていました。

ワークショップ

同じ広場には、もうひとつ「世界の遊びエリア」と称されたコーナーがあり、以下3種類の遊びが自由に楽しめました。

  • 輪投げ(日本)
  • コーンホール(アメリカ)
  • モルック(フィンランド)

よちよち歩きの子どもから年配のかたまで、世代を超えて楽しそうにはしゃいでいる姿が印象的でした。

遊ぶ子ども達

本丸跡を抜けた先にあったのは、二の丸跡・三の丸跡
視界が一気にひらけ、瀬戸内海が一望できる絶景が広がります。

絶景

穏やかな海をただ眺めるだけで、心が癒されました。

各スタンプポイントには、歴史や見どころを解説するパネルがついています。解説を読みながら昔のようすに思いを馳せ、歴史のロマンを感じました。

説明

場所にもよりますが、桜は二分〜四分咲きといったところでしょうか。あと数日で満開になりそうでした。

桜

咲き始めの花を愛でるのも、趣がありますね。
参加者からは「また来週も桜のようすを見に来よう」といった声も聞こえてきました。

ゆっくりのんびり、楽しみながら歩いたスタンプラリーの所要時間は30〜40分ほど。スタンプを6個集めると、地元店のお食事券や食べ物といった豪華景品が当たる抽選に応募できます

特賞は、なんと下津井産のたこ
特賞当選者には後日、新鮮なものが獲れしだい発送されるそうです。

下津井グルメを堪能

たくさん歩いて、お腹はペコペコ。腹ごしらえに飲食店ブースへ向かいます。

飲食店ブース

おつまみ系や、ご飯もの、スイーツなど、あちこちから漂うおいしそうな香りに食欲を刺激されます。

飲食店ブース2

焼きそばや唐揚げなどのお祭りの定番品に加え、地元の特産品を生かしたメニューがならんでいました。
筆者は良い機会なので「下津井に縁のあるものが食べたい」と思い、たこ飯とたこチャーハンを購入しました。家族とシェアしていただきます。

たこ飯は、たこの旨味をご飯がしっかり吸っており、噛むほどに味わい深かったです。どこか懐かしい優しいお味でした。

たこ飯

続いてはたこチャーハン。プリプリのたこが良いアクセントになっていて、食べる手が止まりません。

たこチャーハン

気持ちの良い青空の下で、桜を見ながら食べるご飯は格別のおいしさでした

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下津井魅力発信ブースでキーホルダー作り&初お披露目「THINK GOOD SHIMOTSUI」

会場入り口すぐの下津井魅力発信ブースで、子どもたちとワークショップに参加しました。

キーホルダーの材料は、下津井の船で使われていた廃材です
この商品は、ある大学生の卒業論文をきっかけに生まれたもので、下津井の地域活性化を目的とした取り組みのひとつだそうです。

ワークショップ

難しいところは保護者がアシストしたり、スタッフのかたに手伝ってもらったりしながら夢中で作業していました。

ワークショップのようす

完成品がこちら。くりくりお目目が個性的な、愛嬌のあるお顔。
本来なら役目を終えて捨てられるはずだった廃材が、このような素敵なアイテムに変身するなんて驚きです。

完成したキーホルダー

ワークショップの隣では、「THINK GOOD SHIMOTSUI」というブランドのグッズ販売もおこなわれていました。

グッズ販売

売上金の一部は、下津井の環境保全や漁業、地域活性化のために活用されます。
応援の意味も込めて、たたみべりコインケースを購入しました。

コインケース

おわりに

児島地区出身の筆者にとって、下津井は昔から馴染みのある地域です。
しかし今回のさくらまつりに参加したことで、今まで知らなかったお店との出会いや地域活性化の取り組みといった、新たな発見がありました。

このお祭りを通して触れた下津井の魅力は、きっとほんの一部。まだ見ぬ素敵な場所や出会いが、この町にはありそうです。

何でもない休日にゆっくりと散策しながら、さらに深く下津井の魅力を味わいたいと思います。

情報提供者:たけち

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第2回下津井城跡さくらまつりのデータ

画像提供:下津井を考える会
名前第2回下津井城跡さくらまつり
期日2025年3月30日(日)
午前10時から午後4時まで
場所岡山県倉敷市下津井
参加費用(税込)
ホームページ下津井を考える会 公式Instagram
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