好きな麺料理は?と聞かれてなにを思い浮かべますか?
ラーメン、そば、うどん、そうめん、パスタ…実に多くの麺がありますよね。
どの麺が一番好きか悩ましいところだと思いますが、そばとうどんだと どちらが好みかはハッキリしているのではないでしょうか。
そば派かうどん派かは、居住地の食文化が大きく作用しているかと思います。
「東のそば、西のうどん」と称されるように、西日本に属する倉敷にはそば屋よりうどん屋が圧倒的に多いです。
うどん圏の倉敷では希少なそば屋が、観光地の倉敷美観地区にあるのを知っていますか。
倉敷美観地区の中心、倉敷川沿いにある「備中そば やぶ」を訪ねました。
記載されている内容は、2022年5月記事掲載時の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。
目次
備中そば やぶのデータ
名前 | 備中そば やぶ |
---|---|
住所 | 岡山県倉敷市本町5-30 |
電話番号 | 086-422-1386 |
駐車場 | なし |
営業時間 | 午前10時30分~午後4時30分、午前10時~午後5時(日曜日、祝日) |
定休日 | 不定休 |
支払い方法 |
|
予約の可否 | 可 繁忙期は予約不可 |
座席 | 48席 テーブル数:13 ※新型コロナウイルス感染症拡大対策のため通常より席を減らしています |
タバコ | |
トイレ | 洋式トイレ |
子育て | |
バリアフリー | |
ホームページ | 公式Instagram |
備中そば やぶは倉敷美観地区の「倉敷川畔」と呼ばれるエリアにあります。
倉敷川沿いの通りです。
車は乗り入れ禁止なので徒歩で向かいましょう。
▼JR倉敷駅より南にのびる倉敷中央通り(元町通り)にある、「美観地区入口」交差点を東に入ります。
▼東に曲がったら、そのまま直進しましょう。通りを直進していると、大原美術館に向かってカーブしているので、道に沿って進みます。
▼大原美術館前にある今橋を渡りましょう。
▼左手にオレンジ色の壁、緑色の屋根の通称 緑御殿の有隣荘があります。倉敷川に沿って南に進みましょう。
▼突き当りのカーブに沿って倉敷川沿いを進みましょう。左手に倉敷珈琲館があります。
▼やぶは左手にあります。
隣の店と一部が一体になっている、縦長構造の建物
大原美術館より南で、倉敷川沿いに店を構える「備中そば やぶ(以下、やぶ)」。
やぶがあるエリアは飲食店が多く、両隣はうどん屋「手打ちうどん おおにし」と喫茶店「茶房みなとや」です。
古民家を改装しており、非常におもしろいのが建物の一部が隣の店と一体になっていること。
道に面している棟が長屋になっており、一続きに。
手打ちうどん おおにし、茶房みなとや、そしてやぶの3店舗が同じ建物に入店しています。
筆者は過去にこの3店舗に出入りをしていますが、店との境目は壁があるので同じ棟とはまったく気づきませんでした。
3店舗に共通しているのは、奥へ細長いうなぎの寝床の構造になっていることです。
建物内部からはわかりませんが、奥へ続く部分は隣の店と別棟になっています。
ちなみに厨房から奥の空間は、かつて住居だったそうです。
やぶは創業時から家族経営で、昔は住居部分に住んでいたとか。
現在は住居部分を改装し、席が増えました。
麺メニュー
興味深い構造のそば屋は、メニューも気になりますよね。
メニュー表をパラパラめくると…あれ、うどんメニューもたくさんある?
これならグループで来ても、そば派もうどん派も妥協せず好きな麺を食べられますね!
うどんも気になるところですが、そば屋なのでそばをメインに紹介します。
どのそばにするか迷っているところ、店のかたに「田舎そば」を勧めていただいたので注文することに。
田舎そば
田舎そばは、冷たいそばです。そばの上に大根おろし、かつお節、ネギ、のり、生卵がのっています。
店のかたのおすすめはタレにつけて食べるとのこと。
やぶの田舎そばはさっぱりで、香りがする薬味がたっぷり。味の変化を楽しみながらいただきましょう。
暑い季節につるつるっと食べたいメニューです。
しのだ巻きそば
少し変わっているからと、他に勧められたのが「しのだ巻きそば」。
しのだ巻きって聞いたことがありますか?
調べると、「油揚げに肉を挟んだもの」や「野菜だけのもの」とさまざまあるようです。
やぶの「しのだ巻き」は、しっかりと甘く味つけされた油揚げに餅が入っています。
初めてしのだ巻きそばを食べながら「きつねそばのように油揚げのみ、力そばのように餅だけより、しのだ巻きがいい!」と思いました。
油揚げと餅を一度に食べられるなら、しのだ巻きがお得ではありませんか?
しのだ巻きそばは温かいそばで、しのだ巻きが2つ入っています。
1つだけでもしのだ巻きはボリュームあるので、お腹がすいているかたにもぴったりのメニューです。
サイドメニュー「やぶめし」がおすすめ
麺以外にサイドメニューの「やぶめし」もおすすめ。
そばに使う出汁で炊いた炊き込みごはんです。
本物の竹の皮に包まれて提供されます。最近、竹の皮はあまり見かけなくなりましたよね。
プラスチック製の竹の皮は見ますが、本物は珍しい!
客のなかには、珍しいからと持ち帰るかたもいるとか。
米には岡山県産阿新地区(新見市)のもち米ヒメノモチと、倉敷市真備町産の白米にこまるを使用しています。
もち米が入っているので食感はモチモチ。出汁のいい香りがします。
具がないシンプルな炊き込みごはんで、出汁のうまみを存分に味わえるひと品です。
トッピングも豊富
そば、うどんのメニューが豊富ですが、トッピングが9種あります。
アレンジすることで、さらに自分好みの麺メニューにできますね。
トッピング | 金額(税込) |
---|---|
生卵 | 55円 |
大根おろし | 110円 |
しのだ | 165円 |
山かけ | 165円 |
山菜 | 220円 |
肉 | 330円 |
しのだ巻 | 330円 |
天ぷら3種 | 330円 |
天ぷら6種 | 605円 |
天ぷら
トッピングには天ぷらもあります。
そばやうどんには天ぷらがほしくなりませんか?
▼天ぷら3種
天ぷら3種には、えび、しそ、カボチャがありました。
どの麺を注文してもトッピングで追加できるのはうれしいですね。
しのだ巻き
しのだ巻きそばで紹介した、しのだ巻きはトッピングにもあります。
プラス330円(税込)で好きなメニューに追加可能。
しのだ巻きが気になるかたはぜひ、食べてくださいね。
グループのなかにそば派とうどん派がいても妥協せずに好きな麺が食べられる「備中そば やぶ」。
トッピングも豊富なので、自分好みの一杯が食べられるのでは。
やぶは創業当時から家族経営で、現在は二代目と三代目がともに働いています。
二代目で店長の衛藤博子(えとう ひろこ)さんに話を聞きました。
備中そば やぶのデータ
名前 | 備中そば やぶ |
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住所 | 岡山県倉敷市本町5-30 |
電話番号 | 086-422-1386 |
駐車場 | なし |
営業時間 | 午前10時30分~午後4時30分、午前10時~午後5時(日曜日、祝日) |
定休日 | 不定休 |
支払い方法 |
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予約の可否 | 可 繁忙期は予約不可 |
座席 | 48席 テーブル数:13 ※新型コロナウイルス感染症拡大対策のため通常より席を減らしています |
タバコ | |
トイレ | 洋式トイレ |
子育て | |
バリアフリー | |
ホームページ | 公式Instagram |