FMくらしきで、毎週土曜日午前8時から午前9時まで放送している「あつまれ!小学生」。
パーソナリティの阿部あすかが、倉敷市内の小学校を訪問し、学校や校区の魅力、大きな夢を語る子どもたちを取材する番組です。子どもたちの生の声から、地域の魅力を再発見できます。
2025年6月21日(土)の放送では、第二福田小学校のようすが紹介されました。
元気いっぱいの子どもたちの声をお届けします!
この記事は株式会社エフエムくらしきによる寄稿記事です。一般社団法人はれとこ編集部が再編集し、公開しています。
記載されている内容は、2025年8月記事掲載時の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。
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目次
FMくらしき「あつまれ!小学生」
「あつまれ!小学生」では、訪問先の小学校の6年生に直接インタビューし、みんなが通う学校の魅力を深く掘り下げていきます。また、小学生の視点で語られる地域の良いところや好きなところを紹介する「校区自慢」も注目です。
わくわくする将来の夢を語ってくれたり、いつも一緒にいる家族への感謝の気持ちを伝えてくれたり……思わず大人も胸が熱くなるような、心温まるインタビューもお届けします。

今回の訪問先は、明治6年創立の第二福田小学校。150年以上の歴史を持つ小学校で、2025年現在の児童数は800人を超えています。創立150周年を迎えた際には、子どもたちが考案した「ハッピーちゃん」というマスコットキャラクターも誕生しました。
第二福田小学校の魅力について、早速子どもたちに語ってもらいました。
第二福田小学校について

最初に学校紹介をしてくれたのは、辰巳銀河(たつみ ぎんが)さんです。「心臓が止まりそうです」と緊張を隠せないようすでしたが、堂々と発表してくれました。
辰巳さんによると、第二福田小学校の正門を入ると、まず「明るく優しくたくましく」の校訓が書かれた石碑が迎えてくれるとのこと。最近では「自分の良さを見つけること」にも力を入れており、優しさを伝えるために「仲良し週間」という取り組みが始まりました。
ハートカードというカードに友だちの良いところや、感謝の気持ちを書いて、伝え合っているそうです。辰巳さん自身も「僕の良いところは明るいところです」と語ってくれました。
第二福田小学校の先生がたは明るく元気で、分かりやすく学習を教えてくれるそうです。
さらに、地域ボランティアのかたがたも登下校の見守りや学習支援をおこなうなど、地域全体で子どもたちを温かく見守っている素敵な学校でした。

第二福田小学校の児童が語る「学校&校区の自慢」
続いて紹介するのは、子どもたちが誇りに思っている「学校&校区の自慢」。
地域との深いつながりが見えてくる印象的な三つの自慢を、3名の小学生に紹介してもらいました。
1. 星や科学を体感して学べるライフパーク倉敷

中原航(なかはら こう)さんが自慢したのは、学校の近くにある複合施設「ライフパーク倉敷」の存在です。
ライフパーク倉敷には、科学センターと図書館センターがあり、今回中原さんが紹介する科学センターには、科学作品や映画、プラネタリウムなどが楽しめる施設があります。
第二福田小学校では、4年生の時に理科の授業でプラネタリウムを訪れるそうで、「星の名前や星の動き、星座など、初めて知ることがいっぱいで、とても勉強になりました」と語ってくれました。
また、ライフパーク倉敷で中原さんが一番すごいと思ったのは、ロケットのエンジンが見られること。その迫力に感動したようすでした。
学校の授業だけでなく、休日や放課後も友だちや家族と楽しく学び、遊べる場所として、地域の大切な拠点となっているそうです。
2. 支えてくれる心優しい地域の人たち

小出恵結捺(こいで めいな)さんが挙げた自慢は、学校を支える心優しい地域の人たちとボランティアの存在です。
安全に登下校ができるように見守ってくれる「児童育成部」や、イベントなどのさまざまな企画をおこなう「常任委員会」など、多くの人々に支えられていることを話してくれました。
そのような地域の支えがあるからこそ、第二福田小学校ではいろいろな経験ができているそうです。
小出恵さんは、3年生の社会科授業でおこなった「みかん狩り」や、5年生で体験した「米作り」が思い出に残っているようで、地域の農家さんに向けて、貴重な体験ができたことへの感謝を述べました。
「たくさんの経験ができているのは地域の人たちのおかげです。私は第二福田小学校を支えてくださる地域の人が大好きです」という小出恵さんの言葉から、地域との強い絆が感じられますね。
3. 学校行事の目玉!「オータムイベント」の開催

野口佳純(のぐち かすみ)さんが自慢したいのは、毎年秋頃に第二福田小学校で開催される「オータムイベント」という学校行事です。
オータムイベントは、保護者をはじめとする地域の大人たちの協力のもと、射的やスーパーボールすくいなどのお祭りの屋台が出店されます。生徒だけでなく地域の人たちも一緒に楽しめるそうです。
校庭にはおいしい食べ物の屋台がたくさん並び、特にイベントの最後には花火が打ち上げられるという、子どもたちにとっても魅力満載のお祭りです。
野口さんは「昨年もオータムイベントに行って友だちと楽しい思い出が作れました」と、このイベントが学校生活に彩りを添えていることを話してくれました。
未来へ向かう子どもたちの声
学校の魅力をたっぷり教えてもらった後は、みんなに将来の夢を聞いてみました。
インタビューに応えてくれたのは19名。
教えてもらった夢は、スポーツの活躍やクリエイティブな仕事、家族への想いなど、個性豊かなものばかり。みんなの未来の姿を想像するとわくわくしますね。
「大好きなもの」を原動力に挑戦する姿は、私たち大人にも温かい勇気と感動を届けてくれました。
第二福田小学校の皆さん、ありがとうございました!
おわりに
「あつまれ!小学生」では、子どもたちの声を通じて、今後も学校や地域の魅力を皆さまにお届けします。
小学校を訪問するたびに、先生や地域のかたがたの温かい支援のなかで、子どもたちが日々成長していることが伝わってきました。
地域の子どもたちが健やかに、そして楽しく過ごせるよう、エフエムくらしきはこれからも見守り続けてまいります。
「あつまれ!小学生」はエフエムくらしきのホームページから視聴できます。
■第120回 第二福田小学校アーカイブ
■「あつまれ!小学生」過去の放送一覧