数ある金融機関のなかでも、地域に根差してサービスを提供しているのが信用金庫です。水島信用金庫も、倉敷市民にとって身近な存在の金融機関として活躍しています。
水島信用金庫は、ただのお金のやりとりだけでなく、地域の人々に寄り添う相談役としての存在も担っています。仕事の枠を超えた地域交流もおこなっており、お祭りや街のイベントにも積極的に参加する姿が印象的です。
地域とのつながりを大切にしている水島信用金庫には、どのような若手社員が働いているのでしょうか。
水島信用金庫に勤める水子巧(みずこ たくみ)さんを紹介します。
記載されている内容は、2026年2月記事掲載時の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。
目次
水島信用金庫について

水島信用金庫(通称:みずしん)は、1950年に設立された金融機関です。
銀行と同じく、預金、ローンなどの融資、投資信託などの金融商品を取り扱っていますが、信用金庫は理念とエリアに大きな違いがあります。
水島信用金庫は「地域社会との共存共栄」を基本理念に置いています。
倉敷市内のみに店舗を展開し、倉敷出身の職員が多い点も特徴です。
金融商品を提供するだけでなく、公益性のある団体として、地域活性化のためにさまざまな文化的・社会的貢献活動をおこなっています。一例を挙げると以下のとおりです。
- 地元のお祭り(水島港まつり・倉敷天領夏祭り)への参加
- 市内高校のワークショップへ参加し、高校生と意見交換
- 倉敷チャレンジワークの受け入れ
- 地域の子ども食堂のお手伝い
また水島信用金庫では、独自の研修も実施しています。

新入職員が地域と関わりを持つためにおこなわれるのが、市内事業所への取材と情報発信です。例年「地元の飲食店」などのテーマを決めて取材しています。
2025年は「食×SDGs」をテーマに取材がおこなわれました。水島信用金庫が発行するカレンダーには、新入職員が制作した紹介動画のQRコードが掲載されています。気になるかたはぜひチェックしてみてください。

自分たちが働く街を知るという研修があるのは、まさに地域に根差した水島信用金庫ならではの取り組みです。
水島信用金庫で働く水子巧さん

今回取材に応じてくれたのは、水島信用金庫に勤める水子巧(みずこ たくみ)さんです。1998年生まれ、岡山県倉敷市出身です。
水子さんは、高校・大学で商業や経営を学んでいたことから、金融業界への就職を考え、2021年に水島信用金庫に入庫しました。コロナ禍の就職活動では、当時の採用対応に温かさを感じたと話します。
「入庫」は、企業への「入社」と同様の意味で使われる言葉です。
窓口対応などをおこなう預金と融資の部署への配属を経て、現在は渉外係(しょうがいがかり)の主任としてさまざまな業務に取り組んでいます。
水子さんの仕事内容について
水子さんの現在の仕事は大きく三つあります。
一つ目は、取り扱いサービスの提案です。
さまざまな金融商品を扱う信用金庫。
私たちの身近なところだと、マイカーローンや住宅ローンでしょうか。水子さんは、ローンの提案を始め、預金商品(※普通預金や定期預金などの預かっているお金)を活用した資産形成の提案や、保険の案内、投資信託などの紹介をおこなっています。
二つ目は、ネットワークやサービスを生かした課題解決の支援です。
たとえば、後継者不足に悩む企業から相談があった場合、まずは踏み込んだところまでヒアリングをおこないます。その内容をふまえ、提携している人材派遣会社につないだり、ポリテクセンター岡山(※就労・定着支援をおこなう専門機関)の利用を提案したりなど、さまざまな組織・機関と連携をとりながら支援しています。

最後は、2025年8月末からスタートした主任としての管理職の業務です。
個人のお客さんからは、相続に関する相談を受けることもあり、資産について家族で話し合う機会を設けることもあるそうです。
支店の数字の管理や目標設定をおこなう業務に加えて、渉外係の部下の業務サポートも日々おこなっています。水子さんが勤務する支店の渉外係は、水子さんを含めて3名が在籍しており、全員が20代。若手が活躍している環境でした。

27歳で主任を務めることになった水子さん。
仕事は多岐にわたりますが、取材を通して「期待にきちんと応えられる人なんだろうな」と感じられる安心感がありました。
水島信用金庫との出会い
お兄さんの影響を受け、小学校に入学する前からバレーボールに夢中になっていた水子さん。中学時代はバレー部に所属し、その実績から推薦で倉敷商業高等学校の入学が決まります。高校卒業後は上京し、都内の大学の商学部へと進学しました。
就職活動する際、高校、大学と商業系の道に進んでいたことから、進路の延長線上にあると感じた金融業界へと軸を絞ります。地元に戻りたい気持ちもあったため、倉敷でも就職活動をおこないました。

しかし、水子さんが就職活動していた2020年は、コロナ真っただ中。
県外からの就活生にはさまざまな制限がかかり、東京から帰ってきた水子さんが採用に進める金融機関は限られていました。水島信用金庫の説明会も、帰省後2週間の隔離期間が間に合わず、参加できなかったそうです。
しかし、事情を話した際に、「では他の日程で対応しますよ」と親身になって個別対応してくれたのが水島信用金庫でした。さらに、当時の採用担当者の熱意と人柄に触れて、「思っていた銀行のイメージと違う」と衝撃を受けた水子さん。内定が出るまでの間も対応がスピーディーで、フットワークの軽さを感じたと振り返ります。
転勤がなく、倉敷市民として働き続けられる環境にも魅力を感じて、水島信用金庫に入庫を決めました。
水子さんから見た、「職場」としての水島信用金庫の魅力とは?
水子さんが考える水島信用金庫の一番の魅力は「メリハリのある環境」と「地域(倉敷)を想う職員の多さ」です。

水島信用金庫で働く職員は、オンオフがきっちりと分かれている人が多く、業務とプライベートがはっきり分かれていると話します。金融商品を取り扱う仕事なので、業務中は常に真剣に取り組みますが、懇親会などのオフの部分では親しみを感じられる一面が現れるそうです。
常に張り詰めた雰囲気ではなく、適度なオフの側面もあることで、信頼関係も築きやすくなるのでしょう。
また、倉敷出身の職員が多い点も、地域密着型の水島信用金庫ならではの特徴です。
職員同士の会話では「昔ここ、よく行っていたんですよ」と地元のお店の話題で盛り上がったり、最新の地域情報を交換し合ったりと、日常的に地元の話が飛び交っているそうです。情報通の職員も多く、お客さんとの会話にも共通の話題があふれています。
水子さんは「自分たちの暮らす街が好きな職員が多く、一体感があります」と話します。
こうした温もりを感じられる地域との関わりかたが、お客さんの信頼にもつながっているのかもしれません。
水島信用金庫に入庫し、2025年で5年目を迎えた水子さん。地域密着型の金融機関で働くやりがいと、職場の魅力についてインタビューしました。
水島信用金庫のデータ

| 団体名 | 水島信用金庫 |
|---|---|
| 業種 | 信用金庫法に基づく金融業務全般 |
| 代表者名 | 横溝博之 |
| 設立年 | 1950年 |
| 住所 | 倉敷市水島西常盤町8番23号(本店) |
| 電話番号 | 086-446-2229 |
| ホームページ | 水島信用金庫 ホームページ |











































