we wish you a merry Christmas
And a happy New Year.
イギリスの伝統的なクリスマスソング「We Wish You a Merry Christmas」のサビ部分は、ホリデーシーズンの街中でよく耳にする音楽のひとつです。
この歌詞のように、クリスマスをそして新年を心待ちにする雑貨を購入したりワークショップで手作りしたりできるクリスマスマーケットが、2025年も倉敷アイビースクエアで開催されました。
倉敷や岡山のおいしいものや楽しいステージイベントも目白押しで、ついつい長居してしまった2日間を振り返ります。
記載されている内容は、2025年12月記事掲載時の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。
目次
Kurashiki Christmas Market 2025とは

2025年12月13日(土)14日(日)に倉敷アイビースクエアで開催されたKurashiki Christmas Market 2025(以下、「倉敷クリスマスマーケット」と記載)には、クリスマスをテーマに、岡山県内の飲食店や花屋、雑貨などを扱う店が出店しました。
昨年(2024年)までの来場者の声を反映して、金曜日と土曜日だった開催日が、2025年は土曜日と日曜日へと両日週末に日程を変更しました。また、開始時刻も午前11時からとなり、開催時間も大幅に延長されています。
| 開催日 | 2025年12月13日(土)・14日(日) 雨天決行 |
| 開催時間 | 13日(土)午前11時~午後9時 ※ラストオーダー午後8時30分 14日(日)午前11時〜午後7時 ※ラストオーダー午後6時30分 |
| 開催場所 | 倉敷アイビースクエア ※中庭広場・アイビー学館・西門エリア・愛美赤煉瓦館・愛美工房前 |
| 料金 | 入場無料 |
昼間から夜まで、ゆっくりと楽しめた倉敷クリスマスマーケット

2日間で約2万5千人が来場したKurashiki Christmas Market 2025。
昨年までは夜だけの開催だったため飲食ブースが混雑してしまいましたが、2025年は開催時間が延長したり出店場所が分散したりしたことにより、どのブースもじっくりと楽しめました。
私は初日に食べ歩きを楽しみ、2日目はステージ発表をメインに楽しみました。
2日間のようすをお伝えします。
発表数分前から中庭に多くのお客さんが集まった、ステージイベント
昨年までと比べて開催時間が延長したので、ステージイベントも増えました。
日中の発表団体はすべて地元の高校生で、以下の4団体が出演しました。
- 倉敷高等学校
吹奏楽部の演奏 - 倉敷青陵高等学校
吹奏楽部の演奏
ダンス同好会のダンス - 倉敷商業高等学校
書道パフォーマンス


吹奏楽の演奏は両日ともポップスやクリスマスに関連した音楽を中心とした曲で、イベントのオープニングにぴったり。どの回も演奏開始10〜15分前には中庭広場のステージ前に人が集まり、会場を盛り上げました。

ダンス同好会や書道パフォーマンスの演技も、クリスマスらしい音楽に合わせてかわいらしいダンスや迫力あるパフォーマンス作品が完成しました。

特に14日の書道パフォーマンス開催時間は強風が吹いていたため、パフォーマンスに使う紙が風になびいてなかなか始められません。そこで、実行委員がパフォーマンス中の紙を押さえながらのパフォーマンスとなり、みんなで力を合わせて作り上げた作品となりました。


前回まで大好評だったけん玉パフォーマーISAMUさんによる大道芸は、2025年も薄暗くなってから両日とも開催。技が成功するかみんなで息を呑んで見つめて、成功するたびに「おー!」という歓声とともに拍手が湧き上がり会場が一体感に包まれる場面もありました。

夕方以降のステージパフォーマンスは家族連れや大人の参加者が多かったですが、今回は昼間にもステージパフォーマンスがあったことで学生の来場者がぐっと増えたのではないでしょうか。
倉敷クリスマスマーケットが、より幅広い年齢層の人たちが楽しめるイベントになってきている印象です。

老若男女問わず、じっくりとワークショップに参加
2023年に開催された1年目からワークショップはあり、年々ワークショップの数が増え今回は16団体がワークショップの出店をしました。
1年目は子ども向けのワークショップが中心でしたが、2年目となる昨年はシーボン化粧品倉敷天満屋店のような大人の女性向けワークショップも登場。

そして今年は、小物やスノードーム作りなどのワークショップに男性の姿もあり、年々老若男女問わず楽しめるワークショップが増えています。



昨年までは開催時間も短かったので、飲食をメインに来るとワークショップまで楽しめないこともありましたが、今年は開催時間が伸びたためワークショップも飲食も両方とも楽しめたのではないでしょうか。

ワークショップの横で販売されている雑貨のなかには、寒い季節ずっと重宝しそうなニット帽や、お正月まで楽しめるデザインのものも多数あったことも印象的です。
開催日はクリスマスまで約10日、お正月まで半月と、長く楽しめる雑貨が数多くあったので、ついさまざまなお店に立ち止まってしまいました。



私は、障がいのある子どもを持つ保護者が作る雑貨handmadeウサギで、ビッグシュシュを購入。ボリューミーですが透け感のある素材なので、春夏秋冬を問わず使えそうで大満足です。

クリスマスマーケット特別メニューも数多く登場した飲食ブース
クリスマスマーケットといえば、やはりホットワインやそれに合う温かいフードメニューは外せません。


私も、毎年楽しみにしている倉敷市船穂の醸造所「GRAPE SHIP(グレープシップ)」のホットワインを注文しました。こちらでは、マスカットオブアレキサンドリアを使ったぶどうジュースの提供もあるので、お酒が飲めない人や子どもも一緒にクリスマスらしいドリンクを味わえます。
フードメニューは、さっと一口で食べられるような水餃子やアップルパイ、ガッツリ食べられるラザニアや魯肉飯(ルーローハン)など、どれも寒い冬の季節にぴったりな温かいものばかり。




普段店舗があるお店もクリスマスマーケットオリジナルのメニューの提供が多く、そのお店の常連客もわざわざ会場に足を運んで限定メニューを味わいながら、出店者との会話も楽しんでいました。
会場が広くなったことにより、ウィンドウショッピングも楽しみのひとつに
出店数は昨年と変わりませんでしたが、会場レイアウトが新しくなっています。

昨年は飲食スペースだけだった愛美赤煉瓦館の内外にも出店があったほか、昨年までは出店がなかった西門前やアイビー学館からメタセコイアまでの通路にも、出店スペースができました。

レイアウトが変わったことにより中庭広場やアイビー学館の混雑が緩和されて、どのような商品があるのかウィンドウショッピングする余裕もできたことも、ゆっくりと楽しめるようになった理由のひとつです。
フードを購入した後も、落ち着いて座って食べられるスペースが増えたのもありがたかったです。


ステージ発表の時間帯は中庭広場へ、それ以外の時間は愛美赤煉瓦館でじっくりとワークショップをして、その合間に道中にあるフードの良い香りにそそられながら、ついゆっくりと滞在してしまう2日間になりました。
おわりに
初日のオープン直後に、神戸に住む友人から「今、神戸から倉敷へ向かっているんだけれども、Kurashiki Christmas Market 2025って知っている?それに行こうと思っているの」とメッセージが届きました。
どうやら友人は、SNSの情報を見て神戸から友達とわざわざ倉敷アイビースクエアまで日帰りで遊びにきたとのこと。
倉敷市内だけでなく、岡山県外の人たちからも愛されるイベントになりつつあるKurashiki Christmas Market のこれからが、ますます楽しみです。

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Kurashiki Christmas Market 2025のデータ

| 名前 | Kurashiki Christmas Market 2025 |
|---|---|
| 開催日 | 2025年12月13日(土) 午前11時〜午後9時(ラストオーダー午後8時30分) 12月14日(日) 午前11時〜午後7時(ラストオーダー午後6時30分) |
| 場所 | 岡山県倉敷市本町17-2 |
| 参加費用(税込) | 入場無料 |
| ホームページ | 倉敷アイビースクエア |



















































