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cafe Pomeloの店主 加藤菖さんにインタビュー

2025年1月にPomeloをオープンし、メニューの考案から仕込み、接客やSNS運用まで、ほとんどの業務を1人でこなしている加藤菖(かとう あやめ)さん。
前職では、フルーツパフェやスイーツを提供するカフェで9年半働き、店長を務めた時期もあるそうです。
加藤さんのこれまでの歩みや、現在の考えを聞きました。
前職で学んだスキルと経験
前職ではどのようなお仕事をしていたのでしょうか。
加藤(敬称略)
倉敷美観地区にあるフルーツカフェで働いていました。メニューを考えたり、実際にスイーツを盛りつけたりもしていましたね。
店長を務めた時期もあり、他の店舗に行って、それぞれの店舗の経営戦略を考えたこともあります。
カフェの経営に必要な力は、前職で身につけたと感じています。
さまざまな経験を積まれてきたのですね。入社当時からフルーツ好きだったのでしょうか。
加藤
もともとフルーツが大好きというわけではありませんでした。
でも、前職のカフェで働くうちにフルーツの良さに気づきました。フルーツって、その季節でしか味わえないという魅力があるんですよね。だから、旬の時季に味わってもらえる機会を作りたいなと思っています。
独立のきっかけは「もっと地元の人に届けたい」気持ち

なぜ独立を決めたのでしょうか。
加藤
前職は美観地区にある店舗だったので、観光客のお客さんが多かったんです。ただ、私としては、私はもっとさまざまなかた、特に地元のかたに届けたいと思うようになったからです。
また、新店舗ができる際には、内装やどのような商品が売れるかを考える仕事も経験しました。そのときに、「これが好きかもしれない、自分でやってみたい」という気持ちも芽生えました。
でも、仕事を辞めるときはかなり悩みましたね。
当時、仕事で関わっていた写真家さんにも話を聞いてもらっていて、「自分でやってみたいと思ったときに、動いたほうが良いよ」と背中を押してもらいました。
間借りだからできる挑戦

独立当初から、間借りでの営業を考えていたのでしょうか。
加藤
本当は実店舗を借りる予定でした。ただ、良い物件がなくて、たまたま間借りできる場所を見つけたって感じです。
ただ、間借りでやってみて良かったと思いますね。いろいろなことを試しながら、お客さんの反応でフィードバックをもらって、さらに別のことも試せますし。
最初は、駅から離れた立地のためお客さんが来てくれるか心配でした。しかし、皆さん車で来てくださることを知ったのも、実際に営業してみて初めて気づいたことです。
営業日が少ない分、自由に使える時間が多いのも良い点かもしれません。他のカフェに足を運んでお店作りの参考にしたり、メニューを考えたりしています。
今後は農家さんのフルーツを届けられるようになりたい

今後の目標を教えてください。
加藤
実店舗を持つのが目標です。
少し話が逸れますが、農家さんの話、特にフルーツ作りへの熱意を聞くのが好きで、農家さんからフルーツを仕入れたいと考えています。
ただ、間借り営業は営業日が少ないため、メニューに使うフルーツの量も多くはありません。そのため、少量でも取引してくださる農家さんでないと、取引が難しいと感じています。
だからこそ、実店舗を持ち、毎日営業して、農家さんのフルーツを届けられたらうれしいですね。
Pomeloのスイーツですてきなカフェタイムを
旬なフルーツを、地域の人にも届けたい。
そのような思いで独立した加藤さん。前職で身につけたスキルを生かし、Pomeloを経営する姿が印象的でした。お客様の反応を受け止めながら、試行錯誤の末に生まれたスイーツは、Pomeloでしか味わえません。
季節のフルーツを採り入れたメニューは毎月変わるため、Instagramをチェックしてぜひ訪れてみてください。
cafe Pomeloのデータ

名前 | cafe Pomelo |
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住所 | 岡山県倉敷市西中新田467-11 |
電話番号 | |
駐車場 | あり お店の前に10台あり |
営業時間 | Instagramでお知らせ |
定休日 | 不定休 |
支払い方法 |
|
予約の可否 | 可 InstagramのDMで予約可 メニューの取り置きも可能 |
座席 | 2人、3人、6人用テーブル席がひとつずつ、カウンター席が5席 |
タバコ | 完全禁煙 |
トイレ | 洋式トイレ |
子育て | 子ども用のいすがひとつあり |
バリアフリー | スロープ お店の前に階段あり、テラス側からスロープで入店可能 |
ホームページ | cafe Pomelo公式Instagram |