FMくらしきで、毎週土曜日午前8時から午前9時まで放送している「あつまれ!小学生」。
パーソナリティの阿部あすかが倉敷市内の小学校を訪れ、学校や校区の魅力、そして大きな夢を語る子どもたちに取材する番組です。子どもたちの生の声を通じて、地域の魅力を再発見できます。
2025年8月9日(土)の放送回では、倉敷市児島にある「赤崎小学校」のようすが紹介されました。
元気いっぱいの子どもたちの声をお届けします。
この記事は株式会社エフエムくらしきによる寄稿記事です。一般社団法人はれとこ編集部が再編集し、公開しています。
記載されている内容は、2025年10月記事掲載時の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。
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目次
FMくらしき「あつまれ!小学生」
「あつまれ!小学生」では、訪問先の小学校の6年生に直接インタビューし、みんなが通う学校の魅力を深く掘り下げていきます。また、小学生の視点で語られる地域の良いところや好きなところを紹介する「校区自慢」も注目です。
わくわくする将来の夢を語ったり、いつも一緒にいる家族への感謝の気持ちを伝えたり……思わず大人も胸が熱くなるような、心温まるインタビューもお届けします。

今回の訪問先は、倉敷市児島にある1874年(明治7年)に創立された赤崎小学校です。学校名は何度か変更されており、1948年以前は「味野南小学校」と呼ばれていました。
150年以上の歴史を持つ赤崎小学校の魅力について、早速子どもたちに語ってもらいましょう。
赤崎小学校について

最初に学校を紹介してくれたのは、大中隆雅(おおなか たかまさ)さんです。少し緊張しているようすでしたが、始まると明るくハキハキと話してくれました。
2025年現在、赤崎小学校には全校児童が373人、17の学級、そして45人の先生がいるそうです。
大中さんは、赤崎小学校ならではの特徴を三つ紹介してくれました。
一つ目は、学校の象徴である土俵にまつわるエピソードです。
赤崎小学校の運動場には、立派な土俵があります。この土俵は、1984年(昭和59年)の創立110周年を記念して作られました。
土俵を作ったのは、赤崎小学校出身の元関脇、鷲羽山佳和(わしゅうやま よしかず)。
「体力づくりをして、たくましく育ってほしい」という願いを込めて寄贈したそうです。鷲羽山関を迎えておこなわれた土俵開きには、およそ2,000人もの地域の人たちが見学に訪れました。
二つ目は、地域の人々との温かい交流についてです。
赤崎小学校は地域との交流が盛んだと大中さんは話します。登下校時には、暑い日も寒い日も地域のかたが児童の安全を見守り、さらに家庭科の実習や算数教室に来て勉強を教えてくれることもあります。日頃の感謝の気持ちを伝えるため、2025年2月には地域のかたを招いて「感謝の会」もおこなわれたそうです。
三つ目は、元気いっぱいの小学校の合言葉です。
元気いっぱいの赤崎小学校には、「赤崎小のなかまだ いつでもどこでも なかよくしよう」という合言葉があります。地域の人々に支えられながら、この合言葉を日々の学校生活のなかで実践できるよう、子どもたちが一生懸命がんばっているそうです。
最後に、小学6年生の大中さんは、「赤崎小学校のリーダーとして、みんなを引っ張っていけるようにがんばります」と宣言してくれました。赤崎小学校のみんなを応援したくなる学校紹介でした。
赤崎小学校の児童が語る「学校&校区の自慢」
続いて紹介するのは、子どもたちが誇りに思っている「学校&校区の自慢」。
ランキング形式で、3人の小学生に発表してもらいました。
第3位:地域ボランティアの存在

石川颯人(いしかわ はやと)さんが第3位に挙げた自慢は、学校に多くの地域ボランティアのかたがいることです
地域ボランティアは、児童のお父さん・お母さんも参加しており、心強い存在だそうです。登下校時には通学路に立って、子どもたちの安全を見守ってくれているといいます。
学校の先生だけでなく、保護者や地域の人たちの目もあることで、子どもたちは安心して学校生活を送れているのですね。
第2位:頼れる優しい学校の先生たち

北村海成(きたむら かいせい)さんが第2位に挙げたのは、赤崎小学校の先生がみんな優しいという点です。
北村さんは、「先生たちは怒るととても怖い」と正直に話してくれましたが、その一方で「困ったときは全力で助けてくれます」と教えてくれました。
愛ある厳しさも持ちつつ、頼りになる先生に囲まれているのが、赤崎小学校の魅力だと話します。
第1位:学年の垣根を越えた温かい交流

小黒翔(おぐろ しょう)さんが堂々の第1位に挙げた自慢は、学校中のみんなが仲良くし、協力し合っているところです。
6年生の小黒さん自身も、ときどき下級生の友達と一緒に遊ぶことがあるといいます。学年の垣根を越えて助け合い、仲良く遊べるこの団結力が、赤崎小学校の最大の魅力だと話してくれました。
地域の人たち、学校の先生、そして学年の垣根を越えた友達。数多くの温かい交流を通じて、赤崎小学校の子どもたちは日々大きく成長しています。
未来へ向かう子どもたちの声
学校の魅力をたっぷり教えてもらった後は、みんなに将来の夢を聞いてみました。
インタビューに応えてくれたのは12名。
教えてもらった夢は、スポーツ選手や俳優、歯科医師、建築士やYouTuberなど、個性豊かなものばかりです。みんなの未来の姿を想像すると、わくわくしますね。
「大好きなこと」を原動力に挑戦する姿は、私たち大人にも温かい勇気と感動を届けてくれました。
赤崎小学校の皆さん、ありがとうございました。
おわりに
「あつまれ!小学生」では、子どもたちの声を通じて、今後も学校や地域の魅力を皆さまにお届けします。
小学校を訪問するたびに、先生や地域のかたがたの温かい支援のなかで、子どもたちが日々成長していることが伝わってきました。
地域の子どもたちが健やかに、そして楽しく過ごせるよう、エフエムくらしきは今後も見守り続けてまいります。
「あつまれ!小学生」はエフエムくらしきのホームページからもお聴きいただけます。