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【終了】倉敷まちあるきデジタルスタンプラリー(2021年12月1日~2022年1月31日開催) 〜 時代の変化を感じながら倉敷を歩く

【終了】倉敷まちあるきデジタルスタンプラリー(2021年12月1日~2022年1月31日開催) 〜 時代の変化を感じながら倉敷を歩く

遊んどこ / 2022.01.06

江戸時代から続く町並みが残る倉敷。

100年以上の時間が経過した現代では、日本を代表する景色を残す場所として、全国、世界から観光客が訪れるようになりました。

倉敷を訪れると美観地区に建ち並ぶ倉屋敷に目が行きがちですが、実は明治時代、大正時代、そして現代に至るまでの建造物も混在しており、町が時間の流れとともに変化していく過程が見られます。

倉敷まちあるきデジタルスタンプラリーは、江戸時代の倉屋敷だけでなく明治時代以降の建造物も巡るスタンプラリーで、スマートフォンさえあれば誰でも参加できるイベントです。

倉敷の歴史を散策するために、倉敷まちあるきデジタルスタンプラリーの案内にしたがって、岡山県内の大学に通う学生 樫本梨世(かしもと りよ)さんが倉敷美観地区周辺を散策してきました。

倉敷まちあるきデジタルスタンプラリーを通して、倉敷の魅力を再発見していきましょう。

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記載されている内容は、2022年1月記事掲載時の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。

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倉敷まちあるきデジタルスタンプラリー

樫本さん3

倉敷まちあるきデジタルスタンプラリーの概要

倉敷まちあるきデジタルスタンプラリーは、倉敷市美観地区を中心に日本遺産構成文化財などのチェックポイントを巡りながら、スマートフォンでスタンプを集めるイベントです。

川コース山コースの2つが用意されており、それぞれ7つのチェックポイントがあります。

所要時間は、1時間から2時間

どちらかのコースで、6つ以上のチェックポイントに立ち寄ってスタンプを集めると抽選で、倉敷ガラスのグラスやトートバッグ、マスキングテープなどが当たります。

倉敷まちあるきデジタルスタンプラリーの参加方法

スマートフォンから専用サイトにアクセスし、必要事項を登録することで参加できます。

参加費は無料で、スマートフォンを持っていれば誰でも参加可能。

開催期間は、2021年12月1日(水)から2022年1月31日(月)です。

倉敷川

倉敷まちあるきマップ

倉敷まちあるきマップは、3つの異なる時代の地図を見られるウェブサイトで、スマートフォンなどのデジタル端末からアクセスできます。

用意されている地図は倉敷市鳥瞰絵図―1963倉敷市鳥瞰絵図―2005旧町名地図

倉敷の町の変遷を楽しめます。

倉敷まちあるきデジタルスタンプラリーのコース上には、江戸時代以降のさまざまな建築物がありますが、目に留まる建物について詳しく知りたくなる人もいるでしょう。

倉敷まちあるきマップを活用すれば、建物の詳細を確認できます。

倉敷まちあるきデジタルスタンプラリーに参加

倉敷まちあるきの参加者

実際に、倉敷まちあるきデジタルスタンプラリーに参加して、倉敷を散策してみます。

筆者と一緒に参加してもらうのは岡山県内の大学に通う学生 樫本梨世さん。

チェックポイントを巡りながら、倉敷美観地区周辺を歩いてもらいました。

どんな風景が見られるのか楽しみです!

樫本さん
樫本梨世(かしもと りよ)さん

最初のチェックポイント

倉敷まちあるきデジタルスタンプラリーに参加するために、最初のチェックポイントがあるあちてらす倉敷に向かいましょう!

あちてらす倉敷は、2021年10月10日にオープンした複合施設で、ホテル、マンション、商業施設が一体となった建物です。

最初のチェックポイントは、あちてらす倉敷 南館の2階にある市民交流スペースあちてらすぽっとの入口にあります。

あちてらす風景3

階段を登り2階に行くと、市民交流スペース あちてらすぽっとの入口がありました。

あちてらす風景1

市民交流スペース あちてらすぽっとの扉に、最初のチェックポイントのシールを発見!

倉敷まちあるきデジタルスタンプラリーのサイトを開いて、QRコードをスキャンしましょう。

あちてらす風景2

「スタンプGET」と表示されれば、チェックポイントに到達したことになるようです。

最初のスタンプを手に入れて、いよいよ出発!

スタンプゲット

川コースへ出発

最初のチェックポイントでスタンプをもらったら、さっそく出発しましょう。

筆者たちは、倉敷川の周辺を巡り、運河によって栄えた歴史的な町並みを楽しめる川コースを選びました。

あちてらす倉敷から南に続く、こぢんまりとした路地を歩いて行きます。

川コースルート1

数分、歩くと最初のチェックポイントを発見!

成人の腰の高さほどの石柱にQRコードが描かれたシールが貼ってあります。

チェックポイント1

石柱には、1935年に旧倉敷市が施行し、行政による整備により1965年から1971年にかけて使用されなくなった旧町名が、書き記されています。

また、旧町名の名前の由来など、土地の歴史がわかる説明も刻まれていました。

周辺には水路や建物など、当時から残っている建造物もあるので、歴史の痕跡を探しながら歩くのも味わい深いです。

美観地区へ

川コースを辿ると、倉敷市を代表する観光地 美観地区のなかも通り抜けます。

江戸時代の町並みを楽しみながら、チェックポイントを探しましょう。

川コースルート2

美観地区のなかにある1つ目のチェックポイントは、大原本邸でした。

大原本邸は、倉敷の近代化に大きく寄与した大原家の歴代の実業家たちが、江戸時代後期から住んでいた家屋です。

国指定の重要文化財で、2018年4月1日からは、大原家の歴史や江戸時代から残る建築の展示施設 語らい座 大原本邸として一般公開されています。

チェックポイントを大原本邸の入口で見つけました!

チェックポイント3

大原本邸は、日本遺産の構成文化財にも指定されています。

日本遺産について掲示する看板にQRコードを発見!

チェックポイント2

大原本邸の近くからは、倉敷を象徴する倉屋敷が並ぶ景色を眺められます。

倉敷まちあるきデジタルスタンプラリーの案内にしたがって散策することで、美観地区の情緒ある風景も楽しめました。

樫本さん5

大原本邸を出発し、チェックポイントを巡りながら倉敷川沿いを進みます。

川コースルート3

初めて訪れる観光客は足を運ばないような裏露地も、コースとして設定されています。

倉敷川沿いの商店や倉屋敷が建ち並ぶ景色とは異なる雰囲気。

美観地区を隈なく散策できました。

川コースルート4

スタンプ収集達成

美観地区を抜けて、倉敷中央通りまで戻ってきました。

川コースの6つ目のチェックポイントを発見!

普段は気に留めない石柱なので、一度、気づかずに通り過ぎてしまいました

チェックポイントを探して右往左往するのも、スタンプラリーの楽しみの1つ。

見つけたときは、気分が高まります!

チェックポイント4

石柱にQRコードが貼られているので、スマートフォンでスキャンします。

チェックポイント5

スタンプは6つ集めると、プレゼントの抽選に申し込めます。

6つで抽選に参加できますが、筆者たちは7つ目のスタンプも集めて、川コースに用意されていたすべてのチェックポイントを制覇しました。

スタンプコンプリート

スタンプを6つ集めると、プレゼントの申込サイトにアクセスできるようになるので、必要事項を記入して登録。

当選結果が待ち遠しい!

景品
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倉敷まちあるきデジタルスタンプラリーに参加してみて

観光案内に書かれている情報を頼りに散策すれば、倉敷を代表する江戸時代の町並みを見られるでしょう。

もちろん、江戸時代の町並みからだけでも倉敷の魅力は感じとれるのですが、倉敷をもっと深く知りたい人は、時代の変遷を感じとれる建造物を見ながら歩くと、新たな発見があるかもしれません。

人の営みは、時代ごとに明確に区切られているのではなく、連続した流れのなかにあります。

江戸時代から始まり、明治時代、大正時代、そして現代の建造物が混在している町の姿からは、時の流れを感じられるでしょう。

筆者も、倉敷まちあるきデジタルスタンプラリーに参加して、時代の流れを感じながら倉敷の町を楽しめました。

歴史ある倉敷の町が変化してゆくようすが楽しめる倉敷まちあるきデジタルスタンプラリーに参加して、倉敷を普段とは異なる視点から楽しんでほしいと思います。

樫本さん5
取材協力

倉敷まちあるきデジタルスタンプラリーのデータ

名前倉敷まちあるきデジタルスタンプラリー
期日2021年12月1日~2022年1月31日
場所倉敷中心市街地
参加費用(税込)無料
ホームページ倉敷まちあるきデジタルスタンプラリー
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ぱずう(後藤寛人)

ぱずう(後藤寛人)

87年生まれの埼玉育ち。倉敷に転勤でやってきて6年目。メーカーの研究員として働きつつ、週末はゴミ拾いボランティア団体の代表として活動しています。ひとりも知り合いもいなかった倉敷の街。ゴミ拾いを通じてたくさんの出会いがあり、倉敷の魅力を教えてもらいました。余所者から見える倉敷の景色を伝えていきたいです!

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樫本さん3

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