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パティスリー ル・ヴェールの片岡由治さんインタビュー

洋菓子店を営んだり、イベントを企画運営したりするパティスリー ル・ヴェールの片岡由治(かたおか よしはる)さん。
かき氷が誕生した背景やこだわりを聞きました。
パティスリー ル・ヴェールならではのかき氷を追求
かき氷は今年(2025年)が初めてですか?
片岡(敬称略)
はい、今年(2025年)が初めてです。
「暑いと氷が欲しくなる」と妻からの提案で考えました。せっかくするなら自分の店らしさを出そうと思ったんです。
店のコンセプトの「地産地消、ヘルシー」のとおりで、ケーキ屋が作るかき氷をしようと考えました。トマトと梅は鴨方町産、白桃は玉島産です。今後、ブドウ味も予定しています。

トマトのかき氷は珍しいと思いますが、なぜこのフレーバーを作ろうと思ったんですか?
片岡
ケーキを作っている時も、「野菜や和の素材を採り入れたものを作る」のをコンセプトにしています。
トマト嫌いなお子さんでも食べられるようなトマトジャムを作って、ケーキに使っています。イチゴジャムみたいな感じになるんですよ。ケーキ作りでのベースがあるので、じゃあかき氷でもできるなと思って作りました。
犬も一緒に涼める

犬も一緒にかき氷を食べられるんですよね?なぜ犬をOKにしたのでしょうか。
片岡
ふだんのマルシェでは建物内に入るのはNGなんですが、かき氷では室内に入れるようにしています。前に犬を飼っていて、室内OKな場所があまりないと思っていました。
こんな暑い時なので、涼しいところでワンちゃんと一緒に過ごしてほしいと思いまして。ワンちゃん氷はただの氷なんですけど、けっこう喜んで食べてくれています。
ワンちゃんつながりで広まってくれたら良いですね。
コラボレーションかき氷も展開

トマトのように珍しいフレーバーがあるんですよね?
片岡
阪本鶏卵さんのマルシェ「HOSHINOSATO EGG MARCHE(ホシノサト エッグ マルシェ)」用のかき氷があります。「星の里たまごソース」といって、阪本鶏卵さんの卵を使っているんです。
カスタードクリームを作るのと同じ工程で、固まる寸前で火を止めます。氷にからまるように固め過ぎないようにしていますね。
このメニューが生まれたきっかけはなんですか?
片岡
HOSHINOSATO EGG MARCHEへ出店する時は、阪本鶏卵さんの卵を使ってコラボレーションできないかって考えています。
かき氷が生まれたきっかけは、阪本鶏卵さんから「ミルクセーキみたいなものができませんか」とご提案があったんですね。それで夏だからかき氷にしようかなとなりました。
かき氷なんですけど、卵と牛乳と砂糖が入っているので、ミルクセーキと同じと言えば同じです。急いで食べなくても大丈夫で、溶けたらミルクセーキのように飲んでもらえます。

おわりに
パティスリー ル・ヴェールのかき氷は暑い時季まで提供されます。恐らく10月までとのこと。11月も暑かったら延長するかもしれません。
野菜やたまごを使った、ここでしか味わえないかき氷。この記事を読むだけでは、その味はなかなか想像できないかもしれません。実際に食べてみないと分からない、新しいかき氷の世界にぜひ足を運んでみてください。
愛犬がいる人はぜひ一緒におでかけしてくださいね。
直近のオープン日は2025年9月13日、15日、23日を予定しています。
パティスリー ル・ヴェールのデータ

名前 | パティスリー ル・ヴェール |
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住所 | 倉敷市広江2丁目12-50 |
電話番号 | 090-4102-8931 |
駐車場 | あり 6台 |
営業時間 | 店舗の営業日、イベント出店日はパティスリールヴェールのInstagramを参照 |
定休日 | 不定休 |
支払い方法 |
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ホームページ | パティスリー ル・ヴェール(Instagram) |