ランチにお茶に、お店に来てくれることがうれしい。店長、四木希美(しき のぞみ)さんインタビュー
虹色商店店長の四木希美(しき のぞみ)さんにインタビューしました
インタビューは2019年12月の初回取材時に行った内容を掲載しています。
2019年3月にオープンされて約10か月(取材当初)となりますが、その間のお話をお聞かせください。
四木
そうですね、とにかくクレープがちゃんときれいに焼けるようになるのかが心配でした。
私自身クレープ作りが初めてでしたし、虹色商店の生地はとくに扱いが難しくて、なかなか上手く焼けなかったんです。
オープンまでに本当にできるのか不安で仕方なかったのですが、コーディネーターのお店のスタッフが教えに来てくれてなんとか間に合いました。
一般的なクレープ生地との違いはどんなところですか。
四木
虹色商店のクレープは焦がしバターと三温糖を使い、もちもちとした生地が特徴です。
そのためにクレープの生地が伸びにくく、鉄板にくっつきやすいのできれいに丸く焼き上げることがとても難しいんです。
スタッフの皆さんは軽々と焼いていたので、そんな苦労があったとは驚きです。
四木
上手く焼けなくて、開店時間を遅らせたこともあったぐらいなんですよ(笑)
鉄板の相性もあるのか、初めは上手く焼けずに破けることも多くて、スタッフはみんな苦労しました。
今の鉄板で二代目なのですが、バターが焦げ付きやすいので鉄板を休ませ、だんだんとコツが掴めてきたと思います。
デコレーションも洗練されて、食べ歩きが強いクレープのイメージが一新されたように思います。
四木
フレッシュな季節のフルーツをたくさん使っているので、お客さまにも好評です。
スタッフでどんなデコレーションにしようか考えて、見た目の華やかさもこだわっています。
食べ歩きだと、どうしてもゴミが出てしまうんです。
もちろん持ち帰りもできますが、ケーキのような感覚で食べてもらえたらと思います。
オムツ替えシートやバリアフリーのトイレ、そしてほぼ段差がない店内に、心配りの深さを感じました。
四木
平日はお子さん連れのお客さんも多いのですが、ベビーカーを置くスペースもあるのでゆったりと楽しんでほしいですね。
美観地区周辺はバリアフリーのトイレが少ないので、虹色商店のトイレを使ってもらえたらと思います。
クレープの種類が多いので、通われるお客さんも増えそうですね。
四木
最近は常連さんもできて、ランチやお茶の時間に気軽に立ち寄ってくれることが増えてきました。
ランチにデリクレープ、お茶の時間に甘いクレープと続けて食べてくれたお客さまがいらしたときは嬉しかったですね。
これからももっと地域に愛されるような、居心地の良いお店に育てていきたいです。
ゆったりと落ち着いて食べられるクレープ専門店「虹色商店」
クレープは手に持って、ブラブラ歩きながら食べるもの。
そう思っていた筆者にとって、虹色商店のクレープはうれしい驚きでいっぱいのひと皿でした。
店内のセレクトされた雑貨は、どれも魅力的なものばかり。
ふと手に取ったものが、知らず知らずのうちに支援になるなんて、とても素敵なことですよね。
小さい子どもを連れた人、車いすの人、どんな人にも同じ美味しさや優しさを。
虹色商店の居心地の良さは、そんな思いやりの心が感じられるからなのかも知れません。
今度は家族で、ゆったりと訪れられたら良いな、と思っています。
虹色商店のデータ
名前 | 虹色商店 |
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住所 | 岡山県倉敷市東町1-24 |
電話番号 | 086-422-3900 |
駐車場 | あり |
営業時間 | 午前11時~午後5時 |
定休日 | 月、火 |
支払い方法 |
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予約の可否 | 可 |
座席 | 12席:3人掛け2卓、2人掛け3卓 |
タバコ | 完全禁煙 |
トイレ | 洋式トイレ バリアフリートイレ |
子育て | オムツ替えシート ベビーカーでの入店可 |
バリアフリー | バリアフリートイレ 車イスでの入店可 障害者用トイレ おむつ換えシート |
ホームページ | 虹色商店 |