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pain porte(パンポルト) ~ 日々をともにするおいしいパンを作り続ける、真備町で営業再開したパン屋さん

pain porte(パンポルト) ~ 日々をともにするおいしいパンを作り続ける、真備町で営業再開したパン屋さん

買っとこ / 2019.11.04

「揚げたてのカレーパンができあがりました~!いかがでしょうか」

焼きたてパンの香ばしい香りがただよう店内に、元気な声が響きわたります。

パンってたくさんの種類がありますよね。

やわらかいものから噛み応えのあるもの、甘いものから具材たっぷりなものまで、多種多様です。

真備町には、だれでも好きな種類のパンが見つかるパン屋さんがあります。

そのパン屋さんが、「pain porte(パンポルト)」です。

平成30年7月豪雨で自宅兼店舗が被災し、その後の9月19日にプレハブの仮店舗でオープン。

そして、令和元年7月19日に現在の店舗で本格再開されました。

真備のおいしいパン屋さん、pain porte(パンポルト)を紹介します!

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記載されている内容は、2019年11月記事掲載時の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。

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pain porte(パンポルト)への行き方

道順を確認

pain porte(パンポルト)とは

pain porte(パンポルト) 外観

pain porte(パンポルト)は、平成25年(2013年)7月19日にオープンしました。

吉備真備駅より徒歩3分、倉敷市真備支所近くと真備町の中心部に立地。

ですが、オープン当初は集客に苦労したそうです。

けど、少しずつ「真備においしいパン屋さんができた」という噂が広がって、遠方からも来られるお客さんが増えていきました。

順調に売り上げを伸ばしつつあった、オープンから丸5年を迎えようとしたとき…。

平成30年7月豪雨により、自宅兼店舗は2階まで浸水しました。

お店の片付け作業のなか、たくさんのかたがパンポルトのSNSに応援のメッセージを寄せてくれたことが、真備町で再開する後押しとなったとのこと。

pain porte(パンポルト) 外観

令和元年(2019年)7月19日、店舗を再度同じ場所に建て替えて再オープンしました。

被災前とほとんど変わらない外観や店舗の内装を見たお客さんは、「帰ってきてくれた」とホッとされたかたも多かったそうですよ。

pain porte(パンポルト) 店内

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pain porte(パンポルト)の厨房のようす

pain porte(パンポルト)の厨房で、パンが作られるようすを取材させてもらいました。

カリカリの食感がクセになる、「木の実ラスク」

pain porte(パンポルト) 木の実ラスクの具材

▲くるみやナッツがたっぷり入ったソース。

pain porte(パンポルト) 木の実ラスク

カットしたフランスパンに、パッパッと素早く塗っていました!

このあとオーブンで焼いて、カリッとした食感がクセになるラスクができあがります。

筆者も大好きなラスクのひとつです。

くるくる丸まった形がかわいい、揚げパン

次は、かわいらしい形状のパンが登場しましたよ。

pain porte(パンポルト) 揚げパン

揚げるまえの形状は、どんなパンになるのかわからず、「これは、何パンですか?」と質問。

どんなパンができあがるのか、ワクワクしますね!

pain porte(パンポルト) ツイストドーナッツ 揚げるようす

食欲をそそる、パチパチっと揚がる音や香り。

pain porte(パンポルト) 揚げパン

しばらくすると、こんがりキツネ色に揚がりましたよ。

pain porte(パンポルト) ツイストドーナッツ

白い砂糖をふりかけてお化粧すると、完成!

ふわふわなパン生地に口当たりなめらかなお砂糖がよく合う、「ツイストドーナッツ」が出来上がりました。

子供にも人気の一品ですね。

野菜と肉の旨みがたっぷり。スモークビーフとトマトとバルサミコソースのサンド

サンドイッチを作るところも見せてもらいました。

pain porte(パンポルト) スモークビーフとトマトとバルサミコソースのサンド

こんがり焼き色がついたパン。
このままでもとってもおいしそうですね。

パンにまっすぐ切り込みをいれ、バターを塗ります。

pain porte(パンポルト) スモークビーフとトマトとバルサミコソースのサンド

緑色のみずみずしいグリーンリーフをサンドし、トマトを薄切りにカット。

ピンク色の柔らかそうなスモークビーフと一緒にサンド。

pain porte(パンポルト) スモークビーフとトマトとバルサミコソースのサンド

ボリューム満点、野菜とお肉とパンの旨みを一度に味わえる、「スモークビーフとトマトとバルサミコソースのサンド」が完成です!

作るようすを見ていると、お腹がすいてきました。

パンがいっぱい、パン選びも楽しんで。

お店の扉を開けてすぐ左手に、トレイとトングが用意されています。

自分でパンを選んで、レジで会計する流れです。

pain porte(パンポルト) トレイとトング

ずらっと棚に並ぶパンを見ると、どれも美味しそうで選ぶのに迷います。

pain porte(パンポルト) パン棚

一番上の棚には食パンが並び、2段目には甘めの菓子パンが中心、3段目はお惣菜パンが中心とバラエティー豊かです。

pain porte(パンポルト) 食パン

▲天然酵母を使った食パンや雑穀食パン。

pain porte(パンポルト) パン

▲まん丸ころりんな形が愛らしいクリームパンや、香ばしいくるみがたっぷりはいったくるみぱん。

pain porte(パンポルト) 惣菜パン

▲からあげサンドやエビカツサンドは、男性も満足できるボリューム感ですよ。

pain porte(パンポルト) パン

お店中央の平台には、ベーグルや天然酵母のパンやフランスパン、人気のカレーパンが並びます。

pain porte(パンポルト) あんにんどうふ

食後のデザートにプリンや、あんにんどうふも販売されています。

甘いパンも欲しいし、噛み応えのある固さを楽しめるパンや、お惣菜パンも気になりますね。

pain porte(パンポルト) 購入したパン

筆者は、左から時計回りに「メンタイコフランス」「ピザパン」「塩パン」「宇治抹茶と作州黒豆のラウンドブレット(ハーフ)」を選びました。

食べやすい大きさにカットして焼いたり、プレーンなパンにはバターやジャムを塗って食べるのもおすすめですよ。

pain porte(パンポルト) 缶バッチ募金箱

レジ横には、被災した写真を洗浄するボランティアをつづける「真備洗浄」さんが作った缶バッジの募金箱を発見。

募金制で、缶バッジ1個につき200円。

「真備洗浄」さんの活動資金と「パンポルト」さんの支援金として使われるそうなので、支援したいかたはレジのかたに声をかけて募金してくださいね。

pain porte(パンポルト)を経営する戸澤実(とざわ みのる)さんご夫婦。

妻の戸澤由加里(とざわ ゆかり)さんに真備町でお店を始めた経緯と、平成30年7月豪雨をのりこえて営業を再開された「今」についてお話をお聞きしました。

インタビューを読む

pain porte(パンポルト)のデータ

pain porte(パンポルト) 外観
名前pain porte(パンポルト)
住所岡山県倉敷市真備町箭田1174-1
電話番号086ー451ー2512
駐車場あり
営業時間午前8時~午後5時
定休日火、水
支払い方法
  • 現金
予約の可否
座席
タバコ
トイレ
子育て
バリアフリー
ホームページパンポルトInstagram
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まつこ

まつこ

生まれも育ちも倉敷、結婚を機に現在は真備町在住。
食べ歩きと美観地区散策が大好きなのんびり屋の30代。
真備町の復興へ少しでも貢献したいと猫好きな夫に支えられつつ奮闘中。
真備町と倉敷の「今」をお届けいたします!

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pain porte(パンポルト) パン

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