岡山県周辺に住んでいるかた、あるいは筋金入りの肉マニアなら「千屋牛 (ちやぎゅう、ちやうし)」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。
実は、知る人ぞ知る高級ブランド和牛なのです。
岡山県の新見(にいみ)市で生産されていて、生産頭数がごく少数。
なかなか食べられないため、全国的な知名度は低めかもしれませんが、とても上質で味わい深いおいしい牛肉です。
しかし、千屋牛が食べたくても「そんな高級肉はすごく高かったり、量が少なかったりするのでは…」と思いませんか。
なんと倉敷美観地区には、千屋牛をリーズナブルに堪能できる店があるんです!
それが「冨來屋本舗 別館 (とらいや ほんぽ べっかん)」です。
冨來屋本舗 別館は、千屋牛料理の専門店。
民家のような外装の落ち着いた雰囲気の店内で、千屋牛をメインに使った丼やすき焼・しゃぶしゃぶなどの料理が楽しめます。
美観地区にある千屋牛が楽しめる魅力的な店、冨來屋本舗 別館を紹介しましょう!
記載されている内容は、2020年8月記事掲載時の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。
目次
冨來屋本舗 (とらいやほんぽ) 別館のデータ
名前 | 冨來屋本舗 (とらいやほんぽ) 別館 |
---|---|
住所 | 岡山県倉敷市本町5-27 |
電話番号 | 086-427-0122 |
駐車場 | なし |
営業時間 | 昼の部:午前11時30分〜午後3時 (午後2時オーダーストップ) 夜の部:午後4時30分〜午後9時 (1組限定、4人以上の予約のみ) |
定休日 | 月 |
支払い方法 |
|
予約の可否 | 可 4人以上から予約可能 |
座席 | |
タバコ | 完全禁煙 |
トイレ | 洋式トイレ |
子育て | 子供用食器あり |
バリアフリー | 車椅子での入店不可 |
ホームページ | 冨來屋本舗(とらいやほんぽ) ~倉敷美観地区~ |
冨來屋本舗 別館は、倉敷美観地区にあります。
美観地区の重要伝統的建造物群保存地区である「倉敷川畔」の倉敷川東岸の通り沿いです。
倉敷川畔地区の南寄りに位置します。
「手打ちうどん おおにし」「やぶ」などが入居する長屋状の建物と、「コバ・コーヒー」「カフェ・ビスキュイ」「サロン・ド・リックス」などが入居する「クラシキ庭苑」とう建物のあいだに小さな門があります。
▼これが冨來屋本舗 別館の入口。
▼門の上には「千屋牛」の看板がありますので、目印にしてください。
▼門の横には店名も書かれています。
▼営業中であれば案内板も出ています。
そのまま門をくぐって、なかへ歩いてきましょう。
すると奥に建物が見えます。
奥に入口がありますので、靴を脱いで入ってください。
冨來屋本舗 別館は岡山県新見市のブランド牛・千屋牛の料理が楽しめる店
冨來屋本舗 別館は、倉敷川畔の東岸の通りにあります。
岡山県が誇るブランド牛「千屋牛」を使った料理に特化した店です。
古い2つの建物のあいだにある門をくぐり奥へ進むと、庭があり、民家のような建物があります。
この民家のような建物が冨來屋本舗 別館です。
実際にこの建物は民家として使われていたもので、2019年(令和元年)に冨來屋本舗 別館として改装されてオープンしました。
店内も民家の雰囲気を残しており、玄関から靴を脱いで店内へ入ります。
窓際にあるカウンターは6席。
座布団に座り、庭を眺めながら食事を楽しめます。
テーブル席は、2人がけが5卓。
また別の部屋に4人がけが1卓と2人がけが1卓あります。
まるで居間にいるような落ち着いた雰囲気です。
店内には、オルゴールや万華鏡が飾られていました。
これらは、以前倉敷アイビースクエア内にあった「オルゴール博物館」に展示されていたものだそうです。
また、酒類もたくさん取りそろえています。
どれも千屋牛に合うものをセレクトしたものです。
夜の営業では店を一棟貸し
冨來屋本舗 別館では、夜の営業は予約のみです。
しかも、予約は1日1グループのみ。
つまり1棟をまるまる貸し切れるのです!
民家のようにくつろげる空間を自分たちだけで楽しめるのは、なんとも贅沢(ぜいたく)です。
記念日などに家族みんなで、あるいは気の合う仲間同士で、ゆっくりと千屋牛を楽しんでみませんか。
なお、予約は4名以上からできます。
千屋牛は日本最古の蔓牛の血統を受け継ぐ和牛のルーツ
千屋牛は、倉敷市を流れる高梁川(たかはしがわ)の最上流に位置する地区・新見市千屋で生産されています。
生産頭数が少なく、とても貴重な牛肉です。
実は、和牛登録協会の創設者・羽部義孝(はべ よしたか)氏の調査により、千屋牛は和牛のルーツだとされている歴史ある黒毛和種。
日本最古の蔓牛(つるうし:種牛のこと)である「竹の谷蔓(たけのたにつる)」の系統を引いています。
千屋牛は、繁殖・肥育から生産まで千屋でおこなわれる一貫生産が特徴です。
そのため安心・安全でおいしい高品質な肉を楽しめます。
千屋牛の肉は、ほどよい霜降りと赤身で柔らかな食感をしているのが特徴。
和牛本来の風味とうまみが味わえるのが魅力です。
冨來屋本舗 別館の千屋牛料理
千屋牛の専門店である冨來屋本舗 別館では、どんな千屋牛料理が食べられるのか気になりますよね。
冨來屋本舗 別館のおもな千屋牛料理を紹介します。
▼千屋牛ステーキ重(消費税別 3,200円)
「千屋牛重」は、重箱に敷き詰められたごはんの上に、千屋牛を焼いて並べ、特製タレをかけたものです。
焼かれた千屋牛の香ばしさと肉のうまみ、タレの甘さが、ごはんとの相性バッチリで箸が進みます。
▼千屋牛の鉄板焼(消費税別 3,500円)
「千屋牛の鉄板焼」は、小型の鉄板を使い自分で肉を焼きながら食べるメニュー。
焼きたてを特製タレ・塩・ワサビ・ユズコショウの4種類の味で楽しめます。
▼千屋牛のすき焼きセット(2,700円)
「千屋牛のすき焼セット」は、冨來屋本舗特製の割り下で千屋牛を煮込んで、しっかりと味が染みた肉を食べられるメニューです。
割り下の甘さと千屋牛のうまみと風味、卵のまろやかさのハーモニーを楽しめます。
なお一人前ずつの提供となるので、一人でも楽しむことが可能です。
▼千屋牛のしゃぶしゃぶセット(2,700円)
「千屋牛のしゃぶしゃぶセット」は、野菜などとともに千屋牛をしゃぶしゃぶにして、ポン酢で食べるメニューです。
しゃぶしゃぶは、とてもシンプルな食べかたなので、千屋牛のおいしさがよくわかります。
すき焼と同じく、しゃぶしゃぶも一人前ずつの提供です。
▼千屋牛のすき煮重(1,500円)
「千屋牛のすき煮重」は、千屋牛を冨來屋本舗特製タレですき焼風に煮込んで、ごはんの上に載せています。
上に載った卵の黄身をよく混ぜ込んで食べると絶品です。
歴史あるブランド和牛・千屋牛を使った料理をリーズナブルに食べられるのが魅力的な冨來屋本舗 別館。
冨來屋本舗 別館を運営する株式会社 TRY(トライ)の代表取締役である楠戸 登美夫(くすど とみお)さんにインタビューをしました。
冨來屋本舗 (とらいやほんぽ) 別館のデータ
名前 | 冨來屋本舗 (とらいやほんぽ) 別館 |
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住所 | 岡山県倉敷市本町5-27 |
電話番号 | 086-427-0122 |
駐車場 | なし |
営業時間 | 昼の部:午前11時30分〜午後3時 (午後2時オーダーストップ) 夜の部:午後4時30分〜午後9時 (1組限定、4人以上の予約のみ) |
定休日 | 月 |
支払い方法 |
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予約の可否 | 可 4人以上から予約可能 |
座席 | |
タバコ | 完全禁煙 |
トイレ | 洋式トイレ |
子育て | 子供用食器あり |
バリアフリー | 車椅子での入店不可 |
ホームページ | 冨來屋本舗(とらいやほんぽ) ~倉敷美観地区~ |