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【11/10(日)開催】令和6年度くらしき防災フェア 〜 楽しみながら防災を学ぼう

【11/10(日)開催】令和6年度くらしき防災フェア 〜 楽しみながら防災を学ぼう

伝えとこ / 2024.11.09

「防災」の普及・啓発イベント「くらしき防災フェア」が、まびふれあい公園で2024年11月10日(日)に開催されます。

2022年度から続くイベントで、今年(2024年度)で3回目の開催です。
第1回から大切にしている、大人から子どもまで誰もが気軽に楽しく参加できるイベントであることはもちろん、「体験」プログラムも前回に続いて充実しています。

さらに、今回は7月に完成したばかりの「まびふれあい公園」を会場とし、市内外のかたに「平成30年7月豪雨から復興して、前を向いて進んでいる、真備地区のかたの防災に関する取り組み」を知ってほしいという思いもあるそうです。

それでは、「令和6年度くらしき防災フェア」を紹介します。

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記載されている内容は、2024年11月記事掲載時の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。

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「くらしき防災フェア」とは

令和6年度防災フェア

「くらしき防災フェア」は倉敷市が主催する、防災の普及・啓発イベントです。
2024年11月10日(日)午前10時〜午後3時まで、まびふれあい公園で開催されます。

令和4年度(2022年度)くらしき防災フェアのようす(写真提供:倉敷市)
令和5年度 くらしき防災フェアのようす

まびふれあい公園内を、芝生エリア・河川敷エリア・働く車エリアの三つに分け、体験ブース中心に以下のような催し物があります。

  • ステージイベント
  • 救出救助訓練
  • 防災について楽しく学べるブース展示
  • 働く車大集合
  • お楽しみ抽選会
  • キッチンカー

ブース展示

ブース展示では、50以上の協賛企業・団体が工夫をこらした楽しく学べる展示をおこないます。
全ての展示は「体験」をメインテーマにしており、各種防災ワークショップが充実しています

出店ブース

また、子どもに人気のパトカーや消防車はもちろん、自衛隊の車両、高所作業車など普段近くでは見られない働く車も集合し、一部は記念撮影や乗車体験などもできるそうです

なかでも今回の目玉は「地震体験車」。
岡山県内には2台しかなく、そのうちの1台が防災フェアに登場します。南海トラフ巨大地震を「体感」できる貴重な機会だそうです。

働く車

イベントプログラム

イベントプログラムは、音楽隊による演奏、人形劇や楽しいクイズ大会などのステージイベントのほかにも、消防による救出救助訓練、自衛隊による豚汁の炊き出しもあります。

イベントスケジュール

「くらしき防災フェア」を企画・運営する倉敷市 防災危機管理室 防災推進課の竹並正直(たけなみ まさなお)さん、守谷泰(もりや ゆたか)さんにお話を聞きました。

倉敷市 防災危機管理室 防災推進課 インタビュー

左から守谷泰さん、竹並正直さん
左から守谷泰さん、竹並正直さん

「くらしき防災フェア」の企画背景を教えてください。

守谷(敬称略)

倉敷市では毎年秋に、避難訓練や避難所運営訓練などを市、地域住民、企業、協力団体などが協力して行う「総合防災訓練」を実施していました。

どこの地域でも共通の悩みではないかと思うのですが、役員をしているかたや防災活動への関心が強い一部のかたについては、ありがたいことに毎年訓練にご参加いただいています。

その一方で、防災への関心が低いかた、特にファミリー層に参加していただくことが難しく、課題と感じていました。

そこで、2022年度からこの課題を解消すべく、まずは楽しみながら防災にふれあっていただき、防災に興味を持っていただくため「くらしき防災フェア」を企画し、防災のすそ野を広げる活動を行っています。

令和5年度(2023年度)くらしき防災フェアのダンボールポンチョ作成
令和5年度 くらしき防災フェアのダンボールジオラマによる防災学習

参加者に何を感じてほしいですか。

守谷

今年は元旦に能登半島地震が起こったり、8月には南海トラフ地震臨時情報が出たりしたこともあり、一人ひとりの防災意識はこれまでになく高くなっていると感じています。

ただ、具体的に何をやれば良いのか、どこから手をつけたら良いのか分からないかたや、知りたいというかたは多いと思います。防災フェアでは、防災グッズについても多数紹介されていますので、家族などと一緒に見たうえで準備するきっかけにしてほしいです。

また、知識についても体験を通じて自分のこととして考えていただき、防災活動の基本的な考えである自助とか共助につなげてもらえたらと思います。

竹並

今回サブタイトルを「私たちにできること いま考え、未来を守る」としました。

まびふれあい公園での開催ということで、「過去から学び」というのを入れようか議論になったのですが、このイベントを通じて皆さんに知っていただきたいことは、自分たちに今何ができるのかということです。
このため、「いま考え、未来を守る」にしました。

今考えたことが未来を守ることにつながるんだと知っていただきたい。防災の入り口にとりあえず立っていただきたいですね。

読者にメッセージをお願いします。

守谷

昨年度は約15,000人にお越しいただき大好評でした。
今回のブース展示も知識を得るだけでなく、体験型が多くなっています。楽しいけどちゃんと学べるはずです。

あとはブースをまわってスタンプを集めたら参加できるお楽しみ抽選会は、豪華な景品も用意しています。

小さな子どもから高齢者のかたまで、どなたでもご参加いただけるイベントにしておりますので、11月10日(日)は、まびふれあい公園へぜひお越しください。

お待ちしています!!

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おわりに

令和4年度(2022年度)くらしき防災フェアの消防救助(写真提供:倉敷市)
令和5年度 くらしき防災フェアのブース展示のようす

昨年度(2023年度/令和5年度)の防災フェアに参加しましたが、多くのかたが来場し、楽しく防災を学び・体験していました。

印象的だったのはやはり家族連れが多かったことで、防災の入り口に立つ取り組みとしては大成功ではないかと思います。

しかし、防災の取り組みも日進月歩の世界で、便利な防災グッズ・サービスが生まれているので、以前参加したかたも「最新の取り組みを知る」という意味で価値はあるでしょう。

また、今回の目玉といえる「真備ゾーン」も個人的に地域の取り組みを多数見聞きしているので、多くのかたに知ってもらえる機会が生まれたことをうれしく思っています。

「防災」を今一度考える場として、「くらしき防災フェア」に足を運んでみてはいかがでしょうか。

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令和6年度くらしき防災フェアのデータ

令和6年度防災フェア
名前令和6年度くらしき防災フェア
期日2024年11月10日(日)
午前10時〜午後3時
場所倉敷市真備町箭田4629-1
参加費用(税込)無料
ホームページくらしき防災フェア
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戸井健吾

戸井健吾

1979年生まれ、倉敷市在住
2児の父親

システムエンジニアの仕事に携わりながら、ブログ・イベント運営など様々な仕事を行っています。

現在は当メディアを運営する一般社団法人はれとこの代表理事を務めつつ、フリーランスとしても活動中。

自分自身が美観地区を楽しみながら、「行ってみたい」と思える情報を発信することをモットーにしています。

信頼できるWEBメディアになれるように、メンバーが一丸となって運営しています。

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令和6年度防災フェア

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