倉敷クリスマスマーケットで復活した「ブルーシートのガーランド」〜 来場者の声がキッカケで始まった、倉敷アイビースクエアと萩原工業のコラボレーション

ガーランド

2023年12月から始まり、これまでに3回開催された「Kurashiki Christmas Market(以下、「倉敷クリスマスマーケット」と記載)」は、毎年多くの人が来場し、冬のイベントとして定着してきました。

飲食、雑貨、ワークショップを扱うお店が並び、各種パフォーマンスもおこなわれて盛り上がるなか、会場装飾の「ガーランド」も注目されていました。

ガーランド
花や葉、果実、旗などのモチーフを使って作られた紐状の装飾品です。
パーティーやイベント会場で、吊るして利用されます。

好評だったガーランドの一つは「旗」で、2024年12月開催の第2回では姿を消しましたが、2025年12月開催の第3回で復活しました

このガーランドは倉敷市水島に本社を置く「萩原工業株式会社」が製作しました。

萩原工業株式会社といえば「ブルーシート」を連想しますが、復活したガーランドはなんと「ブルーシート」でできているのです。

来場者の声から復活したガーランドの製作ストーリーを紹介します。

記載されている内容は、2026年2月記事掲載時の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。

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「倉敷クリスマスマーケット」とは

2025年開催時のチラシ
2025年開催時のチラシ

倉敷クリスマスマーケット」は、2023年12月から毎年開催されているクリスマスイベントです。

会場は「倉敷アイビースクエア」で、第1回は中庭広場とアイビー学館のみでしたが、徐々にエリアを広げ、現在では倉敷アイビースクエア全体で開催されるイベントになりました。

倉敷市内の事業者が集う「倉敷クリスマスマーケット実行委員会」が開催しており、第1回は倉敷観光コンベンションビューローが中心でしたが、第2回からは倉敷アイビースクエアが中心となり企画・運営しています

ガーランドの推移

ガーランド

倉敷クリスマスマーケットにおけるガーランドは、おもに中庭広場の会場装飾で利用されています。

2023年の第1回では旗が吊るされており、この装飾が「かわいい」と好評だったそうです。

第1回が開催された2023年12月
第1回が開催された2023年12月

しかし、2024年の第2回は、中庭広場に大型のクリスマスツリーが設置されたことから、ガーランドは廃止されます

第2回が開催された2024年12月
第2回が開催された2024年12月

すると来場者から「ガーランドがかわいかったのに」「なくなったんだ」と惜しむ声が数多く寄せられました。

そこで復活に向けての動きが始まり、2025年の第3回で復活しました。

ブルーシートの萩原工業が手掛けたガーランド

倉敷クリスマスマーケットのガーランドを製作したのは、倉敷市水島に本社を置く「萩原工業株式会社(以下、「萩原工業」と記載)」です。

萩原工業株式会社 〜 ござ作りの技術を継承し独自技術「フラットヤーン」で挑むブルーシートの新時代

ブルーシートメーカーとして有名な萩原工業が、なぜガーランドを製作することになったのでしょうか。

きっかけは、倉敷アイビースクエアの料飲部門とのやりとりだったそうです。
倉敷アイビースクエアの中庭広場で毎年開催している「夏のビアガーデン」の会場装飾として何かできないか、という会話のなかで、「クリスマスマーケットのガーランドが良いのでは」という話になり、動き始めました。

製作は萩原工業の笠岡工場でおこなわれました。
ブルーシートは通常「一枚物」であるため、普段の加工では直線的な縫製が中心で、ロープにシートを縫い付けるような特殊作業はありません。配色の順番にも気を使い、ガーランド特有の加工には苦労したそうです。

そうして完成したガーランドは、パッと見るとブルーシートとはわからないほど鮮やかなものになりました。

完成したガーランド(画像提供:萩原工業株式会社)
完成したガーランド(画像提供:萩原工業株式会社)
紐を通している(画像提供:萩原工業株式会社)
紐を通している(画像提供:萩原工業株式会社)

2025年12月の倉敷クリスマスマーケットにおいて、ガーランドが復活したことを喜ぶ声は聞かれましたが、説明がなければ、それが「ブルーシート」だと気づいた人は少なかったそうです

当日のようす(画像提供:萩原工業株式会社)
当日のようす(画像提供:萩原工業株式会社)

しかし、来場者にスタッフが説明すると、近づいてみて「本当にブルーシートだ!」と驚くかたがほとんどだったとのことでした。

もちろん、ブルーシートとしての耐久性はそのままです。一度きりの使い捨てではなく、今後の倉敷クリスマスマーケットでも登場するでしょう。

倉敷クリスマスマーケットのガーランド復活に関わった、倉敷アイビースクエア・萩原工業の担当者に話を聞きました。

Kurashiki Christmas Marketのデータ

会場のようす
名前Kurashiki Christmas Market
住所岡山県倉敷市本町7-2
電話番号086-422-0011
ホームページ倉敷アイビースクエア

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戸井健吾
1979年生まれ、倉敷市在住
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現在は当メディアを運営する一般社団法人はれとこの代表理事を務めつつ、フリーランスとしても活動中。

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