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阪本鶏卵 〜 卵の生産から販売まで。時代に合わせて成長するたまごやのこだわり

阪本鶏卵 〜 卵の生産から販売まで。時代に合わせて成長するたまごやのこだわり

知っとこ / 2022.06.16

進化を続ける卵屋が倉敷市水島にあります。

有限会社 阪本鶏卵は、1966年に地域の商店へ卵を届ける卸売業として創業しました。

水島コンビナートの企業に向けて産業給食用の食材を提供し、卵を通じて日本有数の工業地域を支えています。

昨今では、卵の価格の低下や、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、主軸とする事業を企業向けの販売から、一般のお客さんへ向けた卵や惣菜の販売へ転換。

阪本鶏卵の直売所には、朝から地域の人たちが並ぶ光景が見られます。

昭和、平成、令和と時代の変化に合わせながら成長している卵屋が阪本鶏卵なのです。

阪本鶏卵の代表取締役 阪本 晃好(さかもと あきよし)さんに、これまでの事業について聞いてきました。

数々の事業を成功に導いてきた阪本鶏卵の裏側を覗いていきます。

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記載されている内容は、2022年6月記事掲載時の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。

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有限会社 阪本鶏卵のデータ

団体名有限会社 阪本鶏卵
業種鶏卵卸売及び鶏卵加工品製造販売・養鶏業
代表者名阪本 晃好
設立年1981年4月 (創業 1966年9月)
住所岡山県倉敷市南畝3丁目13-31
電話番号086-455-7370
営業時間水島本社 工場直売所
午前9時~午後4時30分

阪本鶏卵 美星直売所
午前9時~午後4時
休業日水島本社 工場直売所
定休日:日曜日・年末年始

阪本鶏卵 美星直売所
定休日:火曜日・年末年始
※2023年より1月・2月のみ「月曜日」も定休日
ホームページ阪本鶏卵

有限会社 阪本鶏卵の紹介

地域に親しまれる卵屋として活躍する阪本鶏卵が、どのような事業を手掛けているのかを紹介します。

阪本鶏卵の歴史を振り返り、卵屋としての特徴を見ていきましょう。

阪本鶏卵の卵

阪本鶏卵の概要

有限会社 阪本鶏卵は、倉敷市水島地区にある卵の卸売業を営む企業です。

1966年9月に創業し、養鶏場から仕入れた卵を地域の商店に販売してきました。

卵の卸売業の他にも水島コンビナートの企業に向けて、だし巻き玉子などの卵の加工食品を産業給食の一品として提供しています。

日本有数のコンビナートを有する水島を、卵を通じて支えてきた老舗企業です。

たまごサンド

2011年11月には自社で卵を生産できるように、岡山県井原市美星町に養鶏場を開設。

阪本鶏卵独自の飼料を開発し、品質の高い卵の生産を続けています。

2019年に阪本鶏卵のブランドイメージを一新

企業に向けて生産してきた卵の加工食品を、一般の消費者に向けても販売し始めました。

本社のある水島と養鶏場のある美星町に直売所を開設し、地域に親しまれる卵屋として活躍しています。

卵のオールラウンダー

生産設備で搬送される卵2

阪本鶏卵の特徴は、卵の生産、加工、直売など、卵に関わるあらゆる事業に力を入れていることです

生産工程においては、養鶏場の鶏に与える餌を独自に開発することで卵の品質向上を目指しています。

また加工においては、たまごサンドなどの惣菜を開発し、人気商品を生み出しています。

卵が生まれるまでの工程、商品を作り販売する工程にも、阪本鶏卵には独自のこだわりがあるのです。

卵に関するあらゆる工程に強みを持つ阪本鶏卵は、卵のオールラウンドプレイヤーとして活躍しています。

阪本鶏卵の直売所

星の里たまご

阪本鶏卵では、とれたての卵やできたての商品を、直売所で販売しています。

直売所の場所は、本社のある倉敷市南畝、養鶏場のある井原市美星町星田です。

美星町の養鶏場で生産された「星の里たまご」や、阪本鶏卵の加工場で作られた玉子焼き、茶碗蒸し、たまごサンドなどの商品が店内に並んでいます。

他にも、岡山県内の事業者とのコラボレーションにより開発した商品も。

阪本鶏卵の目玉商品のたまごサンドは、品切れになるほどの人気で、開店前から並ぶ人がいるそうです。

美星直売所

美星直売所

筆者は、2021年に開設した美星直売所に足を運んできました。

美星直売所には、阪本鶏卵の商品だけでなく、卵の出荷のための生産設備が置かれています。

卵が店頭に並ぶまでの過程をお客さんに楽しんでもらおうと、工場に置かれている設備の一部を置いたそうです。

卵を洗浄する設備重さごとに仕分ける設備が並んでいました。

▼卵を持ち上げる装置で、搬送台に載せているようす。

卵を持ち上げる装置
卵を持ち上げる装置

掃除機の先に、ゴム製の吸引口が10個ついていて、卵を吸い上げることで持ち上げます。

衝撃で割れないように、卵を優しく運ぶ工夫がほどこされていました。

▼卵はコンベヤーの上を転がり、次の設備に運ばれていきます。

コンベヤーの上を転がる卵
コンベヤーの上を転がる卵

コンベアーの行き着く先は、洗浄装置。

▼卵の洗浄装置です。

卵の洗浄装置
卵の洗浄装置

ブラシのついた2本の棒が高速で回転し、卵の表面について汚れを磨き落とします。

かなり激しく回転しているように見えましたが、卵はブラシの接触によって推力を得て、次の装置に運ばれて行きました。

▼次は、卵の重さごとに分ける分別装置です。

卵の分別装置
卵の分別装置

重さごとに卵が選別されて、台の上にコロコロと転がって出てきます。

コンベヤーの上を転がる卵、次々と出てくる卵は、見ていて飽きません。

食べるだけでなく、見ることでも卵の魅力を発信しています。

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有限会社 阪本鶏卵のデータ

団体名有限会社 阪本鶏卵
業種鶏卵卸売及び鶏卵加工品製造販売・養鶏業
代表者名阪本 晃好
設立年1981年4月 (創業 1966年9月)
住所岡山県倉敷市南畝3丁目13-31
電話番号086-455-7370
営業時間水島本社 工場直売所
午前9時~午後4時30分

阪本鶏卵 美星直売所
午前9時~午後4時
休業日水島本社 工場直売所
定休日:日曜日・年末年始

阪本鶏卵 美星直売所
定休日:火曜日・年末年始
※2023年より1月・2月のみ「月曜日」も定休日
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ぱずう(後藤寛人)

ぱずう(後藤寛人)

87年生まれの埼玉育ち。倉敷に転勤でやってきて6年目。メーカーの研究員として働きつつ、週末はゴミ拾いボランティア団体の代表として活動しています。ひとりも知り合いもいなかった倉敷の街。ゴミ拾いを通じてたくさんの出会いがあり、倉敷の魅力を教えてもらいました。余所者から見える倉敷の景色を伝えていきたいです!

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阪本 晃好さんと美星直売所

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