倉敷美観地区の夜は、柔らかな景観照明とともに、普段は静けさを楽しむ場所です。その落ち着いた雰囲気が好きで、あえて夜に訪れるという方もいるでしょう。
ただし、年に数回、夜間のイベントが開催されるんです。
「第44回ハートランド倉敷 秋」はそのようなイベントの1つで、今年はプロジェクションマッピングや幻想的なあかりで倉敷美観地区を彩ります。
2026年9月18日(金)から27日(日)まで開催される「第44回ハートランド倉敷 秋」を紹介します。
ハートランド倉敷とは

「ハートランド倉敷」は、1981年に始まったイベントです。
元々はゴールデンウィークの時期に、川舟流しなどを日中に行うイベントでしたが、2020年・2021年は新型コロナウイルス感染症の影響で中止となりました。
2022年からは、混雑を避けて分散して楽しんでもらうことと、夜の滞在を宿泊につなげることを目的に、比較的人出の少ない8月の夜に、ライトアップを中心としたイベントとして再スタートしました。しかし、近年の猛暑を受けて、開催時期は9月末ごろへとずらされてきています。
現在は春と秋の年2回開催となっており、2026年春(4月25日・26日)は倉敷小町による川舟流しが行われました。
今回の「第44回ハートランド倉敷 秋」は、2026年9月18日(金)から27日(日)まで、倉敷美観地区(倉敷館・倉敷川・新渓園・倉敷SOLA)を会場として開催されます。
テーマは「白壁のまち 秋風が誘う光の宴」です。
日によってイベント内容が異なります。詳細は以下の画像を確認してください。

倉敷市観光課の洲脇さんにインタビュー

倉敷市観光課の洲脇達也(すわき たつや)さんにハートランド倉敷について聞きました。
ハートランド倉敷 秋の企画の意図を教えてください。
洲脇(敬称略)
ハートランド倉敷 秋は、簡単に言えば夜間のライトアップイベントです。
倉敷美観地区は普段の夜、景観照明で静けさを楽しんでもらう場所です。しかし、この期間だけは雰囲気を変えて、静けさの中にプロジェクションマッピングなどの華やかさを持たせた、特別感のあるイベントにしています。
ハートランド倉敷は元々ゴールデンウィークの時期に、訪れる人々をもてなすことも兼ねたイベントでした。コロナ禍を経て、混雑する時期を避けて人が少ないところで楽しんでもらえるイベントにしました。
また、夜に滞在していただくことで宿泊につなげたいという思いから、閑散期である8月の夜に開催していましたが、近年は夜でも8月は暑過ぎますよね。
このため、9月の終わりごろへと時期をずらしてきたという経緯があります。
今回の目玉や、注目してほしいポイントを教えてください。
洲脇
昨年(2025年)までとは異なり、会場に倉敷アイビースクエアが含まれていません。
その分力を入れているのがプロジェクションマッピングです。
昨年までは倉敷の特産品や四季など、倉敷ゆかりのものを中心とした内容でしたが、今回はテイストを変えて、プロジェクションマッピングそのものの魅力を前面に押し出す内容にしました。
倉敷の要素がまったく出てこないわけではありませんが、そちらを重視して制作しているので、今までとは違った雰囲気を楽しんでいただけると思います。
もう1つは、倉敷SOLAにある糸かけアートです。繊維の町・倉敷にちなみ、糸を使ったアートというコンセプトになっています。

読者へメッセージをお願いします。
洲脇
美観地区は駐車場の事情などもあり、地元の方はなかなか足を運ぶ機会が少ないかもしれません。ですが、地元の方にこそ見ていただき、その良さを再認識してもらえるイベントだと思っています。
会期は10日間ありますので、そのうちの1日でも、ぜひ足を運んでいただけたらと思います。
おわりに

近年は酷暑で、夏期は昼間に外を歩き回るのは難しくなりました。そのためか倉敷美観地区でも「夏は閑散期」という雰囲気です。
元々は、新型コロナウイルス感染症拡大対策として始まった「夜のハートランド倉敷」ですが、今となってはある意味時代にマッチしたイベントとなったように思います。
9月に入り少し暑さも和らいできました。
夕涼みも兼ねて、「第44回ハートランド倉敷 秋」に足を運んでみてはいかがでしょうか。




































第44回ハートランド倉敷 秋
会場:
倉敷美観地区
倉敷館・倉敷川・新渓園・倉敷SOLA
開催日時:
2026年9月18日(金)〜27日(日)
午後6時~9時
参加費用:
無料
駐車場:
なし
Webページ:
ハートランド倉敷 公式ホームページ
https://www.heartlandkurashiki.com/