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ディンプルの店主・宮内 裕崇さんにインタビュー
バー・ディンプルの店主・宮内 裕崇(みやうち ひろたか)さんに、開業の経緯や店名の秘密、お店の特徴やこだわり、お店の今後などについて、話を聞いてみました。
店名は自身の「えくぼ」と有名なウイスキー銘柄「ディンプル」から
宮内
店名の「ディンプル(Dimple)」ですが、英語で「えくぼ」という意味です。
私は笑うとえくぼがありまして、昔からまわりの人からトレードマークのように思われていたようです。
また、アイルランドのウイスキーの有名銘柄にも「ディンプル」というのがあるんですよ。
そこで、バーらしくウイスキーのディンプルと、自分自身の特徴であるえくぼを掛けて「ディンプル」という店名にしました。
お客様が当店に来て、えくぼができるような笑顔になっていただければいいなという思いもありますよ。
ディンプルを創業する前は、6年ほど倉敷にある「ダナドゥア」というバーで働いていました。
もともとバーに興味がありまして、将来はバーを開業したいという想いがあったからです。
ソムリエの資格を取ったのを機に、独立してみようと思いました。
そして、このバー・ディンプルを創業に至っています。
ディンプルは、2013年(平成25年)5月にオープンしました。
最初はワインを看板にしていたが、ウイスキーとカクテルを中心に路線変更
宮内
大変だったのは、途中で路線を変更したことですかね。
ソムリエの資格を取ったこともあって、最初はワインを目玉にしていました。
しかし、同じようにワインを売りにするお店がすごく増えてきまして……。
そこで他店と差別化して、ディンプルらしさを出すべく、路線を変更したんです。
ワインが目玉だったのを、ウイスキーとカクテルをメインにすえるようにしました。
そして、ウイスキーやカクテルを楽しみながら、ゆっくりとした時間をすごせる空間を目指したんです。
2軒目・3軒目に来て楽しんでいただける、大人が楽しめる空間を意識した店にしました。
あと、大変だったことは集客ですね。
わかりにくい場所にあるので、最初は苦労しました(笑)
ゆっくりと過ごせる空間になるように工夫をしている
宮内
さきほどのとおり、ゆっくりとした時間を過ごせる空間づくりに力を入れているのがディンプルの特徴ですね。
たとえば、カウンター席は2人組で来られるお客さんが多いんですが、座ったときに2人のあいだに照明があたるようにしているんです。
あと、カウンターの作業スペースに、グラス大の照明を仕込んでいます。
せっかくバーに来ていただいているので、お酒を用意しているところも見て楽しんでもらいたいなと思いまして。
当店は、ちょっと暗めの雰囲気の店内ですので、グラスだけを明るく照らすように工夫してみました。
このようにディンプルならではの、特別な雰囲気を味わってもらえるように演出しています。
あと、席と席のあいだのスペースを広めにとっています。
満席になっても、窮屈に感じないようにしているので、ゆっくりとお過ごしできますよ。
将来は後継を育て、新たな分野にも挑戦してみたい
宮内
後継のスタッフを育てていきたいですね。
そして、バーとは別分野の飲食店もやってみたいという気持ちもあります。
ディンプルを始める前、調理などもやっていました。
現在のお店は、設備の関係でできる料理が限られるんです。
だから、いろいろ調理できるお店をしてみたいなぁと。
具体的にどんな店をやりたいかは、まだ考え中です(笑)
おわりに
バー・ディンプルは、店主・宮内さんの「ゆっくりと楽しく過ごして欲しい」という思いが詰まったお店だと思いました。
席と席のあいだのスペースや、照明のあたりかたなど、細やかな配慮は宮内さんの人柄が出ているような気がします。
笑顔が素敵で気さくな宮内さんとの会話で、ディンプル(えくぼ)という店名のとおり、こちらまで笑顔になれそうです。
もちろん、こだわりのウイスキーやカクテル、おいしい燻製や生ハムもおすすめです!
バー・ディンプル(Dimple)のデータ
名前 | バー・ディンプル(Dimple) |
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住所 | 岡山県倉敷市鶴形1丁目2-5 坂本ビル 2階 |
電話番号 | 086-427-5520 |
駐車場 | なし |
営業時間 | 午後8時〜翌午前3時 |
定休日 | 月 月曜日が祝日の場合も休業 |
支払い方法 |
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予約の可否 | 可 席の予約のみ対応 電話で予約を受付 |
座席 | 18席 ・カウンター:10脚 ・4人がけテーブル:2卓 |
タバコ | 喫煙可能 |
トイレ | 洋式トイレ |
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