G.O.A.T(ゴート) 〜 若者が楽しく遊べるレストランバー。ダーツ・ゲーム・カラオケで盛り上がろう！

G.O.A.Tの代表・宮崎 哲さんにインタビュー

G.O.A.Tの代表・宮崎 哲(みやざき てつ)さんに、店名の由来や開業のエピソード、今後の展望などを聞きました。

店名の由来は、まわりへの反骨精神から

宮崎
私は東京の大学卒業後、東京のコンサルティング会社でコンサルタントとして働いていました。
しかし、その会社を退職してこのお店を始めたんです。

そのとき、まわりからは「大きな会社を辞めるなんて愚かだ」「安定した職を捨てるなんてアホだ」など、いろいろ冷たい声をかけられました。

だからこそ、「こんな愚か者でもがんばって目にもの見せよう」という思いで店をはじめたんですよ。

「GOAT(ゴート)」とは、英語でヤギを意味しています。
同時に、GOATは愚か者・馬鹿者を指す言葉(スラング)なんですよ。

だから、会社をやめる私に対する声への反骨精神で、あえて愚か者・馬鹿者というGOATを店名に選びました。

あと「G.O.A.T」は「The Greatest Of All Time」の略でもあるんです。
これは「史上最高」という意味になります。

だから、店名には「愚か者が史上最高を目指す」という思いも込めました。

「G.O.A.T」は文字のあいだにピリオド(点)がありますよね。
開店してから目標を達成するごとに、表の看板の「GOAT」の文字に点を打つことにしました。

3つ目標があって、2つ目標を達成したので、今は2つの点が入っています。

実は先日、3つめの目標が達成できたので、もうすぐ3つめの点が入る予定です。

これで「G.O.A.T」になります！
やっとスタート地点にたてたかな。

倉敷に若者が楽しく遊べる空間をつくりたかった

宮崎
コンサルティング会社を辞めたあと、いくつかの仕事を経て、東京の鶏料理店で修業をしました。
鶏料理店の修業を終えて、故郷である倉敷に帰ってきて、GOATをはじめたんです。

飲食店をやりたいなと思ったのは、学生時代からありました。

学生時代やコンサルティング会社時代に東京で過ごしましたが、倉敷に帰省していたときに、倉敷には若者が夜遅くまで楽しく過ごせる場所が少ないと感じていたんです。

今こうして倉敷に帰ってきましたが、やっぱり私は倉敷が好きなんです。

倉敷は小さいときは遊ぶところがたくさんありました。
でも、大人になって遊ぶところが少ない。

そんな状況をどうにかして、倉敷を盛り上げたいと思うようになりました。

だから、いつか故郷に楽しい飲食店、みんなで遊びに行きたいという店をつくりたいという気持ちが芽生えてきたんです。

倉敷には、おいしい店はたくさんあるんですよね。
だから、私は「楽しい」に特化しようと。

東京でいろいろな店に行きましたが、ダーツバーのような店がいいなと思って、ダーツのできる「楽しい空間」にしようと思ったんですよ。

あとダーツだけでなくて、カラオケもできます。
UNO(ウノ)とか人生ゲームなどのテーブルゲームありますよ。

G.O.A.Tは、みんなで食事をしたりお酒を吞みながら楽しく過ごせる「大人の遊び場」です！

宮崎
再開発の計画があったからですね。

若者が楽しむ空間をつくるので、若者が来やすい場所がいいので。
再開発が完了したら、若者が集まってくるでしょうから、それを見越して一番街がいいなと思っていました。

そうしていたところ、運良く不動産屋さんからここの物件を紹介されまして、出店することを決めたんです。

組織のトップに初めてなって、大変さを痛感。でもそれも含めて楽しい

宮崎
私は、組織に向いていない人間だと思っています。
立場が上の人から指示されるのが苦手で……。

自分で自由にやりたいタイプなんです。
だから、このお店を開業したというのもありますね。

開業してから、ずっと自分一人で自由にやって来ました。

でも、最近自分のほかにもスタッフを雇用したんです。
あと水島に2号店も開店しました。

初めて、組織のトップとして指示する立場になったんですよ。

実際に指示する立場になってみて、その大変さや責任の大きさを痛感しています。
いろいろと考えることが多く、気をかけることも多いので、本当に大変だなと……。

でも、それはそれで楽しいんですよね。

飲食店の開業はあくまで第一歩。将来はいろいろな仕事に挑戦したい

宮崎
倉敷は、やっぱり若い大人が楽しむところが少ないです。
ただ他人任せでなく、自分たちの手で、若者の手で地元を盛り上げなければいけないと思うんです。

今、私と同世代や、それより若い世代の元気がないと思います。
だから、私が同世代や下の世代の手本になればいいなと思って、この店をやっているんですよ。

あと飲食店にこだわるつもりもないんです。
あくまで、飲食店は足がかり。
起業の第一歩ととらえています。

興味がある分野・地域に必要とされている分野があれば、どんどん挑戦していきたいと思っていますね。

すでに、今もいくつかやってみたい分野があって、いろいろと考えていますよ。

おわりに

G.O.A.Tは、若者が若者のためにつくったお店。

営業時間も遅くまでやっているので、時間を忘れて楽しめます。

若いときはやっぱり仲間達と楽しい時間を共有したいですよね。

G.O.A.Tは、そんなときにピッタリのお店。

ぜひ一度仲間といっしょに訪れて、ダーツやカラオケ・ゲームで盛り上がってみませんか。