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オーナー 川西絵里子さんインタビュー
店のビタミンカラーやカフェメニュー、そして店のかたの笑顔で元気とハッピーを届けてくれるカフェ。
Happy supply cafe spicaのオーナー・川西絵里子(かわにし えりこ)さんに管理栄養士を取得し、店を始めた経緯や想いなどを聞きました。
インタビューは2021年8月の初回取材時に行なった内容を掲載しています。
店を始めるならインパクトのある「管理栄養士のいる店」にしたい
カフェのことを伺う前に、管理栄養士を目指した経緯を教えてください。
川西(敬称略)
幼い頃から祖父母が料理を作るのを見ていたせいでしょうか、料理が好きでした。テレビの影響で健康オタクでもありました。
料理は好きですけど、好きなことを仕事にして、嫌いになりたくなかったので、はじめは料理人を目指しませんでした。
高校の時は犬の毛をカットするトリマーを目指していました。
しかし進学を考えてトリマーの学校の見学をしたときに、この環境は自分に合っていないかもと思ったんです。
そこで料理好きを活かせる学校への進学を考えました。
料理を作るのもいいけれどメニューなどを考えるのもいいなぁと、栄養士免許を取得できる短期大学へ進んだんです。
短期大学を卒業時に栄養士を取得して、卒業後は病院で働きました。
管理栄養士の免許は、働きながら勉強して取得されたのですか。
川西
働きながら勉強しました。病院で働きながら料理を作りたいと思うようになったんです。
病院ってメニューを考えることが主で、やっぱり料理をしたいなって。
病院で働いている時にカフェを始めたいと思うようになりました。
栄養士のままでもいいんですけど管理栄養士免許を取得することにしました。
管理栄養士がいるカフェってインパクトあると思いませんか?
それに栄養士免許を取得して、現場の経験があることで、管理栄養士免許の受験資格を満たしているので受けないともったいないかなと思ったんです。
管理栄養士免許を取得後は、カフェを始めるための資金を貯めるよう大学の助手として5年間働きました。
助手として雇われたのですが、辞める前の最後の年はなぜか学生食堂に配属されました。
その時の調理の経験が今のカフェに役立っています。
すべてのひとがハッピーになれる、児島にないカフェを作りたい
どのようなカフェを目指してお店を開いたのですか。
川西
カフェ巡りが好きでさまざまなカフェを訪れていました。
spicaの内装は、私のお気に入りのカフェを手掛けた業者にお願いしました。
ごはんをしっかり食べられて、スイーツもドリンクも充実していて、おしゃれなお店を目指しました。
店内はビタミンカラーのオレンジで統一しています。
元気が出て気持ちもハッピーになれるオレンジを基調としたインテリアや小物でまとめました。
メニューは自分が食べたいなと思うものを提供しています。
毎日食べられて、ごはんもおかずもバランスよくあるメニュー。
食事だけでなく、スイーツもドリンクもあるお店にすることもこだわりました。
児島って食事もスイーツもドリンクも揃っているお店が少ないんです。
児島にそういったお店がないから、児島のひとは倉敷や岡山に行ってしまう。
私の地元だからというのもあるんですが、児島にないものを作りたくてこの地を選びました。
自然と体にやさしいメニューを作れる
メニューを考えるときに意識していることはありますか?
川西
毎日食べられる食事を意識しているので、Happy lunch(日替わり定食)のメインになるものは鶏、豚、魚など変わるようにしています。
spica bowl(丼もの)は週替わりですけど、同じメニューを繰り返しません。
多くても年に2回同じメニューが登場する程度です。
意識しているのはメニュー内容を変えることくらいですかね。
特別意識していなくても管理栄養士として、バランスの取れた食事を毎日提供するのが当たり前だと思っています。
毎日食べて健康になるのがspicaのランチです。
塩の量や栄養価はあまり意識されないのですか。
川西
栄養価は細かく考えていないですが、1日これくらい食べたら大丈夫だろうと、食材レベルで考えてメニュー作りをしています。
スープには根菜を入れたり、味付けにトマトを使ったり素材の味を活かすことで塩を減らせます。
味が濃すぎず毎日でも食べられるものであることが大切です。
今後の想い
目指していることはありますか。
川西
食事をおいしく食べていただけることが一番ですね。
お客様に「なにが入っていますか?」と聞かれたらしめしめと思っています。
おいしかったと思ってもらえた証拠です。
なにも隠しごとはないので聞かれたことにお答えしています。
他には紅茶人口を増やしたいですね。
カフェとなるとどうしてもコーヒーが選ばれがちじゃないですか。
コーヒーはもちろん、紅茶もおいしいよと伝えたいです。
さまざまな紅茶を味わっていただきたいためメニューには数多くの紅茶メニューをご用意しています。
新型コロナウイルス感染症の影響で最近は開催できていないですが、店や公民館で紅茶教室も行なっています。
食事以外ですと、ギャラリーとしてお店を使っていただきたいです。
壁に作品を飾れるようにしていまして、絵や写真などを展示していただけます。
まだ利用が少ないので、ギャラリーとしても使えることを知っていただきたいですね。
使い方は自分次第!ハッピーをお届けするカフェに行きませんか?
店に入ったときから店内のビタミンカラーで気持ちをハッピーにしてくれるspica。
メニューはすべて管理栄養士のオーナーの手作りで心も体も健康でハッピーに。
ランチでもカフェでもギャラリーでも使い方は自分次第!
ハッピーをお届けするカフェ、spicaに行きませんか?
Happy supply cafe spicaのデータ
名前 | Happy supply cafe spica |
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住所 | 岡山県倉敷市児島駅前1-70 丸源ビル1階 |
電話番号 | 086-697-5886 |
駐車場 | あり 3台 |
営業時間 | 午前10時~午後6時30分(ラストオーダー午後6時) |
定休日 | 木 第3水曜日は休み |
支払い方法 |
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予約の可否 | 可 |
座席 | 全20席 ・カウンター:5席 ・テーブル5卓:15席 |
タバコ | 完全禁煙 |
トイレ | 洋式トイレ |
子育て | ・ベビーカー入店可能、但し段差あり ・子ども用食器あり ・子ども用椅子あり ・キッズメニューあり |
バリアフリー | |
ホームページ | Happy supply cafe spica |