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野外音楽フェス「hoshioto Camp’23」〜 “最高の星空の下で最高の音楽を”ワクワクから地方創生へ

野外音楽フェス「hoshioto Camp’23」〜 “最高の星空の下で最高の音楽を”ワクワクから地方創生へ

知っとこ / 2023.10.14

日本で開催される野外音楽フェスティバルの代名詞といえば、ご存じ『FUJI ROCK FESTIVAL(フジ ロック フェスティバル)』(以下フジロック)。

では、岡山で開催される完全インディペンデント(スポンサーに頼らず自主的におこなう)のローカル野外音楽フェスティバルといえば……?

「え?岡山で野外音楽フェスやっているの?」と、いまだ知らぬかたにぜひ紹介したいのが、岡山県井原市で毎年5月に開催される『hoshiotoホシオト)』です。

2023年10月に開催される『hoshioto Camp’23ホシオト キャンプ)』についての紹介と、開催までの経緯など主宰者の藤井裕士ふじい ゆうし)さんへお話を聞きました。

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記載されている内容は、2023年10月記事掲載時の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。

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野外音楽フェスティバル『hoshioto』の概要

(写真提供:hoshioto実行委員会)hoshioto
(写真提供:hoshioto実行委員会)hoshioto

『hoshioto』は地元密着型、完全インディペンデントのローカル野外音楽フェスティバルです。

2012年より星空が綺麗な町、岡山県井原市にて「最高の星空の下で最高の音楽を」をコンセプトに手作りで開催しております。
2017年から現在の開催場所である井原市青野町葡萄浪漫館に移動し、家族でも個人でも仲間とでも参加しやすいフェスティバルを目指しております。
音楽だけではなく、キッズエリアやワークショップ、出店も充実させ、さらにはキャンプも可能になってます。

hoshioto公式Webサイト「What’s hoshioto?」より

コロナ禍で開催が見送られた年もありましたが、そんな困難も乗り越えインディペンデントながら通算12年目に突入しました。


筆者のhoshiotoとの出会い

私は普段、ストリーミングサービスを利用して四六時中音楽を聞いていますし、好きなアーティストのワンマンライブへ年に数回行くぐらいの音楽好きです。

しかし、自称音楽好きながら『hoshioto』に出会うまで、興味はあるものの「野外音楽フェス」に参加したことはありませんでした。

その心は、遠いし高いし…宿泊が…交通費が……子どもが小さいし……そんな言い訳を並べ立て、YouTubeのリアルタイム配信の視聴にとどまっていました。

そんなある日、プレイガイド内をネットサーフィンしていてふと目にした、岡山の野外音楽フェスhoshioto』の情報。

出演アーティストを見ると、なんと前年に県外でのライブにも行くほど好きなバンドが来るとのこと。

岡山に来るなんてもう二度とないかもしれないと思い、即決で行くことにしました。

野外音楽フェスで“天国”を錯覚

当日は「岡山の野外音楽フェスっていったいどんなものだろう」という、ごくごく淡〜い期待はありましたが、長居をするつもりはありませんでした。

正直、自分の好きなアーティストを観るだけで帰ろうかなとさえ思っていました。

ところが、そこには予想を超えた事態が待っていました。

(写真提供:hoshioto実行委員会)hoshioto
(写真提供:hoshioto実行委員会)hoshioto

井原の山の上で、クオリティがめちゃめちゃめちゃめちゃ高い

会場内には6つの特設ステージが組まれています。

大規模なものから小規模なものまで、どんなアーティストにも応えられそうな体勢であることや、リハーサルのようすからもうかがえる音響設備の本気度にまず圧倒されました。

さらに、エントランスからはじまり、森を彩る装飾も抜け目なくおしゃれ。

小さな子どもたちが遊べるスペースも用意されている。

(写真提供:hoshioto実行委員会)hoshioto
(写真提供:hoshioto実行委員会)hoshioto

こだわりのおいしい屋台が並び、おなかが空いても大丈夫。

お天気に恵まれキラキラ輝く新緑を背景に、みんな笑顔で、自分のペースでそれぞれに音楽を楽しみ、木陰のハンモックでリラックス、子どもたちが駆け回り、森のほうぼうからかすかに響くメロディやこだまするハッピーな歓声……。

(写真提供:hoshioto実行委員会)hoshioto
(写真提供:hoshioto実行委員会)hoshioto

圧倒的非日常の空間で、ここは天国かと錯覚しました。

純粋に“音楽”にゆだねられる

そして、自由にただ音楽を楽しめる空間でもあるということ。

ファンじゃなくても、彼らを知らなくても、ただただ純粋に音楽に身をゆだねるだけで、“もらえるもの”があるんだと知りました。

(写真提供:hoshioto実行委員会)hoshioto
(写真提供:hoshioto実行委員会)hoshioto

野外という環境のせいなのか、アーティストたちのエネルギーがなせるものなのか、どんなジャンルであっても素直に触れてみようと自然に思えました。

これらの体験が岡山で叶うという奇跡、交通費をかけなくても泊まらなくても行ける天国がある……!


『hoshioto Camp’23』令和5年10月28日(土)開催決定!


『hoshioto』に対して、ややゆる〜りとしたコンセプトの『hoshioto Camp ‘23』が、令和5年10月28日(土)に開催されます。

『hoshioto Camp』は2023年で3回目です。

もともと、コロナ禍で2020年、2021年と2年間中止となった5月開催の『hoshioto』のリベンジとして、2021年の10月に開催したのが始まりです。

『hoshioto』代表の藤井裕士ふじい ゆうし)さん曰く「やってみたら気候がすごく良くて過ごしやすく、10月なんで日暮れが早いこともあり、5月開催の『hoshioto』よりも早い時間から星をいっぱい見ることができるんです」と。

星空が最高なのでキャンプはおすすめですが、しなくてもOK!

宿泊キャンプは必須条件ではなく、単にイベントを観に来るだけでもOKです。

「ステージ数は少なめなので、ガッツリ音楽を聴くというよりも、ゆっくりのんびり、非日常をゆるやかに味わってもらえたらなと思います。

星空メッセンジャーという星の解説者のかたも来られますし、音楽について語る討論会や、フェス研究の第一人者を招いたトークショーも企画しています。

友達同士や家族はもちろん、一人で来られるかたもたくさんいらっしゃいますし、みなさん思い思いに過ごされます。

ご飯も食べられますし、音楽以外のことも楽しめて、時間はあっというまに過ぎますよ」(藤井さん)

(写真提供:hoshioto実行委員会)hoshioto Camp
(写真提供:hoshioto実行委員会)hoshioto Camp

当日は車で行くこともできますが、井原鉄道の井原駅から会場までのシャトルバス(予約不要)と、JR福山駅から会場までのシャトルバス(要予約)も出ています。

場内駐車場付前売券は数に限りがあります。そのほか駐車場に関する最新情報はWebサイトから確認してください。

ところで『hoshioto』を主宰する代表の藤井裕士さんとは何者なのか、その秘密に迫るべくインタビューをしました。

インタビューを読む

hoshioto Camp '23のデータ

名前hoshioto Camp '23
期日令和5年10月28日(土)午前9時30分開場/午後9時終演
場所岡山県井原市青野町3535-3(会場「グレープ愛ランド 葡萄浪漫館」)
参加費用(税込)前売券:¥7,500
学生割引(高校生):¥2,500
場内駐車場付前売券 :¥12,000(限定数)
​キャンプ券(1張): ¥5,500
※中学生以下は保護者同伴に限り無料
​※場外駐車場付前売券、無料駐車場は現状ありません。

JR福山駅↔会場シャトルバス(要予約):¥3,800
井原鉄道井原駅↔会場シャトルバス(予約不要):¥片道500

駐車場に関する最新情報はWebサイトから確認してください。
​チケットの購入は、e+、チケットぴあにて。
ホームページhoshioto Camp '23
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大島 爽

大島 爽

倉敷(現在地)⇦東京(編集デザイン事務所〜レコード屋~古着屋)⇦倉敷育ち/WEBライティング能力検定1級/倉敷とことこライター/ally

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(写真提供:hoshioto実行委員会)hoshioto Camp

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