見ているだけで元気がでるような、鮮やかな色柄の布で作られたワンピースやポーチ。
田賀朋子(たが ともこ)さんが運営するアパレルブランド「jam tun(ジャムタン)」の商品です。
jam tunは田賀さんが青年海外協力隊としてセネガル共和国(以下セネガル)に赴任したことがきっかけで生まれました。
jam tunができるまでと、商品に込められた田賀さんのセネガルへの想いを紹介します。
記載されている内容は、2023年10月記事掲載時の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。
jam tunのデータ
名前 | jam tun |
---|---|
住所 | 常設店舗なし、期間限定店舗などはInstagramで確認を |
電話番号 | |
駐車場 | なし |
営業時間 | 期間限定店舗などは、Instagramで確認を |
定休日 | 不定休 |
支払い方法 |
|
ホームページ | jam tun |
jam tunとは
jam tunはセネガルで使われている言語のひとつ、プラール語で「平和しかない」という意味で、あいさつの返事として1日に何度も使われている言葉です。
田賀さんは「支援ではないセネガルとのつながり」を形にするため、セネガルで親しまれている言葉を名前にもつブランドを立ち上げました。
ワンピース、パンツ、スカート、トートバッグ、ポーチなど、たくさんの商品がありますが、どれも素材はアフリカ布で、セネガルの仕立て職人が縫製しています。
まったく同じものが二つとないのも魅力のひとつで、同じ形のスカートも一つひとつ柄が違い、どれにしようか迷ってしまいます。
jam tunは常設店舗がないので、Instagramで期間限定店舗やイベント出展の情報をチェックしてください。
セネガルで出会ったアフリカ布
田賀さんは大学卒業後、イギリスの大学院で開発途上国の政治経済や貧困などの問題解決について学び、青年海外協力隊として西アフリカのセネガルへ2年間赴任します。
活動の中心は、首都から車で約9時間も離れているシンチューマレムという農村で、村に日本人は田賀さんたった1人。
けれど、アフリカ布で仕立てた服を着ている日は「どこで布を買ったの?」「どこで仕立てたの?」と声をかけられることが普段より増え、服がコミュニケーションの糸口になってくれました。
セネガルでは自分の好きな布を買い、それを行きつけの仕立て屋さんへ持ち込んで服を作るというオーダーメイドの文化が根差しています。
最初こそ、アフリカ布で作った服を「派手で少し苦手」と感じていた田賀さんですが、「次はどんな服を作ろうかな」とだんだん楽しみになっていったそうです。
セネガルで直面したゴミの課題
セネガルで生活していくなかで、田賀さんは村にカラフルなゴミが散乱しているようすを目にします。
従来、村の人たちは自然に還るものだけで生活をしていたので、ゴミの処理は自分たちで焼却するか家の外へ捨てていました。
そのため、ゴミの焼却場やゴミ収集の仕組みがなく、自然に還らないビニールなどのゴミは村の至る所に溜まっていきます。
カラフルなゴミの正体は、飲料水のパックに使われているビニールや仕立て屋さんが捨てた小さな布きれなど。
田賀さんは、ゴミを捨てることについて考えてもらうきっかけになればと、その小さな布きれとビニールのゴミを縫い合わせて、村の仕立て屋さんと一緒にバッグを作ります。
バッグは口コミで広まり、欲しいという人も出てきたため販売もスタート。
仕立て職人の新しい収入源にもなりました。
jam tunの田賀朋子さんに、これまでの経験やセネガルの魅力、アフリカ布でのものづくりについて、インタビューしました。
jam tunのデータ
名前 | jam tun |
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住所 | 常設店舗なし、期間限定店舗などはInstagramで確認を |
電話番号 | |
駐車場 | なし |
営業時間 | 期間限定店舗などは、Instagramで確認を |
定休日 | 不定休 |
支払い方法 |
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ホームページ | jam tun |