総社市産業部観光プロジェクト課主事・小池 佳央(こいけ よしひさ)さんにインタビュー
実際にサイクリングへ行く前に、総社市産業部観光プロジェクト課主事・小池 佳央(こいけ よしひさ)さんにお話を聞きました。
インタビューは2021年5月の初回取材時に行った内容を掲載しています。

きびチャリ導入の経緯を教えてください
小池(敬称略)
2018年5月、岡山市、倉敷市、総社市、赤磐市の4市で文化庁に申請していた「「桃太郎伝説」の生まれたまち おかやま ~古代吉備の遺産が誘う鬼退治の物語~」のストーリーが、日本遺産に認定されました。
日本遺産とは、地域の歴史的魅力や特色を通じて日本の文化・伝統を語る「ストーリー」を国が認定し、地域活性化につなげるもの。
吉備津神社、鬼ノ城(きのじょう)、きびだんごなど、桃太郎伝説の原型になったとされる28の文化財から構成されています。
きびチャリは、日本遺産認定後「自転車で気軽に日本遺産を巡ってほしい」と、日本遺産「桃太郎伝説の生まれたまち おかやま」推進協議会(岡山市・倉敷市・総社市・赤磐市)が主催で企画・実施している取り組みです。
吉備路自転車道は岡山市・倉敷市を通っているので、きびチャリを導入したサイクリング観光についても広域で連携し、一緒に企画・実施しています。
私自身は産業部観光プロジェクト課に異動となったのは2020年7月。そのころには企画が走り出していたんです。

きびチャリのデザインを初めて見たときは「かわいらしいデザインに仕上がったな」と思いました。
スポークの部分が2本だけ赤になっていて、細部までこだわられているなと。

総社市内の日本遺産について教えてください
小池
一番有名なのは鬼ノ城(きのじょう)です。桃太郎伝説のなかで、桃太郎との戦いの時に温羅(うら:鬼のこと)が、鬼ノ城にこもったといわれている場所です。

標高約400メートルの山頂にあり、吉備路自転車道から遠くに見ることができますよ。
そのほか、鬼ノ城へ向かう道中にある鬼の釜、温羅の血が流れたといわれる「血吸川(ちすいがわ)」、作山(つくりやま)古墳、こうもり塚古墳があります。

吉備路自転車道沿いにあるのは、作山古墳とこうもり塚古墳です。
全国で10番目に大きい作山古墳はのぼれるのが特徴です。ぜひのぼってみてください。
こうもり塚古墳は洞窟の手前まで入ることができますよ。
吉備路自転車道を岡山市まで走るとたどり着く造山(つくりやま)古墳は全国で4番目に大きく、こちらものぼれます。
自転車で巡ると古墳が集まっていることが体感できておもしろいと思います。
きびチャリの楽しみ方を教えてください
小池
きびチャリは見た目がおしゃれなだけでなく、こぎ出しが軽く走りやすい自転車です。

タイヤは26インチ。小学校高学年くらいから乗れると思います。
サドルの高さを調節すれば、男性も無理なく乗れるので、家族でサイクリングを楽しむこともできそうです。
吉備津神社や鯉喰神社(こいくいじんじゃ)など、岡山市、倉敷市に有名な日本遺産が多いのですが、ぜひ総社市にも日本遺産があると知ってもらい、サイクリングを通して広域で楽しんでもらえたらうれしいです。
なだらかな道がほとんどなので、体力に自信がないかたでも挑戦しやすいサイクリングロードだと思いますよ。

また、レンタサイクルはサイクリングロードに限らず利用できるので、商店街などで街乗りのように使うことも可能です。
総社にはパン屋が多いので、パン屋巡りも楽しいかもしれません。













































