Kitchen Ashiato ～ ワンちゃん連れOK！愛犬家が営む家庭の味を楽しめるランチ&居酒屋

店長・三宅麻里さんにインタビュー

Kitchen Ashiatoの店長である三宅麻里（みやけ まり）さんに取材しました。

Kitchen Ashiatoをオープンした経緯を教えてください

三宅（敬称略）

もともとお店をやりたいという想いがあり、どうせならワンちゃんもOKのお店にしようと思っていました。

というのも、私自身もワンちゃんを飼っているのですが、どこかに食べに行こうにも、家に置いて行かないといけない、早く帰らないといけないというもどかしい気持ちがあったんです。

お店もワンちゃんOKにすれば、お客さんだけではなく私もワンちゃんを連れてこられるので、このお店をオープンしました。

お店の名前の由来を教えてください

三宅

「Kitchen Ashiato」のAshiato（足跡）の一つ目の意味は、ワンちゃんを連想させるからです。

お店の看板には、犬の足跡のイラストがあるのでわかりやすいと思います。

そして実はもう一つの意味として、ここに来て楽しい時間をここで残してもらえればという想いを込めてAshiatoという名前をつけました。

お店のコンセプトはありますか？

三宅

このお店が「愛犬家たちの居場所」になってほしいと思っています。
お客さんは倉敷市内在住のかたが多い印象ですが、実は遠方からのお客さんも多くいらっしゃいます。

近隣地域でペット関連のイベントが開催されたときや、休日にワンちゃんとお出かけした際などに、当店で食事をされてから帰るお客さんも多い印象です。

夜の居酒屋時間でもペットOKのお店は、あまり聞いたことありません。

そのため、ワンちゃんと一緒に家族で食事したり、お友達同士で集まったりできる居場所としてこのお店に来てもらえたらと思います。

お店を営業するうえで大事にしていることはありますか？

三宅

和気あいあいとした下町のお店みたいな雰囲気にしたいという想いはありますね。

私も、初めて来店されるお客さんにも話しかけます。このお店は常連さんも多く、みなさんフレンドリーなので常連さん同士でも話が盛り上がることがよくあります。

遠方からの出張で、このお店近隣のホテルに滞在しているかたが食事に来て、その数か月後の出張の際にまた来てくれたこともありました。

しかも、そのかたが同僚などを連れてきたときは、すごくうれしかったですね。

ここで提供している料理は決して「映え」はしないのですが、すべて手作りの家庭の味で、温かい気持ちになってくれるような料理を提供しています。

夜は居酒屋として営業していますが、お酒は飲まなくても、ごはんを食べに来てくれるだけでもうれしいです。ソフトドリンクもありますので、お酒が飲めなくても大丈夫ですよ。

ちなみに、店主の私もお酒は飲みませんので、気負わず食事しに来てください。

今後の目標や展望などがあれば教えてください

三宅

お店の2階部分を宿にしたいと思っています。
来年（2026年）オープンを目標に、現在は清掃や修繕などをおこなっています。

関西や四国などの遠方からいらっしゃるお客さんも多くいるのですが、このあたりでワンちゃんと泊まれるところがなかなかないので、日帰りで帰ってしまうことがほとんどだとよく聞くんです。

そのようなかたたちが愛犬と一緒に泊まれる宿をお店の2階部分に作り、ゆっくり愛犬とのお出かけを楽しんでいってほしいと思っています。

読者へメッセージをお願いします

三宅

愛犬がいるかたはもちろん、いなくても犬が大丈夫であれば、誰でも大歓迎です。

店のなかのようすが外から見えないので、少し入りにくいかもしれませんが、飲み物1杯だけのご注文でも大丈夫ですし、散歩がてらふらっと寄っていただいてもかまいません。

お一人でもお友達やご家族とも、ぜひKitchen Ashiatoで楽しいお食事時間を過ごしてもらえたらと思います。

おわりに

どのメニューも家庭的でおいしく、昼でも夜でもお財布に優しい値段で食事ができるお店です。

食事に行くたびに、店主をはじめ、ほかのお客さんもみなさんフレンドリーで温かい空間だなと思います。

取材を通して、店主のワンちゃんに対する愛や想いなどを知り、愛犬家たちに「ワンちゃんOKのランチ&居酒屋が水島にあること」を知ってほしいと思いました。

いつも温かく出迎えてくれる店主とスタッフ、そしておいしい家庭的な料理を食べにぜひ行ってみてください。